葡萄染(えびぞめ)とは?|Ebizome|#7A4171

葡萄染Ebizome

色の名前Japan Color Name 葡萄染(えびぞめ)
ローマ字Romanized ebizome
RGB R:122 G:065 B:113
CMYK C:00 M:47 Y:07 K:52
Web カラーHex triplet

色の説明

葡萄染(えびぞめ)とは、赤みがかった少し薄い紫色のことです。葡萄葛 えびかずらの熟した実のような色で、紫草の根を用いて染められました。平安時代に宮廷の女官に好まれたらしく、『枕草子』に「女の表着は薄色、葡萄染、萌黄紅梅、すべて薄色のたぐい」という表記がみられます。『衣服令』によると服色条九番目の色です。

襲の色目としては、「表・蘇芳、裏・はなだ」を配した四季に通用する色目です。ちなみに「葡萄」の文字は江戸中期頃から「ぶどう」とよばれるようになりました。

-読み:えびぞめ-

「二藍、葡萄染めなどのさいでの押しへされて、
 草子の中などにありける、見つけたる」

『枕草子』清少納言。長保二年(一◯◯◯)頃。

関連色:、海老色

[Explanation of a color]

The Ebizome, it is a little thin purple reddish. In colors like fruit was ripe Ebikazura, it was dyed using purple grassroots. Seemed favored lady-in-waiting to the court of the Heian period, the notation “light-colored, grape dyed, Moegi, cherry, red plum, Tagui kind of pale all table clothes of woman” will be seen in “Makuranosoushi”. The color of the 9th clothes color Article According to the “Ifukurei”.

The color of the raid, is the color that works in four seasons that was placed “front and sappanwood, back-Hanada” the. By the way, the character of “葡萄” is now called “Budou” from Edo around mid-term.

-read:Ebizome-

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