利休白茶(りきゅうしらちゃ)とは?|Rikyushiracha|#E6E3C5

利休白茶Rikyushiracha

色の名前Japan Color Name 利休白茶(りきゅうしらちゃ)
ローマ字Romanized Rikyushiracha
RGB R:230 G:227 B:197
CMYK C:13 M:10 Y:27 K:00
Web カラーHex triplet
誕辰色10月13日

色の説明

利休白茶(りきゅうしらちゃ)とは、薄い灰みがかった黄褐色のことです。 わび茶道の祖・ “千利休 せんのりきゅう” をイメージさせる上品で穏やかな白茶色。色名では茶とされていますが色調は鼠色系にあたります。『利休茶 りきゅうちゃ』の派生色。

利休白茶がいつから染められるようになったか定かではありませんが、寛政九年の手写の『染物秘傳 そめものひでん』に『利休染 りきゅうぞめ』が記されていることや、『手鑑模様節用 てかがみもようせつよう』に利休茶が記されていることから寛政年間以降で、『白茶 しらちゃ』が流行した文化・文政の頃からでしょう。

※寛政年間:1789年から1801年
※文化年間:1804年から1818年
※文政年間:1818年から1830年

名称に付けられた「利休」はもちろん茶人 “千利休”のことですが、実際に利休にゆかりのある色ではなく、『利休茶』や『利休鼠』のように名前を借りただけのものと思われます。他にも『利休色』『利休生壁 りきゅうなまかべ』『錆利休 さびりきゅう』など、千利休の死から二百年後の江戸後期には「利休」がつく色名が数多く生まれました。

-読み:りきゅうしらちゃ-

千利休(せんのりきゅう])/千宗易 せんそうえき

千利休は、戦国時代から安土桃山時代にかけての商人、茶人。
わび茶を大成させた茶道千家流の始祖であり、「茶聖」とも称せられる。 18歳の頃、茶の湯の第一人者 “武野紹鴎 たけのじょうおう”に茶の道を学び、後に二人の天下人 “織田信長” と “豊臣秀吉” に仕えた。
また、“今井宗久 いまいそうきゅう”・“津田宗及 つだそうきゅう”とともに茶湯の天下三宗匠 てんかさんそうしょうと称せれている。

数多くの弟子を抱え、また、天下人・豊臣秀吉の側近として多くの大名にも影響力をもったが、やがて秀吉との関係が悪化し、最後は切腹へと追い込まれた。なお、切腹を命ぜらるに至った真相は諸説あり、いまだ定まっていない。

戦国大名の“蒲生氏郷 がもううじさと”や“細川忠興 ほそかわただおき”、織部好みを生み出した茶人大名の“古田織部 ふるたおりべ”などの高弟は、特に「利休七哲」と呼ばれた。

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Rikyushiracha, is a yellow-brown thin ash body is bought. Elegant and serene white brown as an image of Seo “Sen no Rikyu” of apology tea ceremony. In the color name it has been with the tea, but color is around the gray system. Derived color of the “Rikyucha”.

Rikyushiracha is Although there is no clear or came to be dyed from time, Kansei year since it and that “Rikyuzome” is written in “Somemonohiden” of Shusha of 1797 years, the Rikyu tea to “TekagamiMoyouSetsuyou” has been written later, will from the time of the culture and Bunsei that “Shiracha” was epidemic.

※ Kansei year: 1801 from 1789 ※ cultural year: 1818 from 1804 ※ Bunsei year: 1830 from 1818

Attached to the name “Rikyu” is that of course tea masters “Sen no Rikyu”, but not the colors that are actually the edge Yukari to Rikyu, the only borrowed the name, such as “Rikyu tea” and “Rikyunezumi” also it seems to be. Such as the other also “Rikyuiro” “Rikyu raw wall Rikyu Namakabe”, “rust Rikyu rust Rikyu”, in the late Edo period after two hundred years from the death of Sen no Rikyu was born many color name to get the “Rikyu” It was.

-read: Rikyūshiracha-

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