孔雀緑(くじゃくみどり)とは?|Kujakumidori|#008E74

孔雀緑Kujakumidori

色の名前Japan Color Name 孔雀緑(くじゃくみどり)
ローマ字Romanized Kujakuao
RGB R:000 G:142 B:116
CMYK C:100 M:00 Y:63 K:15
Web カラーHex triplet
誕辰色4月5日

色の説明

孔雀緑(くじゃくみどり)とは、孔雀の美しい青緑の羽のような鮮やかな青緑色のことです。孔雀の羽に見られる青みがかった鮮やかな緑に由来しています。『くじゃくりょく』とも読まれ、さらに『孔雀色 くじゃくいろ』の別名もあります。

近代にできた色名で明治の頃に西洋から伝わった『ピーコックグリーン』を和訳したものです。 孔雀の青い羽根に由来した『孔雀青 くじゃくあお』という色もありますが、こちらも同時期に伝わった『ピーコックブルー』を和訳してできた色名です。

孔雀は中国から東南アジア、南アジアに分布するキジ科の鳥類で、オスは大きく鮮やかな飾り羽を持ち、それを扇状に開いてメスを誘う姿が有名ですが、美しいのオスだけです。
羽毛が装飾品として珍重された他、害虫・毒蛇類を好んで食べることから益鳥として尊ばれました。また仏教においては孔雀明王として信仰の対象となっています。

ちなみに、孔雀の我が国への伝来はとても古く、新羅 しらぎから“推古天皇 すいこてんのう”に孔雀を送ったという記述が『日本書紀』に見られます。
江戸の頃になると庶民への認知度も高くなり、大阪では孔雀を見ながら茶が飲める茶店『孔雀茶屋 くじゃくちゃや』が大人気でした。また日本画の題材としても数多くみられます。

日本画の題材として好まれながら、明治期のピーコックグリーンの伝来まで孔雀の名を冠する色名がなぜ作られなかったのか不思議です。

孔雀

-読み:くじゃくみどり-

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Kujakumidori, it is the vivid blue-green, such as the peacock of the beautiful blue-green feathers. It comes from the vivid green to bluish found in peacock feathers. Also be read as “Kujakuryoku”, there still also alias of “Kujaku-iro”.

It is the thing which was a Japanese translation “Peacock Green,” which introduced from the West to the days of the Meiji era in the color name that could be to the modern. There is also a color that were derived from the peacock blue feather “Kujakuao”, but it is the color name that can try Japanese translation here was also transmitted to the same period the “peacock blue”.

Peacock Southeast Asia from China, in the pheasant family of birds distributed in South Asia, male has a big vivid decoration feather, but figure to open it like a fan invites the female is famous, only beautiful male.
Other feathers are prized as ornaments, it was revered as beneficial bird from eating in favor of pest-Viper class. Also in Buddhism has become the subject of faith as a peacock Ming Wang.

By the way, handed down to the peacock of our country is very old, I will be seen in the statement that sent a peacock from Silla Shira-gi to Suiko Suiko is “Nihonshoki”.
When it comes to the time of the Edo becomes higher awareness of the common people, was a popular teahouse “Kujakuchaya” is that tea can drink while watching the peacock in Osaka. It also is seen a large number also as Japanese painting of the subject.

While being favored as a Japanese painting of subject, it is wondering color name bears a peacock of name to legacies of Peacock green of the Meiji era was not why made.

-read: Kujakumidori-

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孔雀緑(Kujakumidori)
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タグ:明治の色鳥の羽色

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