黒橡(くろつるばみ)とは?|Kurotsurubami|#322C28

黒橡Kurotsurubami

色の名前Japan Color Name 黒橡(くろつるばみ)
ローマ字Romanized Kurotsurubami
RGB R:050 G:044 B:040
CMYK C:20 M:25 Y:25 K:75
Web カラーHex triplet
誕辰色11月3日

色の説明

黒橡(くろつるばみ)とは、橡の実を砕いて煎じたものを鉄媒染で発色させた青みがかった黒色のことです。ちなみに橡は櫟(くぬぎ)の古名で、灰汁焙煎では黄褐色の黄橡になります。泥で染めたような黒は身分の低い者が着用する衣服の色でしたが、ドングリによって染めた黒橡は黒染めと同じく貴人の喪服に用いられ、伝統色名として受け継がれてきました。『万葉集』にある「橡の衣」とは、この黒橡色の衣のことです。

-読み:くろつるばみ-

「重き御服をこそきせ侍るべかりけれ。<略>とて、濃き鈍色の御衣一襲、
 くろつるばみの御小袿うち出て」

『宇津保物語』作者未詳。天保〜長徳(九七○〜九九)。

関連色:、灰紫

[Explanation of a color]

The Kurotsurubami, it is a black blue taste that were developed in the iron mordant those infused with crushed conker tinged. By the way, Hijaz oak, horse chestnut is the yellow horse chestnut tan in roasting lye. Black, such as dyed in the mud was the color of clothes a person humble to wear, but the black horse chestnut dyed by acorn is used for mourning dress of nobles as well as black oxide, and has been handed down as a traditional color name. The “clothing Horse Chestnut” in “Manyoshu” is the clothing of this black horse chestnut color.

-read:Kurotsurubami-

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黒橡(Kurotsurubami)
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タグ:奈良の色着物の色

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