色の名前Japan Color Name | 藍海松茶(あいみるちゃ) |
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ローマ字Romanized | Aimirucha |
RGB | R:086 G:086 B:075 |
CMYK | C:71 M:62 Y:69 K:20 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
藍海松茶(あいみるちゃ)とは、濃く黒ずんで藍みを帯びた茶色のことです。海松と茶という二つの流行色名を色名ですが、『愚雑俎(ぐざつそ)』に「今あいみる茶といふものは、素みる茶に藍をかけし色なれば」と書かれています。元文(一七三六〜四一)の頃、男子の小袖に、また宝暦(一七五一〜六四)の頃には麻裃にこの色が流行したと伝えられています。
-読み:あいみるちゃ-
「男女衣服流行の染色<略>元文の頃丈長く袖少し大く御服袖口とて針かず少なく縫ゆき長く黒袖べり色は 檳子くり梅藍みる茶木賊色」
『嬉遊笑覧』喜多村信節。文政十三年(一八三◯)。
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
[Explanation of a color]
The Aimirucha, It is a brown-tinged indigo taste in dark black. The color name of the fashionable color name of two of tea and see, but it is written “What Toiu tea to try love now, becomes color Shi multiplied by the indigo to tea to see original” and the “foolish miscellaneous altar of sacrifice”. It is said this color was popular in the hemp kamishimo the time of treasure calendar days of the original statement, also, in the men’s short-sleeved kimono.
-read:Aimirucha-
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