色の名前Japan Color Name | 苔色(こけいろ) |
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ローマ字Romanized | Koke-iro |
RGB | R:120 G:136 B:045 |
CMYK | C:30 M:00 Y:80 K:50 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 1月7日 |
色の説明
苔色(こけいろ)とは、苔のような深く渋い黄緑色のことです。色名の由来はもちろん苔の色から。平安時代からの由緒ある色名ですが、現代では『モスグリーン( Moss green)』のほうが一般的かもしれません。
元々は重 ねの色目で、「表・濃萌黄、裏・濃萌黄」などを配し、夏に用いられていました。ちなみに、平安文学に『苔衣 』の言葉が見られますが、これは苔を衣に見立てた僧侶や隠者の粗末な衣服を差しており、『苔色』の衣を表しているわけではありません。
苔はコケ植物の苔類、蘇類など花の咲かない背の低い植物の総称。日本には約二◯◯◯種類もあり、日本庭園や盆栽で利用されるほか、我が国の国歌「君が代」で歌われるなど古くから日本人に親しまれてきた植物です。
苔生 した老木や苔に覆われた庭石の味わい深さは、侘び寂びに代表される日本人の美意識の象徴であり、そこから生まれた『苔色』には日本文化の片鱗をみることができるといえるでしょう。
-読み:こけいろ-
「岩にむす苔の緑のふかき色をいく千世までと誰か染めけむ」
『金槐和歌集』源実朝。建暦三年(一二一三年)
関連する色の紹介
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[Explanation of a color]
The Koke-iro, it is a dark yellow-green as the color of the moss plant. Is what is called a moss, there is also approximately two thousand kinds of Japan is a general term such as moss moss plants, such as Su. By the way, words such as “moss” and “Kokekoromo” is also seen peace literature, which is pointing to poor clothes of hermit monks and likened to batter the moss, not a color name. The color of the prone, in color which arranged the “light green light green front and dark, dark back,” and was used in the summer.
-read:Koke-iro-
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