色の名前Japan Color Name | 小麦色(こむぎいろ) |
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ローマ字Romanized | Komugi-iro |
RGB | R:228 G:163 B:067 |
CMYK | C:00 M:38 Y:75 K:12 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
小麦色(こむぎいろ)とは、小麦の殻粒のようなやわらかい赤みのある黄色のことです。「小麦色の肌」のように、綺麗に日焼けした健康的な肌色を形容する場合に使われます。
小麦色はもともと日本の伝統色ではなく、英語の『ホイート(wheat)』の訳語で、近代文学で使われるようになったものが定着しました。平安時代の色でいえば『深黄 』が近い色といえるでしょう。
ちなみに、小麦色が日焼けした肌を形容するのは日本だけで、英語の『ホイート色』は日焼けの色としては使われていません。海外でいえば、フランスの日焼けした肌色の形容として「焦げたパンの色」を表す『パン・ブリュレ(pain brule)』が使われていて、こちらは『茶色』に近い色です。
小麦(こむぎ)
小麦(コムギ)は、イネ科コムギ属に属する一年草の植物。一般的にはパンコムギを指します。世界三大穀物の一つ。古くから栽培され、世界で最も生産量の多い穀物のひとつです。
我が国でも小麦との関わりは深く、約2000年前の遺跡から小麦が出土しています。また、奈良・平安期には「五穀」の1つとして重視されていましたが、製粉技術が発達する江戸時代までは、食料としてよりも飼料として使われることが多かったようです。
小麦が食料として使われなかったからでしょうか、近代になるまで『小麦色』や『麦藁色 』など麦に関する色名はあらわれませんでした。
-読み:こむぎいろ-
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Komugi-iro, is yellow with a soft reddish such as shell grains of wheat. Such as “skin of Komugi-iro”, it will be used in the case of epithet a beautifully tanned healthy skin color.
Komugi-iro is not originally in Japan of traditional colors, in the translation of the “wheat” in English, which came to be used in modern literature was established. Speaking with the color of the Heian Period “Fukakiki” is perhaps the color close.
By the way, the only Japanese to epithet the skin Komugi-iro is tanned, English of “Wheat” is not used as the color of the sunburn. Speaking abroad, as the epithet of France of tanned skin color represents a “color of burnt bread” have been used a “pain brule”, here is the color close to the “Cha-iro”.
Wheat or probably because has not been used as food, color name on the wheat, such as until the modern “Komugi-iro” and “Mugiwara-iro” did not appear.
-read: Komugi-iro-
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タグ:植物の色