色の名前Japan Color Name | 白(しろ) |
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ローマ字Romanized | Shiro |
RGB | R:255 G:255 B:253 |
CMYK | C:00 M:00 Y:01 K:00 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
白(しろ)とは、日本の色名の中でも最古のものの一つで、光のすべてを反射する物の人間が知覚する表面に見える色のことです。
『白』は無彩色で、黒の対語であり、色を区別するための最初の言葉として使われました。最古の歴史書『古事記』でも、『黒』『赤』『青』とならんで『白』が登場しています。
古代の日本人にとって、白は純真無垢 で潔白を表し、神事に関係ある神聖な色として特別な存在でした。この伝統は現在に至るも変わっていません。
また近代においても武士の切腹時の白装束や、喪服の色が『白』であるように、『白』はそれだけ神聖で清らかな禁忌の色だったのです。
そのため、特別な場合をのぞき、あまり『白』の衣服を身につけませんでした。
白い衣服が一般的になったのは西洋文化を取り入れた明治以降です。喪の色も徐々に黒に変わっていきました。
-読み:しろ-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
[Explanation of a color]
The Shiro, is one of the oldest among the color name in Japan, and is a color that appears on the surface of a human thing that reflects all of the light is perceived. White achromatic, is a Taigo of black, it was used as the first words to distinguish colors. History books of the oldest “But Kojiki”, White has appeared alongside black, red, and blue.
For the Japanese ancient, represents the innocence in the tabula rasa, white was a special existence as a sacred colors that are related to the ritual. This tradition leading to the current also has not changed.
-read:Shiro-
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タグ:古代の色