薔薇色(ばらいろ)とは?|Bara-iro|#E73275

薔薇色Bara-iro

色の名前Japan Color Name 薔薇色(ばらいろ)
ローマ字Romanized Bara-iro
RGB R:231 G:050 B:117
CMYK C:00 M:90 Y:23 K:0
Web カラーHex triplet
誕辰色6月24日

色の説明

薔薇色(ばらいろ)とは、赤い薔薇 ばらの花のようなあざやかな紅色 べにいろのことです。『そうびいろ』『しょうびしょく』とも読まれます。

薔薇は中国から伝わり、平安時代の『枕草子 まくらのそうし』や『古今和歌集 こきんわかしゅう』にもその名が登場しますが、一般的な色名として使われるようになるのは明治以降からです。ただし、かさねの色としては『薔薇襲 そうびかさね』があり「表・くれない、裏・紫」の組み合わせで表しました。

薔薇色は「薔薇色の人生」「薔薇色の未来」というように、華やかなことや楽しいことの比喩として使われることが多い色です。反対に悲観的な色としては『灰色 はいいろ』があります。

「我はけそ うひにぞ見つる 花の色をあだなるものと いふべかりけり」

『古今和歌集』紀貫之。

「今朝、初めて薔薇の花を見たけれど、花の色は移ろいやすくはかないいものだった」という意味で、「女性の本性」を薔薇の花にかけたもの。

※そうひ…薔薇の花 ※うひ…初めて ※あだ…はかない・移ろいやすい

薔薇(バラ)

薔薇はバラ科バラ属の総称。葉や茎に棘を持つ灌木 かんぼく、低木の植物。古くは「うまら」「うばら」と呼ばれ、『万葉集』にもその名がみられました。

日本は薔薇の自生地として世界的に知られており、品種改良に使用された原種のうち3種類(ノイバラ、テリハノイバラ、ハマナシ)は日本原産です。

「ばら」の名は和語で、「いばら」が転訛 てんかしたもの。漢語「薔薇」の字をあてますが、音読みで「そうび」「しょうび」とも読まれます。

6月の誕生花。季語は夏(ただし、「冬薔薇 ふゆそうび」は冬の季語)。 花言葉は「愛情」です。

伝統色では『薄紅 うすくれない』に似ていますが、薔薇色のほうが近代にできた色だけあってより鮮やかな色をしています。また、古い薔薇の品種である「庚申薔薇 こうしんばら」を元にした『長春色 ちょうしゅんいろ』という色があり、こちらは大正時代に流行しました。

薔薇の花

薔薇(バラ)

-読み:ばらいろ-

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Bara-iro, is a vivid bright red, such as red roses. It is also read as “Soubiiro” “Shoubishoku”.

Rose is transmitted from China, but also appeared its name to “The Pillow Book” and “Kokin Wakashū” of the Heian period, become to be used as a general color name is from after the Meiji era. However, as the color of the raid pile was represented by a combination of “Soubi-gasane” is there “Table · Kurenai, back · Murasaki”.

Rose, as the “rose of life”, “the future of the rose”, is a color which is often used as a metaphor of the glamorous thing and fun. The pessimistic color on the opposite there is a “Hai-iro”.

Rose

Rose is a general term for Rosaceae genus Rosa. Shrubs bushes, shrubs of plants with thorns on the leaves and stems. Old is referred to as the “Umara” “Ubara”, also in “Manyoshu” its name was seen.

Japan is known to the world as a self-fabric rose, three of the species that have been used in breeding (dog rose, Terihanoibara, Hamanasi) is native to Japan.

Under the name the native Japanese words of “Bara”, those “Ibara” was bastardization epilepsy. You rely on the character of the Chinese, “薔薇”, but is also read as “Soubi” “Shoubi” in phonetically. June birthday flower. Kigo summer (However, “Fuyusoubi” winter season words). The language of flowers is “love”.

The traditional color is similar to the “Usukurenai”, but more of Bara-iro have a more vivid color There is only color that could be modern. In addition, there is a color that is the varieties of old roses “Koushin-Bara” was based on “Choushun-iro”, here it was popular in the Taisho era.

-read: Bara-iro-

伝統色のいろは 筆ペンセット

サイト運営者からのお願い

このサイトが気に入った役に立ったと思われた方は、Amazon・楽天で買い物をする際はぜひ下記のバナーをタップしてからお買い物をお願いいたします。

こちらからお買い物をしていただきますと、価格の1%相当のポイントがサイトに入ります。もちろんその分、高くなるようなことはありません。

いただいたポイントは今後のサイト運営のための書籍代運営費モチベーションにつながりますので、ご協力いただけますと嬉しいです。

Post navigation


Pinterestでシェアする際にご利用ください。

薔薇色(Bara-iro)
別パターンの薔薇色画像はこちら

注意事項

表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。

印刷などに伝統色を利用したい場合は、DICグラフィックス株式会社から発売されている日本の伝統色シリーズがオススメです。

DIC 日本の伝統色 第9版


タグ:明治の色植物の色花の色

この伝統色名が気に入ったらシェアをお願いします

この記事のタイトルとURLをコピーする

「薔薇色」関連の商品

楽天市場での商品検索結果6件ご紹介します。

着物の買い替えをお考えなら、まずは高く売りましょう!薔薇色の着物を売る。着物買取情報はこちら!


参考にしている書籍

▲ページの先頭へ戻る