色の名前Japan Color Name | 藤鼠(ふじねずみ) |
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ローマ字Romanized | Fujinezumi |
RGB | R:110 G:117 B:164 |
CMYK | C:69 M:56 Y:17 K:00 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 9月12日 |
色の説明
藤鼠(ふじねずみ)とは、薄い紫の藤色を鼠がからせたような落ち着いた雰囲気の青紫色のことです。江戸中期より婦人の和服の地色として好まれ、明治・大正にかけてたびたび流行しました。明治27年頃には「新駒色」と呼ばれて流行衣装の雑誌『都の華』に紹介されています。
染色法は『染物早指南』(嘉永6年・1853)に「蘇芳水等分、唐藍少々、鉄漿ポッチリ、もも皮少々、石灰水へ入る」と記されています。
-読み:ふじねずみ-
関連色:藤色、青紫、新駒色
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
[Explanation of a color]
The Fujinezumi refers to the blue-violet atmosphere calm rats that let the shell mauve pale purple. Preferred as the background color of the kimono lady from Edo, I became popular often the Meiji and Taisho. It is introduced in the “flower of the city” magazine trendy costume is called “Sinkoma-iro” in the Meiji around 27.
Staining method has been labeled “Suou water equal parts, each Toaisukuna, Ohaguro Potchiri, peach skin a little, go to lime water” and “dyeing early teaching” in (1853).
-read:Fujinezumi-
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