二藍(ふたあい)とは?|Futaai|#888ABC

二藍Futaai

色の名前Japan Color Name 二藍(ふたあい)
ローマ字Romanized Futaai
RGB R:136 G:138 B:188
CMYK C:58 M:50 Y:00 K:00
Web カラーHex triplet
誕辰色8月13日

色の説明

二藍(ふたあい)とは、藍の上に紅花を染め重ねた明るく渋い青紫色のことです。古くは紅のことを『紅藍 くれない』と表記し、色名はこの紅藍と藍の二色の藍で染めたという意味から。この染色が行われるのは平安時代からで、若年ほど紅を強めに、壮年ほど藍を強くするため、二藍は使用者の年齢によって各種存在していました。『源氏物語』では、“光源氏”が息子の“夕霧”に対し「紅みの強い二藍では軽く見られる」と嗜める場面があります。

二藍は、『源氏物語』の他に『栄華物語』や『蜻蛉日記』などの平安文学でよく見られる当時の人気の色でした。

-読み:ふたあい-

「直衣こそあまり濃くて軽びためり。非参議のほど、何となき若人こそ、二藍はよけれ。ひきつくろはむや」

『源氏物語』「藤裏葉」紫式部。

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Futaai, it is a dull bluish purple of repeated dyed safflower on you under dyed in indigo. The color name was given from the fact that Beniai also called in ancient times that of safflower, dyeing with indigo of two types of blue-green and red this indigo. By the way, this staining is done than from the Heian period, because the pale blue-green as young, to a lighter red as prime of life, two indigo had been present due to various age of the user. Niai is the color names come out well and “glory story” and “dragonfly diary”, also in literary works of the Heian era.

-read:Futaai-

伝統色のいろは 筆ペンセット

サイト運営者からのお願い

このサイトが気に入った役に立ったと思われた方は、Amazon・楽天で買い物をする際はぜひ下記のバナーをタップしてからお買い物をお願いいたします。

こちらからお買い物をしていただきますと、価格の1%相当のポイントがサイトに入ります。もちろんその分、高くなるようなことはありません。

いただいたポイントは今後のサイト運営のための書籍代運営費モチベーションにつながりますので、ご協力いただけますと嬉しいです。

Post navigation


Pinterestでシェアする際にご利用ください。

二藍(Futaai)
別パターンの二藍画像はこちら

注意事項

表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。

印刷などに伝統色を利用したい場合は、DICグラフィックス株式会社から発売されている日本の伝統色シリーズがオススメです。

DIC 日本の伝統色 第9版


タグ:平安の色染めの色

この伝統色名が気に入ったらシェアをお願いします

この記事のタイトルとURLをコピーする

「二藍」関連の商品

楽天市場での商品検索結果8件ご紹介します。

着物の買い替えをお考えなら、まずは高く売りましょう!二藍の着物を売る。着物買取情報はこちら!


参考にしている書籍

▲ページの先頭へ戻る