色の名前Japan Color Name | 銀鼠(ぎんねずみ) |
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ローマ字Romanized | Ginnezumi |
RGB | R:187 G:188 B:191 |
CMYK | C:31 M:24 Y:21 K:00 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 10月17日 |
色の説明
銀鼠(ぎんねず)とは、銀色のようなほんのり青みを含んだ明るい灰色のことです。古くは『錫色 』とも。江戸中期は度々「奢侈禁止令 」が発布され、派手な色の着物が禁止されていました。そのため元々は地味な色と考えられていた茶系・鼠系の着物ですが、僅かな色の違いを粋に着こなすことが大流行し、様々な種類の茶色や鼠色が生まれました。いわゆる『四十八茶百鼠 』のことです。銀鼠もそんな流行色の一つでした。
銀鼠は水墨画でいうところの「墨の五彩 」の「淡」にあたります。ちなみに、五彩とは単純に五色の色合いのみ表す言葉ではなく、墨の濃淡により無限の色を表現できるという意味です。
銀は古くから「しろがね」と呼ばれるように、銀鼠も白系統の色に入ります。
-読み:ぎんねず-
「銀鼠の襟のついた中型縮緬の長襦袢」
『当世書生気質』坪内逍遥著。明治十八〜十九年(一八八五〜八六)。
関連する色の紹介
墨の五彩に関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Ginnezumi, in the meaning of gray-tinged green willow, it is a gray to pale greenish. One color be called by the color name of two species of rats and tea appeared in the late Edo period, such as “forty-eight tea hundred rat” is because it is a low-tinted color. Color to be called by the name of “Cha” in general represents a warm flavor and bitterness, color called “Nezumi” represents a soft color tone cool. Of course, color named willow tea also exists as a color variation of willow mouse.
-read:Ginnezumi-