‘江戸の色’タグの一覧
‘江戸の色’のタグに関連する日本の伝統色「200色」をご紹介します。
- ■桔梗紫-Kikyoumurasaki(#6944a8)
桔梗紫(ききょうむらさき)とは、桔梗の花のような青みを帯びた紫色のことです。『桔梗紫』は江戸時代に生まれた染めの色で、桔 …続きを読む - ■黄茶-Kicha(#AD7207)
黄茶(きちゃ)とは、茶染めの染色の一つで黄みがかった茶色のことです。江戸中期に流行した四十八茶百鼠しじゅうはっちゃひゃく …続きを読む - ■砂色-suna-iro(#A9A08A)
砂色とは、砂浜の砂のような黄色がかった薄い灰色のことです。その名のとおり、色名は砂に由来しています。英名はサンド(san …続きを読む - ■浪花鼠-naniwanezu(#D8BEBD)
浪花鼠(なにわねず)とは、淡く渋い紅赤色のことです。 色名の「浪花」とは大阪市付近の古称で地名にちなんだ色名。「四十八茶 …続きを読む - ■黒柿-Kurogaki(#612E04)
黒柿(くろがき)とは、深く渋い茶色のことです。江戸前期からの色で、その名のとおり黒みの『柿色』が色名の由来です。染色法は …続きを読む - ■御所染-Goshozome(#E7B8C2)
御所染(ごしょぞめ)とは、淡く渋い紅色のことです。寛永年間に東福門院 の女院御所に仕える女官から広まったため、この雅な名 …続きを読む - ■市紅茶-Shikocha(#887B3E)
市紅茶(しこうちゃ)とは、深く渋い萌黄色のことです。 色名は江戸後期の歌舞伎役者“市川團蔵(五代目)”に由来しています。 …続きを読む - ■本紫-Honmurasaki(#6846A5)
本紫(ほんむらさき)とは、紫根染めで染められたあざやかな紫色のことです。 紫根染は古くからの『紫色』の染色法で、ムラサキ …続きを読む - ■山葵色-Wasabi-iro(#8EC298)
山葵色(わさびいろ)とは、すり下ろした山葵のような薄い黄緑色のことです。江戸中期以降、山葵が庶民に普及するのに合わせて生 …続きを読む - ■海老色-Ebi-iro(#932e40)
海老色(えびいろ)とは、伊勢海老の殻ような深く渋い赤色のことです。「えび色」といえば、平安の頃からある色名ですが、それは …続きを読む - ■錆御納戸-Sabionando(#406F79)
錆御納戸(さびおなんど)とは、くすんだ深い緑がかった青色のことです。江戸時代の流行色の一つで、単に『錆納戸』とも。錆御納 …続きを読む - ■花萌葱-Hanamoegi(#008D56)
花萌葱(はなもえぎ)とは、若い青ネギの葉のような強く濃い緑色のことです。その名のとおり『萌葱色』の一種で、青系統の代表的 …続きを読む - ■浅葱鼠-Asaginezu(#94A8B0)
浅葱鼠(あさぎねず)とは、曇天の空の色に近い青緑色をおびた渋い鼠色のことです。 色名は文字どおり『浅葱色』がかった『鼠色 …続きを読む - ■花色-Hana-iro(#0086AD)
花色(はないろ)とは、青系統の代表的な伝統色で強い青色のことです。奈良時代以前は『はなだ色』、平安の頃は『縹色』の色名で …続きを読む - ■桑の実色-Kuwanomi-iro(#550030)
桑の実色(くわのみいろ)とは、その名のとおり熟した桑の実のような暗い赤紫色のことです。桑の実を使って染められた色で、英名 …続きを読む - ■紺鼠-Konnezu(#3F4551)
紺鼠(こんねず)とは、わずかに青みがかった暗い鼠色のことです。色名は文字どおり『紺色』がかった『鼠色』から。江戸時代に誕 …続きを読む - ■鉄紺-Tetsukon(#003149)
鉄紺(てつこん)とは、『鉄色』がかった『紺色』で、わずかに緑みを帯びた暗い青色のことです。紺色は藍染めを繰り返して染めら …続きを読む - ■若緑-Wakamidori(#A5CD89)
若緑(わかみどり)とは、みずみずしい松の若葉のような明るく浅い黄緑色のことです。江戸時代からの色名。「若緑」は晩春の季語 …続きを読む - ■紺藤-Konfuji(#6592C6)
紺藤(こんふじ)とは、青みの強い渋い青紫色のことです。古くからの伝統色である『藤色』を紺がからせた変相色。平安の頃から女 …続きを読む - ■青藤-Aofuji(#8AA2D3)
青藤(あおふじ)とは、青がかった藤色のことで、青みの強いうすい青紫色のことです。藤色の派生色。 『藤色 』は藤の花の色に …続きを読む - ■薄浅葱-Usuasagi(#A2D7DD)
薄浅葱(うすあさぎ)とは、浅葱色を薄くしたような淡い青緑色のことです。『浅葱色』は平安時代からの伝統色で、もとは若いネギ …続きを読む - ■淡藤色-Awafuji-iro(#D2D0E8)
淡藤色(あわふじいろ)とは、うすく淡い青紫色のことです。優しく女性らしい『藤色』をさらに淡くした色で、『うすふじいろ』と …続きを読む - ■淡紅藤-Usubenifuji(#E9C3DC)
淡紅藤(うすべにふじ)とは、やや赤みをふくんだ薄い紫色のことです。 江戸時代後期に流行した『紅藤色』の派生色。『薄紅藤』 …続きを読む - ■根岸色-Negishi-iro(#908E65)
根岸色(ねぎしいろ)とは、緑がかった渋い薄茶色のことです。江戸時代、根岸では砂質の上質な壁土がとれたので、その土で上塗り …続きを読む - ■鴇色-Tokiiro(#F3A696)
鴇色(ときいろ)とは、鴇の風切羽のような黄みがかった淡く優しい桃色のことです。『朱鷺色』とも記され、あるいは『鴇羽色』と …続きを読む - ■薄柳-Usuyanagi(#E0E7AA)
薄柳(うすやなぎ)とは、春の日差しを受けた柳の若葉のような淡い黄緑色のことです。 江戸時代に登場した『柳染』の派生色。薄 …続きを読む - ■大和柿-Yamatogaki(#EFAE7C)
大和柿(やまとがき)とは、江戸時代の人気役者に由来するややくすんだ明るい橙色のことです。『茶』と付きますが『柿色』を薄す …続きを読む - ■藍鉄色-Aitetsu-iro(#003A47)
藍鉄色(あいてついろ)とは、緑みを含んだ濃い青色のことです。『紺鉄』『鉄紺色』ともよばれ、『藍色』の変異色の中でも暗い部 …続きを読む - ■空色鼠-Soraironezu(#B8C8D1)
空色鼠(そらいろねず)とは、薄曇りの空のような青みを含んだ明るい灰色のことです。『そらいろねずみ』とも。江戸後期に流行し …続きを読む - ■紅唐-Benitou(#D45750)
紅唐(べにとう)とは、紅唐桟の織物の色のような黄みがかった渋い赤色のことです。『弁柄色』と同じとする説もありますが弁柄色 …続きを読む - ■檳榔子黒-Binroujiguro(#00081A)
檳榔子黒(びんろうじぐろ)とは、青みを含んだ気品のある黒色のことです。藍を下染めに檳榔樹の実「檳榔子」で染められた最高級 …続きを読む - ■織部-Oribe(#125115)
織部(おりべ)とは、焼き物の織部焼の色のような深みのある美しい暗緑色のことです。色名はその名のとおり織部焼から。織部焼は …続きを読む - ■京藤-Kyoufuji(#C08FB3)
京藤(きょうふじ)とは、紅がかった濃い藤色で、明るく渋い紅紫色のことです。古来より女性に人気の『藤色』の派生色ですが、染 …続きを読む - ■紅赤-Beniaka(#E5004F)
紅赤(べにあか)とは、光の三原色のひとつである赤と絵具の三原色の紅の中間の色で、わずかに紫みを含んだ鮮やかな赤色のことで …続きを読む - ■薄藤-Usufuji(#C7C3E1)
薄藤(うすふじ)とは、伝統色の藤色をより薄くした淡い青紫色のことです。色名が見られるようになるのは江戸時代から。『藤色』 …続きを読む - ■紅桔梗-Benikikyou(#9C308D)
紅桔梗(べにききょう)とは、桔梗色に紅を重ね染めした色味の濃い紅紫色のことです。 江戸時代から見られるようになった色名で …続きを読む - ■若紫-Wakamurasaki(#BE84B8)
若紫(わかむらさき)とは、明るい紅みの紫色のことです。色名の由来は「うすい紫色」を意味する「若紫」という言葉から。江戸時 …続きを読む - ■小町鼠-Komachinezu(#E5E2E4)
小町鼠(こまちねず)とは、ほんのりと赤みを帯びた淡い鼠色のことです。『銀鼠』よりも淡く、上品で華やかさのある色。江戸時代 …続きを読む - ■藤紫-Fujimurasaki(#8F82BC)
藤紫(ふじむらさき)とは、藤の花のような明るい青紫色のことです。平安の頃より女性に人気の高い『藤色』と、高貴な色の象徴で …続きを読む - ■錆利休-Sabirikyu(#877254)
錆利休(さびりきゅう)とは、くすみのある渋い茶色のことです。『錆利茶』の別名も。安土桃山時代の茶人「千利休」にちなんだ『 …続きを読む - ■臙脂色-Enji-iro(#9B003F)
臙脂色(えんじいろ)とは、黒味をおびた深く艶やかな紅色のことです。臙脂色の色名は古くからありましたが、一般的に使われるよ …続きを読む - ■藤納戸-Fujinando(#606DA1)
藤納戸(ふじなんど)とは、灰味を帯びた淡い青紫色のことです。『藤御納戸』とも。落ち着きのある大人びた印象の色合いから現代 …続きを読む - ■青漆-Seishitsu(#184212)
青漆(せいしつ)とは、深く渋い緑色のことです。『青漆』は本来は漆の色塗りの一種で、藍草から取り出した藍蝋などを漆に加えた …続きを読む - ■嵯峨鼠-Saganezu(#B08D84)
嵯峨鼠(さがねず)とは、茶色がかった鼠色のことです。江戸後期に流行した色であり、「四十八茶百鼠」のひとつ。... …続きを読む - ■古代紫-Kodaimurasaki(#8C6589)
古代紫(こだいむらさき)とは、わずかに赤味を帯びた、くすんだ紫色のことです。紫草という多年草の根による紫根染めで染められ …続きを読む - ■老緑-Oimidori(#405C36)
老緑(おいみどり)とは、老松の葉のような灰みを帯びた深い緑色のことです。常緑針葉高木の松が年輪を重ねて年を経たものを「老 …続きを読む - ■光悦茶-Kouetsucha(#9A725C)
光悦茶(こうえつちゃ)とは、穏やかで落ち着いた雰囲気の茶色のことです。光悦とは、江戸初期の文化人・総合芸術家の「本阿弥光 …続きを読む - ■胆礬色-Tanba-iro(#007D7A)
胆礬色(たんばいろ)とは、深く渋い青緑色のことです。ちなみに、胆礬とは銅の硫酸塩鉱物でる青い半透明の結晶体のこと。... …続きを読む - ■藍色鳩羽-Aiirohatoba(#756D91)
藍色鳩羽(あいいろはとば)とは、文字通り「藍色がかった鳩羽色」の意味で、青味がかった鈍い紫色のことです。... …続きを読む - ■鳩羽色-Hatoba-iro(#95859C)
鳩羽色(はとばいろ)とは、鳩の羽のような灰味がかった薄い青紫色のことです。明治以降は着物の色として流行し、現代でも和服や …続きを読む - ■裏葉柳-Urahayanagi(#C1D8AC)
裏葉柳(うらはやなぎ)とは、淡い黄味を含んだ薄い緑色のことです。別名「裏柳」とも。 柳の葉裏の薄い緑色を表現した染めの色 …続きを読む - ■今紫-Imamurasaki(#563779)
今紫(いまむらさき)とは、青味を帯びた鮮やかな紫色のことです。一般的に「江戸紫」として知られており、歌舞伎の「助六」が頭 …続きを読む - ■相済茶-Aisumicha(#373C38)
相済茶(あいすみちゃ)とは、藍味を帯びた墨色のことで、一般的に「藍墨茶」と書かれます。色名に「茶」とありますが「暗くくす …続きを読む - ■羊羹色-Youkan-iro(#6D3C14)
羊羹色(ようかんいろ)とは、その名のとおり菓子の羊羹 ようかんのようなわずかに赤みを帯びた濃い茶色のことです。江戸時代か …続きを読む - ■藍鼠-Ainezu(#6B818E)
藍鼠(あいねず)とは、藍味をおびた暗い鼠色のことです。「○○鼠」のように鼠がつく色名は江戸中期からみられます。暗い色や色 …続きを読む - ■柳煤竹-Yanagisusutake(#4A593D)
柳煤竹(やなぎすすたけ)とは、灰がかった暗い黄緑色のことです。基調色である「煤竹色」が緑味がかったことを表すため「柳」と …続きを読む - ■吉岡染-Yoshiokazome(#43341B)
吉岡染(よしおかぞめ)とは、赤みがかった黄みの暗い黒茶色のことです。兵法家・剣客の“吉岡憲法”が考案したとされる黒染で、 …続きを読む - ■天鵞絨-veludo(#00451E)
天鵞絨(びろうど)とは、暗い青味の緑色ことです。天鵞絨はポルトガル語の「veludo」またはスペイン語の「velludo …続きを読む - ■蘭茶-Rancha(#D19826)
蘭茶(らんちゃ)は、茶がからせた赤味のある黄褐色のことです。江戸時代に流行した『四十八茶百鼠』の一つで、色名の由来は「木 …続きを読む - ■柳染-Yanagisome(#93B881)
柳染(やなぎそめ)とは、柳の葉の色のようなかすかに灰色を含んだ黄緑色のことです。別名「柳葉色」とも。 …続きを読む - ■水浅葱-Mizuasagi(#8CD2BC)
水浅葱(みずあさぎ)とは、文字通り「水色がかった浅葱色」の意味で、緑味の淡い青色のことです。 …続きを読む - ■湊鼠-Minatonezumi(#77969A)
湊鼠(みなとねずみ)とは、薄い青緑味の鼠色のことです。色名の由来は、大阪の湊村でつくられていた、壁や襖の腰貼りなどに使わ …続きを読む - ■御納戸茶-Onandocha(#465D4C)
御納戸茶(おなんどちゃ)とは、灰味の暗い青色の「御納戸色」に、茶味を加えたような暗い青緑色のことです。 …続きを読む - ■花浅葱-Hanaasagi(#1E88A8)
花浅葱(はなあさぎ)とは、文字通り「花色がかった浅葱色」の意味で、少し緑がかった鮮やかな青色のことです。 …続きを読む - ■玉蜀黍色-Toumorokoshi-iro(#EEC362)
玉蜀黍色(とうもろこしいろ)とは、とうもろこしの実の色のような温かみのある浅い黄色のことです。別名「もろこしいろ」とも呼 …続きを読む - ■珊瑚珠色-Sangoshu-iro(#EF454A)
珊瑚珠色(さんごしゅいろ)は、宝石の珊瑚の珠玉のような明るく華やかな赤橙色のことです。文字通り珊瑚の珠玉にちなんだ色で、 …続きを読む - ■錆浅葱-Sabiasagi(#5C9291)
錆浅葱(さびあさぎ)とは、ややくすんだ浅い緑青色のことです。色名の浅葱は藍染の浅い染色のことで、「錆」がつくことで基調色 …続きを読む - ■紺青色-Konjou-iro(#003775)
紺青色(こんじょういろ)とは、顔料の「紺青」に由来する色で紫色を帯びた暗い上品な青色のことです。飛鳥時代に『金青』として …続きを読む - ■御召御納戸-Omeshionando(#4C6473)
御召御納戸(おめしおなんど)とは、灰がかった渋味のある青色のことで、本来は「御召縮緬の御納戸」の意です。 …続きを読む - ■栗皮色-Kurikawa-iro(#6A4028)
栗皮色(くりかわいろ)とは、黒味がかった赤褐色のことです。別名、栗皮茶と呼ばれ、その名のとおり栗の皮の色に似ていることか …続きを読む - ■紀州茶-Kishucha(#82663A)
紀州茶(きしゅうちゃ)とは、黄みの暗い茶色のことです。『銀煤竹』の別名。江戸中期の亨保年間に小袖の色として流行した色です …続きを読む - ■御納戸色-Onando-iro(#007083)
御納戸色(おなんどいろ)とは、江戸時代の代表的な色で緑味の暗い青色のことです。鉄納戸、錆納戸、藤納戸などのほか、多くの派 …続きを読む - ■鶸茶-Hiwacha(#8C8861)
鶸茶(ひわちゃ)とは、緑味の鈍い黄色のことで鶯茶 うぐいすちゃより明るい色調をさします。 鶸茶は、江戸中期の小袖の色とし …続きを読む - ■鉄御納戸-Tetsuonando(#455765)
鉄御納戸(てつおなんど)とは、その名の通り鉄色を帯びた御納戸色で、暗い緑味の青色のことです。 …続きを読む - ■藍墨茶-Aisumicha(#373C38)
藍墨茶(あいすみちゃ)とは、藍味を帯びた墨色のことで、「相済茶」とも書かれます。「藍墨」は当て字。#藍墨茶 …続きを読む - ■仙斎茶-Sensaicha(#474B42)
仙斎茶(せんさいちゃ)とは、千歳緑を茶色がからせたような緑味の渋い茶色のことです。「千歳茶」「千才茶」とも書きます。 …続きを読む - ■黄枯茶-Kigaracha(#765C47)
黄枯茶(きがらちゃ)とは、褐色味の濃い黄褐色のことです。「黄唐茶」「木枯茶」とも書き「こがれちゃ」とも読まれました。 …続きを読む - ■藍媚茶-Aikobicha(#555647)
藍媚茶(あいこびちゃ)とは、江戸時代の流行色であるオリーブ系の茶「媚茶」を藍がからせた暗い緑褐色のことです。『諸色染手鑑 …続きを読む - ■藤鼠-Fujinezumi(#6E75A4)
藤鼠(ふじねずみ)とは、薄い紫の藤色を鼠がからせたような落ち着いた雰囲気の青紫色のことです。江戸中期より婦人の和服の地色 …続きを読む - ■千草色-Chigusa-iro(#3A8FB7)
千草色(ちぐさいろ)とは、わずかに緑味を帯びた明るい青色のことです。色名の千草とは鴨頭草から転訛した名で露草のこと。藍染 …続きを読む - ■瑠璃紺-Rurikon(#224B8F)
瑠璃紺(るりこん)とは、瑠璃色がかった紺色の意味で、深い紫味の青色のことです。別名「紺瑠璃」とも。仏の髪や仏国土などの色 …続きを読む - ■深川鼠-Fukagawanezumi(#85A1A0)
深川鼠(ふかがわねずみ)とは、薄い青緑みの灰色のことです。江戸時代後期に流行した色で、色名は江戸「深川」のいなせな若衆や …続きを読む - ■裏柳-Urayanagi(#C1D8AC)
裏柳(うらやなぎ)とは、柳の葉裏の色からきた色名で淡い黄緑色のことです。「裏葉柳」の別名もあります。 …続きを読む - ■沈香茶-Tonocha(#84a1a8)
沈香茶(とのちゃ)とは、灰みがかった青緑色のことで、別に『殿茶』とも表記します。殿茶の名は『御染物聞書日記』に「殿茶小紋 …続きを読む - ■黄海松茶-Kimirucha(#918754)
黄海松茶(きみるちゃ)とは、江戸時代に好まれた海松茶よりも黃味の強い黄灰色のことです。現代でいえばオリーブ色に近い色合い …続きを読む - ■熨斗目花色-Noshime-hanairo(#426579)
熨斗目花色(のしめはないろ)とは、熨斗目色よりも灰みの強い濃い青色のことです。江戸時代の「手鑑模様節用」には「舛花いろ、 …続きを読む - ■納戸色-Nando-iro(#008899)
納戸色(なんどいろ)とは、藍染めの一つで、緑色を帯びた深い青色のことです。赤味の強いものを「縹」といい、赤味が少なくやや …続きを読む - ■黒紅梅-Kurobeniume(#302833)
黒紅梅(くろべにうめ)とは、赤味がかった黒、または黒味がかった赤色のことです。江戸前期から高価な小袖の地色として愛用され …続きを読む - ■錆鉄御納戸-Sabitetsuonando(#485859)
錆鉄御納戸(さびてつおなんど)とは、緑味の暗く鈍い青色のことです。錆鉄は錆びた鉄のことでなく、「侘び寂び」に通じ、暗くく …続きを読む - ■檳榔子染-Binroujizome(#433D3C)
檳榔子染(びんろうじぞめ)とは、檳榔子染は檳榔樹の実を染料として染めた黒褐色のことです。きわめて気品のある色で別名『檳榔 …続きを読む - ■藤煤竹-Fujisusutake(#5A5359)
藤煤竹(ふじすすたけ)とは、藤色がかった煤竹色で、赤味の暗い灰紫色のことです。「藤煤竹」の染色は、貞享4年(1687)の …続きを読む - ■黒紅-Kurobeni(#302833)
黒紅(くろべにいろ)とは、赤味がかった黒、または黒味がかった赤色のことです。江戸前期の寛文(1661〜72)年間には高価 …続きを読む - ■葡萄鼠-BudouNezumi(#705B67)
葡萄鼠(ぶどうねずみ)とは、葡萄の色を鼠がからせた鈍い赤紫のことです。浮世絵に描かれた着物の地色によく見られる色で、古代 …続きを読む - ■紅藤-Benifuji(#CCA6BF)
紅藤(べにふじ)とは、紅がかった藤色のことで、赤みの淡い紫色です。藤色の派生色。染色方法は藍を薄く下染めし、紅花で上掛け …続きを読む - ■京紫-Kyomurasaki(#772F6D)
京紫(きょうむらさき)とは、京都で染めた紫の意で、赤みがかった紫色のことです。古から伝わる正統的な紫根染の紫色であり、『 …続きを読む - ■熨斗目色-Noshime-iro(#175B66)
熨斗目色(のしめいろ)とは、織物の小袖のひとつである熨斗目に用いられたやや灰味の濃い鈍い青色のことです。 …続きを読む - ■茄子紺-Nasukon(#824880)
茄子紺(なすこん)とは、夏野菜として親しまれている茄子の実のような紫味の濃い紺色のことです。 …続きを読む - ■丼鼠-Dobunezumi(#595455)
丼鼠(どぶねずみ)とは、溝鼠(どぶねずみ)の毛色に似た素鼠よりやや暗い鼠色です。 …続きを読む - ■威光茶-Ikoucha(#A8A256)
威光茶(いこうちゃ)とは、柳葉色より茶味を帯びた明るい色でやや茶味のある萌黄色のことです。 …続きを読む - ■柳茶-Yanagicha(#A3A86C)
柳茶(やなぎちゃ)とは、茶がかかった柳染の意で鈍い黄緑色のことです。江戸時代中期に生まれた色で『染物重宝記』にもその名が …続きを読む - ■鶸萌黄-Hiwamoegi(#82AE46)
鶸萌黄(ひわもえぎ)とは、鶸色と萌黄色の中間の色で、黄味の強い黄緑色のことです。江戸中期頃に広く用いられており、『手鑑模 …続きを読む - ■高麗納戸-Kourainando(#104539)
高麗納戸(こうらいなんど)とは、灰がかった暗い青緑色のことです。『高麗納戸』は江戸中期の寛政年間に歌舞伎の大立者“四世・ …続きを読む - ■千歳茶-Senzaicha(#48493F)
千歳茶(せんざいちゃ)とは、千歳緑を茶色がからせた暗い緑褐色のことで、「千哉」「千才」「仙斎」とも書かれます。 …続きを読む - ■岩井茶-Iwaicha(#6F6F43)
岩井茶(いわいちゃ)とは、やや茶みがかった黄緑色のことです。 …続きを読む - ■梅幸茶-Baikoucha(#AAA751)
梅幸茶(ばいこうちゃ)とは、茶味を含んだ淡い萌黄色のことです。 …続きを読む - ■璃寛茶-Rikancha(#6A5D21)
璃寛茶(りかんちゃ)とは、やや緑がかった黄味の暗い茶色のことで、媚茶に藍味を加えたものです。 …続きを読む - ■萌葱色-Moegi-iro(#006D4D)
萌葱色(もえぎいろ)とは、萌え出る葱(ねぎ)の芽のような緑色のことです。 …続きを読む - ■鶯色-Uguisu-iro(#838B0D)
鶯色(うぐいすいろ)とは、鶯の羽のような暗くくすんだ黄緑色のことです。江戸時代からの色名ですが、当時は茶系が流行色であっ …続きを読む - ■群青色-Gunjou-iro(#005baa)
群青色(ぐんじょういろ)とは、日本画材の岩絵具の『群青』に由来する色名で、紫みがかった深い青色のことです。日本画には欠か …続きを読む - ■素鼠-Sunezumi(#737373)
素鼠(すねずみ)とは、他の色味を含まない鼠色のことです。「墨の五彩」、濃、焦、重、淡、清の「重」に当たる中明度の無彩色で …続きを読む - ■銀鼠-Ginnezumi(#BBBCBF)
銀鼠(ぎんねず)とは、銀色のようなほんのり青みを含んだ明るい灰色のことです。古くは『錫色』とも。江戸中期は度々「奢侈禁止 …続きを読む - ■白鼠-Shironezumi(#E6E6E6)
白鼠(しろねずみ)とは、銀の色のように上品な明るい鼠色のことです。『銀色』とは同色。江戸中期からの色名で、語尾を省略して …続きを読む - ■柳鼠-Yanaginezumi(#C8D5BB)
柳鼠(やなぎねずみ)とは、柳の緑色を帯びた鼠色の意で、薄い緑がかった鼠色のことです。 …続きを読む - ■紅消鼠-Benikeshinezumi(#524748)
紅消鼠(べにけしねずみ)とは、紅の上に黒を重ねたような暗い灰味がかった赤紫色のことです。 …続きを読む - ■舛花色-Masuhana-iro(#5B7E91)
舛花色(ますはないろ)とは、灰味のある淡い青色で、浅葱色に渋みを加えた淡縹系統の色です。江戸後期の人気役者、五世市川団十 …続きを読む - ■菜種油色-Nataneabura-iro(#DEC031)
菜種油色(なたねあぶらいろ)は、菜種から搾った菜種油のような緑みの深い黄色のことです。菜種とは、あぶらなの種のことです。 …続きを読む - ■青竹色-Aotake-iro(#7EBEAB)
青竹色(あおたけいろ)は、成長した青竹の幹のような青みの冴えた明るく濃い緑のことです。 …続きを読む - ■藍海松茶-Aimirucha(#56564B)
藍海松茶(あいみるちゃ)とは、黒く黒ずんで藍味を帯びた茶色のことです。 …続きを読む - ■灰桜-Haizakura(#E8D3D1)
灰桜(はいざくら)とは、やや灰色がかった明るい桜色のことです。桜色に薄墨がかった「桜鼠」も同系統ですが、こちらの方が明る …続きを読む - ■赤朽葉-Akakuchiba(#db8449)
赤朽葉(あかくちば)とは、赤味がかった朽葉色で赤茶色のことです。 …続きを読む - ■鶯茶-Uguisucha(#715C1F)
鶯茶(うぐいすちゃ)とは、鶯の羽のような褐色がかった渋みのある黄緑色のことです。 …続きを読む - ■牡丹-Botan(#E761A4)
牡丹色(ぼたんいろ)とは、春から夏のはじめにかけて咲く牡丹の花びらのような紫紅色のことです。 …続きを読む - ■藍色-Ai-iro(#004C71)
藍色(あいいろ)とは、縹色ほど純粋な青ではない暗い青色のことです。藍は青色染料として使われた最古の染料の一つ。 …続きを読む - ■甕覗-Kamenozoki(#C5E4Ed)
甕覗(かめのぞき)とは、藍染の淡い青色を指す色名でやわらかい緑みの青のことです。別名は『覗色』。藍染は布や糸を何度も藍甕 …続きを読む - ■浅葱色-Asagi-iro(#00A5BF)
浅葱色(あさぎいろ)とは、葱藍で染めた薄い藍色のことです。浅葱とは薄いネギの葉にちなんだ色で、平安時代にはその名が見られ …続きを読む - ■似紫-Nisemurasaki(#513743)
似紫(にせむらさき)とは、くすんだ青味のある赤紫のことです。 …続きを読む - ■江戸紫-Edomurasaki(#745399)
江戸紫(えどむらさき)とは、江戸で染められた紫の意で、青みをおびた紫のことです。代表的なものに歌舞伎の『助六由縁江戸桜』 …続きを読む - ■海松茶-Mirucha(#57543D)
海松茶(みるちゃ)とは、海松色を褐色がらせた暗い黄緑色のことです。海松色の変相色で、江戸時代に広く愛用されました。 …続きを読む - ■路考茶-Rokōcha(#927A30)
路考茶(ろこうちゃ)とは、鶯色に近い渋い緑みの茶色のことです。 …続きを読む - ■肥後煤竹-Higosusutake(#897858)
肥後煤竹(ひごすすたけ)とは、黒みがかった黄褐色のことです。『煤竹色』の派生色。江戸時代の染色解説書である『手鑑模様節用 …続きを読む - ■灰汁色-Aku-iro(#BCB09C)
灰汁色(あくいろ)とは、灰汁のような黄みがかった灰色のことです。 …続きを読む - ■利休茶-Rikyūcha(#897845)
利休茶(りきゅうちゃ)とは、色あせた挽き茶のような緑がかった薄茶色のことです。室町・桃山時代の茶人・千利休が好んだ色だと …続きを読む - ■利休白茶-Rikyushiracha(#E6E3C5)
利休白茶(りきゅうしらちゃ)とは、薄い灰みがかった黄褐色のことです。 わび茶道の祖・ “千利休” をイメージさせる上品で …続きを読む - ■鬱金色-Ukon-iro(#F7C229)
鬱金色(うこんいろ)とは、鬱金草の根で染めた赤みの鮮やかな黄色のことです。英名では『ターメリック』。派手で目立つ色が好ま …続きを読む - ■紅柑子-Benikouji(#CC5229)
紅柑子(べにこうじ)とは、ミカン科常緑低木のベニコウジの果実のような紅色を帯びた柑子色のことです。 …続きを読む - ■柿色-Kaki-iro(#DE6A1C)
柿色(かきいろ)とは、柿の果実のような鮮やかで濃い橙色のことです。柿色は古くからある色名ですが、一口に「柿色」と呼んでも …続きを読む - ■紫鳶-murasakitobi(#5F414B)
紫鳶(むらさきとび)とは、暗く灰がかった赤紫色のことです。 …続きを読む - ■茶色-Cha-iro(#965042)
茶色(ちゃいろ)とは、茶の葉で染めた色という意味ですが、黄と赤と黒の中間色で栗の実のような色のことです。暗い灰黄赤色全般 …続きを読む - ■団十郎茶-Danjurocha(#9F563A)
団十郎茶(だんじゅうろうちゃ)とは、江戸時代の歌舞伎役者「市川團十郎」が代々用いた成田屋の茶色のことで、赤みのうすい茶色 …続きを読む - ■紅鼠-Beninezu(#A06F70)
紅鼠(べにねず)とは、赤みがかった鼠色に用いられます。『四十八茶百鼠』として江戸時代に流行した色のひとつです。 …続きを読む - ■臙脂鼠-Enji-nezu(#85646C)
臙脂鼠(えんじねず)は、重厚かつ華やかな紅みがかった鼠色のことです。臙脂鼠は江戸期に人気があった色で、『四十八茶百鼠』と …続きを読む - ■小豆鼠-Azukinezu(#715454)
小豆鼠(あずきねずみ)とは、小豆色がかった鼠色のことです。赤みのある鼠色に用いられます。 …続きを読む - ■朱鷺色-Toki-iro(#F3A696)
朱鷺色(ときいろ)とは、少し黄みがかった淡くやさしい桃色のことです。『鴇色』とも記され、紅花や蘇芳で染められました。色名 …続きを読む - ■生壁色-Namakabe-iro(#AA8C63)
生壁色(なまかべいろ)は、塗りたての乾いていない土壁のような灰色みの黄褐色のことです。江戸時代に愛好されるようになった鼠 …続きを読む - ■山吹茶-Yamabukicha(#C89932)
山吹茶(やまぶきちゃ)は、茶がかった赤みの深い黄色のことです。金色に近い色合いのため、別名金茶(きんちゃ)とも呼ばれます …続きを読む - ■玉子色-Tamago-iro(#FFDF85)
玉子色(たまごいろ)は、卵黄を模した明るい黄色のことです。 …続きを読む - ■浅黄-Usuki(#EDD3A1)
浅黄(うすき)は、苅安草と灰汁で浅く染めたうすい黄色のことです。平安時代の格式『延喜式』にも記された古い色名で『深黄色』 …続きを読む - ■昆布茶-Kobucha(#6F6045)
昆布茶(こぶちゃ)は、やや暗い黄褐色のことです。濃い黄みの茶色に用いられます。江戸時代の流行色「海松茶」の染色法から派生 …続きを読む - ■黄唐茶-Kigaracha(#B98C46)
黄唐茶(きがらちゃ)とは、薄い藍色を帯びた薄茶色のことです。別名、黄雀茶ともいい、古代の「櫨染」や「木欄」の系統色に当た …続きを読む - ■銀煤竹-Ginsusutake(#82663A)
銀煤竹(ぎんすすたけ)とは、竹のすすけたような赤黒い色に銀色を加味したような色のことです。色名の銀は白みがかる意味に、金 …続きを読む - ■白茶-Shiracha(#DAC4A5)
白茶(しらちゃ)とは、薄くて明るい感じの茶色のことです。色あせて白っぽくなることを白茶けるといいます。 …続きを読む - ■煤竹色-Susutake-iro(#70564A)
煤竹色(すすたけいろ)とは、囲炉裏(いろり)や竈(かまど)の煙に燻されてすすけて古色を帯びた竹の色のような暗い茶褐色のこ …続きを読む - ■媚茶-Kobicha(#716246)
媚茶(こびちゃ)は、やや黒ずんだ黄褐色のことです。濃い黄みの褐色、緑がかった茶色に用いられます。 …続きを読む - ■伽羅色-Kyara-iro(#D8A373)
伽羅色(きゃらいろ)とは、茶色がかった暗い黄褐色です。伽羅は沈香木の一種で、ベトナムやタイなど東南アジアが原産地です。 …続きを読む - ■柴色-Fushi-iro(#998C78)
柴色(ふしいろ)とは、柴木(しばき)の煎汁で染めた灰色みのくすんだ茶色を表す色のことです。 …続きを読む - ■狐色-Kitsune-iro(#D9972F)
狐色(きつねいろ)とは、キツネの毛色に似た色合いのやや赤みを帯びた黄褐色のことです。 …続きを読む - ■金茶-Kincha(#CE7A19)
金茶(きんちゃ)とは、金色がかった明るい茶色のことで、山吹色に近い色です。元禄9年に書かれた『当世染物鑑』に登場し、元禄 …続きを読む - ■朽葉色-Kuchiba-iro(#917347)
朽葉色(くちばいろ)とは、くすんだ赤みがかった黄色のことです。 …続きを読む - ■枇杷茶-Biwacha(#AE7C4F)
枇杷茶(びわちゃ)とは、熟した枇杷の実が茶色がかったような浅い黄褐色のことです。 …続きを読む - ■憲法染-Kenpozome(#574738)
憲法染(けんぽうぞめ)とは、赤みがかった黄みの暗い黒茶色のことです。江戸初期の兵法家・剣客の“吉岡憲法”が考案したとされ …続きを読む - ■丁子茶-Chojicha(#B4866B)
丁子茶(ちょうじちゃ)とは、茶を帯びた丁子色のことです。本来は丁子染によるものですが、非常に高価なため、実際には同色調の …続きを読む - ■薄柿-Usugaki(#D4ACAD)
薄柿(うすがき)とは、柿渋 かきしぶで染められた淡い柿色のことです。また薄い『柿色』の総称で、洒落柿のような黄みが強い色 …続きを読む - ■洒落柿-Sharegaki(#F7BD8F)
洒落柿(しゃれがき)とは、柿色を洗い晒したような淡い柿色のことです。元禄期頃に「晒柿(されがき)」をもじって「洒落柿」と …続きを読む - ■煎茶色-Sencha-iro(#8C6450)
煎茶色(せんちゃいろ)とは、薄い赤紫色のことです。煎茶というと緑色を想像すると思いますが、本来は煎ったものなので、茶色の …続きを読む - ■礪茶-Tonocha(#9F6F55)
礪茶(とのちゃ)とは、赤黒い茶色のことです。江戸時代の染め色の名で、刃物の研磨に用いる粗い目の砥石の色にちなんでいます。 …続きを読む - ■洗柿-Araigaki(#F0B694)
洗柿(あらいがき)とは、柿色が淡くなった橙色のことです。「洗柿」とは、洗って晒され薄くなった柿色の意味です。 …続きを読む - ■焦茶-Kogecha(#4a2400)
焦茶(こげちゃ)とは、物が焼け焦げたような黒みがかった茶色のことです。江戸時代の流行色「四十八茶百鼠」の1つで、最も濃い …続きを読む - ■樺色-Kaba-iro(#C5591A)
樺色(かばいろ)とは、赤みのある橙色で蒲色とも書きます。樺の樹皮または水草の蒲の穂の色を喚起させる色です。 …続きを読む - ■鳶色-Tobi-iro(#7A380F)
鳶色(とびいろ)とは、猛禽・トビの羽毛の色のような赤暗い茶褐色のことです。 …続きを読む - ■百塩茶-Momoshiocha(#724938)
百塩茶(ももしおちゃ)とは、赤味の焦茶色のことで、今日の「チョコレート色」に近い色です。 …続きを読む - ■雀色-Suzumeiro(#864337)
雀色(すずめいろ)とは、雀の頭のような赤黒い茶色のことです。雀頭(じゃくとう)色ともいいます。 …続きを読む - ■栗皮茶-Kurikawacha(#824522)
栗皮茶(くりかわちゃ)とは、栗の実の皮のような黒みがかった赤褐色です。別名、栗皮色と呼ばれます。 …続きを読む - ■雀茶-Suzumecha(#954039)
雀茶(すずめちゃ)とは、雀の頭の色のような赤黒い茶色のことです。その名のとおり、スズメの頭部の羽の色に由来する『茶色』で …続きを読む - ■宗伝唐茶-Sodenkaracha(#A16D5D)
宗伝唐茶(そうでんからちゃ)とは、唐茶より少し黒みを帯びた赤みの褐色のことです。江戸初期の京の染師、鶴屋宗伝が染め始めた …続きを読む - ■樺茶-Kabacha(#726250)
樺茶(かばちゃ)とは、樺色(かばいろ)を帯びた茶色のことです。 …続きを読む - ■唐茶-Karacha(#A06705)
唐茶(からちゃ)とは、黄みがかった茶色のことです。 …続きを読む - ■遠州茶-Enshucha(#CA8269)
遠州茶(えんしゅうちゃ)とは、赤みの鈍い橙色のことです。江戸時代前期の茶人で桂離宮などの造園家として知られる小堀遠州が好 …続きを読む - ■ときがら茶-Tokigaracha(#E09E87)
ときがら茶とは、すこしだけ、茶色がかった桃色。つまり鴇色がかった浅い茶色のことです。 …続きを読む - ■洗朱-Araishu(#D0826C)
洗朱(あらいしゅ)とは、薄い朱色のことで黄色味を帯びた朱色、くすんだ黄赤に近い色のことです。 …続きを読む - ■江戸茶-Edocha(#CD8C5C)
江戸茶(えどちゃ)とは、黄みの深い赤褐色のことです。江戸時代前期の流行色でした。 …続きを読む - ■照柿-Terigaki(#F89264)
照柿(てりがき)とは、赤みがかった濃い橙色で、熟した柿の皮の色に似ています。 …続きを読む - ■紅緋-Benihi(#F83929)
紅緋(べにひ)とは、冴えた黄みの赤色のことです。紅花染めと鬱金や支子などの黄みの色を染め重ねられた色。同じような染め色と …続きを読む - ■黒鳶-Kurotobi(#432F2F)
黒鳶(くろとび)とは、やや黒みの赤褐色で暗い赤褐色である鳶色をさらに暗くした色のことです。 …続きを読む - ■紅檜皮-Benihihada(#7B4741)
紅檜皮(べにひはだ)とは、樹皮を剥いだ時のような赤褐色のことです。檜皮は檜、杉などの樹皮のことで、檜皮色は赤褐色を指しま …続きを読む - ■紅鳶-Benitobi(#9A493F)
紅鳶(べにとび)とは、紅色がかった濃い赤褐色です。江戸時代中期ごろに流行しましたが、この時期にはこのほか鳶色をはじめ、「 …続きを読む - ■東雲色-Shinonome-iro(#F19072)
東雲色(しののめいろ)とは、夜が明け始めるころ太陽で白み始める東の空のことで、やや黄みのピンク色に近い色です。 …続きを読む - ■芝翫茶-Shikancha(#BF795D)
芝翫茶(しかんちゃ)とは、ややくすんだ渋い赤茶色のことです。江戸後期の大阪の花形役者、三代目“中村歌右衛門”が好んだ色と …続きを読む - ■珊瑚色-Sango-iro(#EF8468)
珊瑚色(さんごいろ)とは、赤い珊瑚を粉末にした顔料の色で、黄みがかった明るい赤色のことです。英名では『コーラル』『コーラ …続きを読む - ■曙色-Akebono-iro(#F9A383)
曙色(あけぼのいろ)とは、曙の空を思わせる、朝焼けのような淡い黄赤色です。「東雲色」ともいいます。 …続きを読む - ■栗梅-Kiriume(#6C1912)
栗梅(くりうめ)とは、栗色みがかった濃い赤茶色です。色名は「栗色の梅染」が略されたもので、江戸時代前期から使われました。 …続きを読む - ■海老茶-Ebicha(#6c2c2f)
海老茶(えびちゃ)とは、伊勢海老のような色、赤みの茶色もしくは紫みの暗い赤色のことで「蝦茶」とも書きます。山葡萄の葡萄茶 …続きを読む - ■葡萄茶-Ebicha(#640125)
葡萄茶(えびちゃ)とは、やや紫を帯びた暗い赤色のことです。葡萄酒の色をさす英語の色名ワインレッド(wine-red)の色 …続きを読む - ■小豆色-Azuki-iro(#A04940)
小豆色(あずきいろ)とは、赤小豆の実の色のような暗みがかった赤紫のことです。江戸時代になってから色名として用いられていま …続きを読む - ■赤紅-Akabeni(#D81F35)
赤紅(あかべに)とは、鮮やかでさえた紅赤色のことです。江戸初期から愛用された染色で、天保-貞享時代の頃には『赤紅』の鹿の …続きを読む - ■鴇浅葱-tokiasagi(#B88884)
鴇浅葱(ときあさぎ)とは、やや灰色がかった紅色で、長春色より薄い色です。鴇色がかった浅葱色という意味からついた名称と思わ …続きを読む - ■水柿-Mizugaki(#B56C60)
水柿(みずがき)とは、江戸時代は渋柿と弁柄で染めた柿渋色を「柿」と呼んでいました。江戸時代は渋柿と弁柄で染めた柿渋色を「 …続きを読む - ■甚三紅-Jinzamomi(#D23F40)
甚三紅(じんざもみ)とは、蘇芳による紅染めの代用染で黄みがかった紅色のことです。江戸初期の紅花を使わずに『紅梅色』の絹布 …続きを読む - ■桜鼠-Sakuranezumi(#D8C6BC)
桜鼠(さくらねずみ)とは、淡い紅色が灰色あるいは薄墨がかって、わずかにくすんだ薄い桜色のことです。いわゆる墨染(すみぞめ …続きを読む - ■鴇羽色-Tokiha-iro(#F49E95)
鴇羽色(ときはいろ)とは、トキの風切羽の色のことです。やや紫に近い淡いピンクで朱鷺色とも表記します。 …続きを読む - ■中紅-Nakabeni(#EB6159)
中紅(なかべに)とは、紅花 べにばなから作られる片紅で染めた、黄みが強い紅色のことです。江戸前期の色名。紅花を揉んで振り …続きを読む