憲法染(けんぽうぞめ)とは?|Kenpozome|#574738

憲法染Kenpozome

色の名前Japan Color Name 憲法染(けんぽうぞめ)
ローマ字Romanized Kenpozome
RGB R:087 G:071 B:056
CMYK C:68 M:68 Y:77 K:31
Web カラーHex triplet
誕辰色2月16日

色の説明

憲法染(けんぽうぞめ)とは、赤みがかった黄みの暗い黒茶色のことです。江戸初期の兵法家 ひょうほうか剣客 けんかくの “吉岡憲法 よしおか けんぼう” が考案したとされる黒茶染の色をいいます。別に『吉岡染 よしおかぞめ』『憲房染 けんぼうそめ』『憲法黒 けんぽうくろ』とも。

江戸時代には日常の黒の衣服として広く愛用され、“井原西鶴”の『日本永代蔵 にほんえいだいぐら』(貞享五年/一六八八)にも「油屋絹の諸織を憲法の紋付、袖口薄綿にして三つ重ね」とみられます。

憲法染』は個人の名を冠した染めや色の名前の最も古い例で、ことによると日本最初のデザイナーズブランドだったかもしれません。

-読み:けんぽうぞめ-

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Kenpouzome is a dark blackish brown color with reddish yellow tints. It refers to a blackish brown dye color said to have been invented by “Yoshioka Kenpou,” an early Edo period military strategist and swordsman. Also called “Yoshiokazome,” “Kenbouzome,” and “Kenpoukuro.

In Ihara Saikaku’s “Nihon eitaigura” (Japan Eitaigura, 1688), it is described as “a variety of weave of aburaya silk with a crest of kenpou, and three layers with a cuff of light cotton.

This is the earliest example of a dye or color name bearing the name of an individual, and according to some, may have been Japan’s first designer brand.

-read:Kenpōzome-

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