濃藍(こいあい)とは？：伝統色のいろは

色の名前Japan Color Name	濃藍（こいあい）
ローマ字Romanized	Koiai
RGB	R:0 G:46 B:78
CMYK	C:60 M:45 Y:00 K:85
Web カラーHex triplet
誕辰色	1月24日

色の説明

濃藍（こいあい）とは、藍染の中でも最も濃い色の一つで、極めて暗い藍色のことです。「こあい」とも読まれる古くからある色名で、藍色と紺色の中間にあたります。
平安時代の格式『延喜式（えんぎしき）』縫殿寮（ぬいどのつかさ）の項によれば、藍染による『藍色』は濃い色から順に『濃藍』『中藍』『浅藍』『白藍』の四段階に区分されていました。

藍色は茶色、鼠色と並んで江戸時代に流行した色であり、多くの派生色が存在します。

延喜式（えんぎしき）

延喜式とは、平安時代初期にまとめられた禁中の儀式や規則などを記した50巻にものぼる法令集。三代格式の一つ。
延喜五年 (九〇五) 、左大臣藤原忠平らが醍醐天皇の命令により編集。延長五年 (九二七) 完成。古代政府の根本法令を補う形で、その後発布された施行細則を集大成したもの。

「縫殿寮（ぬいどのつかさ）」の項目に、衣服や染色材料などについて詳細に記されている。

-読み：こいあい-

[Explanation of a color]

The Koiai, is one of the most dark colors in indigo, it is a very dark indigo. In color names are old is also read as “Koai”, you hit the middle of the deep blue and dark blue. According to the section of the prestigious “Engishiki” Nuidonotsukasa of the Heian period, “Ai-rio” by Aizen had been divided into four stages of “Koiai” “Nkaai” “Asaai” “Shiraai” from dark colors to order.

Indigo brown is a color that was popular in the Edo era, along with gray, and many of the derived color exists.

-read: Koiai-