色の名前Japan Color Name | 青磁色(せいじいろ) |
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ローマ字Romanized | Seiji-iro |
RGB | R:126 G:190 B:165 |
CMYK | C:55 M:10 Y:42 K:00 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 5月25日 |
色の説明
青磁色(せいじいろ)とは、青磁の肌の色のような浅い青緑色のことです。青磁は青緑色の釉薬 を掛けた磁器 の一種で、釉薬に含まれる鉄分により独特の灰みを帯びた青緑色になります。中国では古くから焼かれていて、宋代には優れたものがいくつも作られました。
『源氏物語』では「あおじ」と呼ばれており、じつは「せいじ」と呼ばれるようになったのは明治以降からです。また青磁の色は神秘的な美しさであることから『秘色 』とも呼ばれました。
-読み:せいじいろ-
「青磁色の鶉縮緬に三つ紋を縫はせた羽織りを襲ねて」
『青年』森鴎外著。明治四三〜四四年(一九一◯〜一一)。
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
[Explanation of a color]
The Seiji-iro, it is a shallow green, such as the color of the skin of celadon. Celadon is a type of porcelain glaze of blue-green, burned for a long time in China, what was good was made in the Song Dynasty. It becomes the blue-green tinged Hai-mi unique by iron contained in the glaze. Is referred to as the “blue background” and “Tale of Genji”, came to be called “Seiji” is actually since the Meiji era. In addition I was also referred to as “secret color” because it is a mysterious beauty.
-read:Seiji-iro-
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