砥粉色(とのこいろ)とは?|Tonoko-iro|#F4DDA5

砥粉色Tonoko-iro

色の名前Japan Color Name 砥粉色(とのこいろ)
ローマ字Romanized Tonoko-iro
RGB R:244 G:221 B:165
CMYK C:00 M:09 Y:32 K:04
Web カラーHex triplet
誕辰色10月11日

色の説明

砥粉色(とのこいろ)とは、赤みの鈍い黄色です。その名のとおり砥石 といしで刃物を研いだ時に出る砥石の粉「砥粉 とのこ」に由来する色名です。

砥粉は刀剣類を磨く際はもちろん、白木の化粧や漆器の下塗りに使われるなど、日常生活の中でも身近なものでした。また、現代でも役者が顔のシワを隠すための厚化粧の下地にも使われいます。そんな身近な砥粉にちなんだ砥粉色は、その色合いのように親しみやすい色といえるでしょう。

砥石(といし)

砥石は、金属などを切削、研磨するための道具です。砥石の歴史は古く、我が国では縄文時代の遺跡から石器とともに砥石が出土しており、石を研ぐために使われていたことが分かっています。律令時代においては、兵士が準備すべき道具の一つでした。

日本で採掘される砥石は極めて良質で、今でも世界各地に輸出されています。この良質な砥石とともに高度な研ぎの技術が発達し、これにより日本刀のような硬度の高い刃物を製作する事が可能になりました。また、江戸時代には“本阿弥家 ほんあみけ”のように、代々受け継がれる刀剣研磨専門職が生まれています。


-読み:とのこいろ-

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Tonoko-iro, is redness of the dull yellow. The color names that come to the grindstone of flour “Tonoko” out when edged knives as grindstone name.

He says, of course when you polish swords, such as are used in the undercoat of plain wood of cosmetic and lacquerware, did those familiar even in everyday life. In addition, the actors even today has also used the base of the heavy makeup to hide the wrinkles of the face.

Wheels, metal, such as the cutting, it is a tool for polishing. Grindstone has a long history, in Japan has been excavated grindstone with stoneware from the ruins of the Jomon period, it found that had been used to sharpen the stone. In Ritsuryō era, soldiers was one of the tools to be prepared.

Grindstone, which is mined in Japan is a very good quality, have been exported to all over the world even now. This high-quality grindstone with developed advanced sharpening of technology, thereby it is now possible to fabricate a high hardness cutting tool, such as a Japanese sword. In addition, in the Edo era, such as “Honami family”, it has been born swords polishing profession passed down from generation to generation.

-read:Tonoko-iro-

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砥粉色(Tonoko-iro)
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