色の名前Japan Color Name | 虹色(あかに) |
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ローマ字Romanized | Akani |
RGB | R:213 G:094 B:037 |
CMYK | C:00 M:72 Y:85 K:15 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
赤丹(あかに)とは、赤い土を顔料とした黄みがかった渋い赤色のことです。平安時代にはその名が見られる古い色名で、『赤土 』『赭土 』とも表記します。
『赤丹』は赤い土を使った顔料ですが、鉛に硫黄や硝石を加えて焼いた酸化鉛を使ったものもあります。ただし、酸化鉛を使った顔料は『鉛丹 』の色名が一般的でしょう。
「丹 」とは「土」の意で、通常は「赤い土」を指し、赤い土の古語として「あか」とも呼ばれました。ちなみに、「丹」がついた色名には、そのものずばり『丹色 』、青い土に由来する『青丹 』、そして皇太子の色である『黄丹 』などがあります。
『赤丹』の色名の初出は「延喜式」で、祝詞として「遠御膳の長御膳と赤丹乃穂(アカニノほ)に聞こし食す五の穀物を」とあります。これより古い「続日本紀 」にも「赤丹乃保 にたまへゑらき」との記載がありますが、これは「丹乃保 」をより強調するために「赤」を冠したもので色名のことではありません。
※丹乃保(ニノホ)とは、顔色などがほんのりと赤く美しいさま。
余談ですが、『赤丹』を「あかたん」と読むと、花札の赤い短冊が書かれた松、梅、桜の札のことを指します。また、その三枚がそろった役のことも「あかたん」と呼びますので、読み方に注意しましょう。
-読み:あかに-
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Akadani is an austere red color with a yellowish tinge, made from red clay as pigment. It is an old color name that can be found in the Heian period (794-1185), and is also written as “赤土” or “赭土”.
Akatan” is a pigment made from red clay, but it is also made from lead oxide, which is lead baked with sulfur and nitre. However, pigments made with lead oxide are usually called “En-tan”.
Tanni” means “earth” and usually refers to “red earth,” which was also called “aka” as an archaic term for red earth. Incidentally, color names with “tan” in them include “niiro,” which is exactly what it sounds like, “aoni,” which is derived from blue soil, and “ouni,” which is the color of the Crown Prince.
The first appearance of the color name “Akatan” is in the Engishiki.
Translated with www.DeepL.com/Translator (free version)
-read: Akani-
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