色の名前Japan Color Name | 今様色(いまよういろ) |
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ローマ字Romanized | Imayou-iro |
RGB | R:208 G:087 B:107 |
CMYK | C:23 M:78 Y:45 K:00 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 2月29日 |
色の説明
今様色(いまよういろ)とは、「今流行 りの色」という意味で少し淡い紅色のことです。なお「今」とは平安時代のこと。遅くとも10世紀頃には流行していました。重 ねの色目にもみられ、「表・紅梅 、裏・濃紅梅 」を配し、平安文学でもよくみられます。
今様色の色合いは、書物によって「一斤染 より薄い紅色」や「紅梅色より濃い色」など表記がバラバラなのですが、『源氏物語』の玉鬘の巻において、光源氏が、最愛の妻である “紫の上 ” への贈り物の衣装に「今様色」を用いていることからも、聴色 である『一斤染 』より色合いの濃い、『禁色 』に入るほどの色相ではないかと思われます。
実際、“一条兼良 ” による源氏物語の注釈書『花鳥余情 』にも「今様色とは紅梅の濃きを云なり。」との記述があり、『濃紅梅 』と『紅梅色』の中間にあたる少し濃い紅梅色の説が有力とえいるでしょう。
「流行りの色」として色名が後世に残るほど、紅花で染めた赤色が当時の王朝の女性にいかに好まれたが分かる色とだともいえます。-読み:いまよういろ-
「紅梅のいと紋浮きたる葡萄染め の御小袿 、今様色のいとすぐれたる…
『源氏物語』「玉鬘」紫式部。
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Imayou-iro, is that of a little pale red in the sense that “now epidemic trendy color”. It should be noted that of the Heian period is the “now”. Also seen in the color of the raid, “Table · Koubai, back · Kokikoubai” and arranged, it can be seen well in peace literature.
Shades of Imayou-iro is, notation such as “thin red than Ikkonzome” or “dark color than Koubai-iro” is I of falling apart by the book, in the winding of Tamakazura of “Genjimonogatari”, the source of light, is a beloved wife ” from the fact that using the “Imayou-iro” to the gift of costume to on “on top of the purple purple also, dark of hue than is Yurushi-iro” loaf dyed Ikkonzome “, enters the” Kinjiki ” the more of you think that it is the hue.
In fact, “Ichijo Kaneyoshi” The Tale of Genji commentary “Kachoyojo” also by “the Imasama color will cloud the Jobs of red plum.” There is a description of a, a little as “Kokikoubai” corresponding to the middle of the “Koubai-iro” dark plum color theory would have a leading example.
Imayou-iro, since much is left to posterity as a color name as “trendy colors”, it says that color dyed red can be seen, but was liked how the woman at the time of the dynasty in safflower.
-read:Imayou-iro-
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