消炭色(けしずみいろ)とは?|Keshizumi-iro|#595045

消炭色Keshizumi-iro

色の名前Japan Color Name 消炭色(けしずみいろ)
ローマ字Romanized Keshizumi-iro
RGB R:089 G:080 B:069
CMYK C:00 M:10 Y:20 K:80
Web カラーHex triplet

色の説明

消炭色(けしずみいろ)とは、消し炭のようなだいだいみの暗い灰色のことです。火を消した木炭の、うすい灰を飛ばすと現れる炭の色を表現しています。黒に近い灰色ですが『墨色 すみいろ』ほど深い黒色ではなく、どちらかといえば『薄墨色 うすずみいろ』に近い色です。

消炭、消し炭(けしずみ)

消炭とは燃え盛るまきの火を途中で消した、やわらかい炭のことです。一度燃えて火つきがよいことから現代でもキャンプなどで火種として用いれます。浮炭 うきずみとも。

また、消し炭が「火がおこりやすい」ことにかけて「怒りやすい、怒りっぽい人」、つまり「短気な人」を呼ぶ隠語としても使われます。

消炭色は古い文献にその名が見られないことから、明治期以降の色名だと思われます。

-読み:けしずみいろ-

「胴中にただ一葉、消炭色の中に取り残された緑が見える」

『永日小品』夏目漱石著。明治四二年(一九○九)。

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Keshizumi-iro, is a dark gray orange Daidaimi such as Keshizumi. Of charcoal, which put out the fire, and thus represents the color of charcoal that appears when skip a thin ash. Gray close to black, but not the deep black as “Sumi-iro”, is a color close if anything to “Usuzumi-iro”.

The Keshizumi disappeared in the middle of a fire of burning firewood, is that of soft coal. Even today from good fire with once burning is used as an ignition source in such camps. Both Ukizumi.

In addition, “the fire is likely to occur” through it “easy to anger, angry people,” that is also used as a slang called a “short-tempered person”.

Keshizumi-iro is probably because it is not seen in the literature of the old, it’s color name from the Meiji era.

-read:Keshizumi-iro-

伝統色のいろは 筆ペンセット

サイト運営者からのお願い

このサイトが気に入った役に立ったと思われた方は、Amazon・楽天で買い物をする際はぜひ下記のバナーをタップしてからお買い物をお願いいたします。

こちらからお買い物をしていただきますと、価格の1%相当のポイントがサイトに入ります。もちろんその分、高くなるようなことはありません。

いただいたポイントは今後のサイト運営のための書籍代運営費モチベーションにつながりますので、ご協力いただけますと嬉しいです。

Post navigation


Pinterestでシェアする際にご利用ください。

消炭色(Keshizumi-iro)
別パターンの消炭色画像はこちら

注意事項

表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。

印刷などに伝統色を利用したい場合は、DICグラフィックス株式会社から発売されている日本の伝統色シリーズがオススメです。

DIC 日本の伝統色 第9版


タグ:歌舞伎の色

この伝統色名が気に入ったらシェアをお願いします

この記事のタイトルとURLをコピーする

「消炭色」関連の商品

楽天市場での商品検索結果8件ご紹介します。

着物の買い替えをお考えなら、まずは高く売りましょう!消炭色の着物を売る。着物買取情報はこちら!


参考にしている書籍

▲ページの先頭へ戻る