黄蘗(きはだ)とは?|Kihada|#FEF263

黄蘗Kihada

色の名前Japan Color Name 黄蘗(きはだ)
ローマ字Romanized Kihada
RGB R:254 G:242 B:99
CMYK C:03 M:00 Y:70 K:00
Web カラーHex triplet
誕辰色9月23日

色の説明

黄蘗(きはだ)とは、ミカン科のキハダの黄色い樹皮の煎汁で染めた明るい黄色のことで、奈良時代にもその名が見られる古い色名です。刈安(かりやす)に近い色合ですが、より緑みを含んだものをいいます。「蘗」とは肌、皮の意味。黄蘗の樹皮は「おうばく」ともいい、古くから染料として知られたほか、健胃剤や傷薬などの漢方薬としても用いられました。また黄蘗で染めた紙を黄蘗紙とよび、経文や公文書用にも多く使われ現在も保存されています。ただし、布に単独で染められることは珍しく、緑系や赤系の染物の下染めにされることが多かったようです。

-読み:きはだ-

「なめみつる五の色のあぢはひも きはだのかみにがく成ぬる」

『古今著聞集』橘成季。建長六年(一二五四)。

関連色:黄色刈安

[Explanation of a color]

The Kihada, It is a bright yellow dyed in decoction of bark yellow yellowfin of Rutaceae. Color name as the old name is also found in the Nara period. It is close to the color shade of the Kariyasu, but it says something that contains the green taste more. The meaning skin, skin and “蘗”. Also referred to as “Obaku”, well that was known as a dye for a long time, the bark of the cork tree bark has been used as a herbal medicine, such as wound medicine and stomach medicine. Also is called a cork tree bark paper paper dyed in the cork tree bark, it’s stored still widely used even for official documents and sutras. However, it can be dyed cloth alone in unusual, be under dyed dyed red and green-based system seems were many.

-read:Kihada-

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