色の名前Japan Color Name | 媚茶(こびちゃ) |
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ローマ字Romanized | Kobicha |
RGB | R:113 G:098 B:070 |
CMYK | C:61 M:60 Y:76 K:13 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 12月10日 |
色の説明
媚茶(こびちゃ)は、やや黒ずんだ黄褐色のことです。濃い黄みの褐色、緑がかった茶色に用いられます。元の名を昆布茶(こぶちゃ)といい、海藻の昆布の色を表していましたが、「媚びるような艶っぽい色」という意味から「媚茶」の字を当てられました。媚茶は『御ひいなかた』以来、雛形本の小袖の地色にしばしばみられ、人の気をそそる色としてこの色名が続いています。ちなみに、江戸時代に『四十ハ茶百鼠』と呼ばれた流行色の一つです。
-読み:こびちゃ-
「あらじみた小そで。くろななこのはばのひろいはんゑり。こびちやななこの帯」
『通言総籬』洒落本。
山東京伝作・山東鶏告画。天明七年(一七八九)刊。
関連色:黄褐色、茶色、昆布茶
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
[Explanation of a color]
The Kobicha, it is a dark tan brownish. A kind of agarwood trees, aloes-wood is the place of origin is Southeast Asia such as Thailand and Vietnam. Kyara is special among the agarwood tree for a long time, and has been prized as Nakao best in incense burning. By the way, it is a word that was translated from Han Kiyara which means black in Sanskrit and aloes-wood. Tan named after the character is is this color.
-read:Kobicha-
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