色の名前Japan Color Name | 殿茶(とのちゃ) |
---|---|
ローマ字Romanized | Tonocha |
RGB | R:132 G:161 B:168 |
CMYK | C:30 M:00 Y:08 K:40 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
殿茶(とのちゃ)とは、灰みがかった青緑色のことです。『沈香茶 』の別表記。
殿茶の色名は、江戸初期の『御染物聞書日記』(一六八八)に「殿茶小紋 」と見えているように、古くから行われた染色です。 江戸時代の染色技法の指南書「手鑑模様節用 」にも『御召御納戸 』の薄い色を『殿茶』と呼ぶと記されており、その染色に灰みの青緑色が示されています。
「当世御めしなんどの、うすいろなるを殿茶といひ出したる事、殿の響きより御召のうらぎぬと、案をつけたるまでにて、べつにしさいなし。一とう通用の名にはあらず」手鑑模様節用この色がなぜ『沈香茶』の字をあてた別表記があるのか、詳細は不明です。
-読み:とのちゃ-
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Tonocha is a grayish blue-green color. Another representation of “沈香茶”.
The color name of the tea ceremony is dyeing done from long ago as it seems to be “Tonochakomon” in “Osomemono-monjo-nikki” (1688) in the early Edo period. It is stated that the light color of “Omeshionando” is called “Tonocha” also in the teaching book “Tekagamimoyou-setsuyou” of the dyeing technique of the Edo period, and the ash-like blue-green color is shown in the dyeing. Whether this color has another notation with the letter of “沈香茶” is written, details are unknown.-read:Tonocha-
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