空五倍子色(うつぶしいろ)とは?|Utsubushi-iro|#9D896C

空五倍子色Utsubushi-iro

色の名前Japan Color Name 空五倍子色(うつぶしいろ)
ローマ字Romanized Utsubushi-iro
RGB R:157 G:137 B:108
CMYK C:00 M:13 Y:31 K:38
Web カラーHex triplet

色の説明

空五倍子色(うつぶしいろ)とは、五倍子 ごばいしで染めた灰色がかった淡い茶色のことです。
五倍子は白膠木 ぬるでの木にできる虫のこぶのこと。中が空洞なことから空五倍子と呼ばれ、これを粉にして染めたことからこの色名になりました。
五倍子にはタンニンが多く含まれ、染め色は薄墨色に近い色になります。薄墨と同様に凶色とされ、古来より喪服の色として使われました。古典小説などに登場する「薄墨の衣」の多くは五倍子で染めたものです。

五倍子粉 ふしこの主成分である可溶性タンニンが鉄漿 かねの定着をよくすることから、明治以前の習慣であるお歯黒の材料として使われてきました。

-読み:うつぶしいろ-

関連色:茶色薄墨色

[Explanation of a color]

The Utsubushi-iro, it is a greenish brown gray slightly dyed in Gobaisi. Gobaisi thing aneurysms of insects that can be trees Nurude. It became this color name from the fact that it is called Utsufushi from that middle is hollow, dyed in the flour it.
Tannins contains many Gobaishi, dyeing color will be a color close to Usuzumi-iro. It is a Kyo-shoku as well as Usuzumi, it was used as the color of mourning since ancient times. It is the one that was dyed in Gobaishi “A lot of clothing of Usuzumi” that appeared in such classic novel.

From the fact that soluble tannin which is the main component of gall powder to improve the fixing of Ohaguro, it has been used as a material of Ohaguro is a habit of Meiji earlier.

-read:Utsubushi-iro-

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