‘平安の色’タグの一覧
‘平安の色’のタグに関連する日本の伝統色「124色」をご紹介します。
- ■思色-Omoi-iro(#D82115)
思色(おもいいろ)とは、やや黄色みのある鮮やかな赤色のことです。『思ひの色』『思の色』とも表記し、『おもいのいろ』『おも …続きを読む - ■赤丹-Akani(#D55E25)
赤丹(あかに)とは、赤い土を顔料とした黄みがかった渋い赤色のことです。平安時代にはその名が見られる古い色名で、『赤土』『 …続きを読む - ■中緑-Nakamidori(#00995D)
中緑(なかみどり)とは、青みを含んだ緑色のことです。平安時代の古い色名で、別に『なかのみどり』とも読まれます。 『深緑』 …続きを読む - ■深蘇芳-Fukakisuou(#740125)
深蘇芳(ふかきすおう)とは、濃い蘇芳染すおうぞめの色で暗く渋い紅色のことです。古くからの色名で、別に「ふかすおう」「こき …続きを読む - ■浅蘇芳-Asakisuo(#D1878B)
浅蘇芳(あさきすおう)とは、蘇芳染ぞめの薄い色で明るく渋い紅色のことです。古くからの色名で、別に「あさすおう」とも読まれ …続きを読む - ■青柳-Aoyagi(#7BAA17)
青柳(あおやぎ)とは、青みを増した春の柳の葉のような強い黄緑色のことです。古くからの色名で、元は平安時代の重色目に由来し …続きを読む - ■次縹-Tsugihanada(#008DBD)
次縹(つぎはなだ)とは、古代の藍染めの色名で渋い青色のことです。万葉の頃からの色で、別に「つぎのはなだ」「つぐはなだ」と …続きを読む - ■槿花色-Mukuge-iro(#D283A7)
槿花色(むくげいろ)とは、木槿 むくげの花のような明るく渋い紅色のことです。古くからの色名で、国史書の「群書類従」の「装 …続きを読む - ■濃色-Kokiiro(#412E49)
濃色(こきいろ)とは、紫根染めを何度も繰り返し染められた黒みがかった深い紫色のことです。色名の由来は最も濃い紫色というこ …続きを読む - ■紅葉色-momiji-iro(#E2421F)
紅葉色(もみじいろ)とは、晩秋の赤く色づくカエデのようなあざやかな赤色のことです。古くからの色名で、もとは平安装束の重ね …続きを読む - ■中縹-Nakahanada(#004F80)
中縹(なかはなだ)とは、古代の藍染の色名で少し暗い青色のことです。『深縹』より明るい色で、さらに明るいのが『次縹』になり …続きを読む - ■枯野-Kareno(#DAC290)
枯野(かれの)とは、冬枯れした芒 すすきの原のような薄い黄褐色のことです。『枯野』は襲の色に由来する古くからの色名で、『 …続きを読む - ■萩色-Hagi-iro(#E24F93)
萩色(はぎいろ)とは、秋の山野に咲く萩の花のような紫みの明るい紅色のことです。 古くからの色名で、もともとは襲の色や織り …続きを読む - ■一重梅-Hitoeume(#F29C9F)
一重梅(ひとえうめ)とは、一重咲きの梅の花のような明るい紅赤色のことです。『紅梅色』と『薄紅梅』の中間色で、平安時代の襲 …続きを読む - ■青紫-Aomurasaki(#3B469B)
青紫(あおむらさき)とは、青みを帯びた鮮やかな紫色のことです。平安時代の歴史物語『栄花物語』にも記された古くからの伝統色 …続きを読む - ■不言色-Iwanu-iro(#FFD768)
不言色(いわぬいろ)とは、少し赤みのある黄色のことです。クチナシの実で染められた『支子色』の別名で、クチナシの読みを「口 …続きを読む - ■梅重-Umegasane(#E9546B)
梅重(うめがさね)とは、重なり合った紅い梅の花のような明るい紅赤色のことです。平安時代の襲の装束に由来した色名で、重ねの …続きを読む - ■唐紅-Karakurenai(#EA0032)
唐紅(からくれない)とは、紅花で染めた濃い紅赤色のことです。『韓紅』の別表記。『深紅』は同色。 詳しい色の説明は、『韓 …続きを読む - ■梔子色-Kuchinashi-iro(#FFD768)
梔子色(くちなしいろ)とは、クチナシの実で染めた、少し赤みのある黄色のことです。『支子色』の別表記。『不言色(いわぬいろ …続きを読む - ■中紅花-Nakakurenai(#EE869A)
中紅花(なかくれない)とは、明るい薄みの紅色のことです。平安時代の式目『延喜式』にもその名が記された由緒ある伝統色。「な …続きを読む - ■薄花色-Usuhana-iro(#82A9DA)
薄花色(うすはないろ)とは、花色を薄くしたような、明るくうすい青紫色のことです。平安時代からの色名。『花色』は藍の単一染 …続きを読む - ■深藍色-fukakiaiiro(#006A66)
深藍色(ふかきあいいろ)とは、『延喜式』に書かれた『藍』で暗い青緑色のことです。『こきらん』とも読まれ、藍と黄蘗を染め重 …続きを読む - ■水縹-Mihanada(#7EC7D8)
水縹(みはなだ)とは、藍染 あいぞめの薄い色で明るい青色のことです。別に『みずはなだ』とも読まれ、『万葉集』にもその名が …続きを読む - ■裏葉色-Uraha-iro(#A4C2A9)
裏葉色(うらはいろ)とは、木の葉や草の葉裏のような渋くくすんだ薄緑色のことです。別に「うらばいろ」とも。『草色』を薄めた …続きを読む - ■淡黄蘗-Usukihada(#F9F1C0)
淡黄蘗(うすきはだ)とは、黄蘗染めの薄い色で明るく淡い黄色のことです。薄い黄色を表す『淡黄』よりも更に薄い色になります。 …続きを読む - ■至極色-Shigoku-iro(#2D0425)
至極色(しごくいろ)とは、極めて黒に近い深い赤紫色のことです。『深紫』の別名。 飛鳥時代の持統朝の頃には『黒紫』とも表記 …続きを読む - ■真紅-Shinku(#AD002D)
真紅(しんく)とは、深みのある真っ赤な紅色のことです。『韓紅 からくれない』とは同色で、別に『深紅』とも表記します。現在 …続きを読む - ■葵色-Aoi-iro(#AA89BD)
葵色(あおいいろ)とは、葵の花のような灰色がかった明るい紫色のことです。平安の頃からの古い色名。葵の花は白や紅、紫、黄、 …続きを読む - ■若草色-Wakakusa-iro(#ABC900)
若草色(わかくさいろ)とは、早春に芽吹いた若草のようなあざやかな黄緑のことです。古くから見られる伝統的な色で、もとは平安 …続きを読む - ■濃藍-Koiai(#002E4E)
濃藍(こいあい)とは、藍染の中でも最も濃い色の一つで、極めて暗い藍色のことです。 「こあい」とも読まれる古くからある色名 …続きを読む - ■白縹-Shirohanada(#DFF2FC)
白縹(しろはなだ)とは、縹色系統の中でもっとも淡い、青みを含んだ白色のことです。別に「しろきはなだ」とも読まれました。『 …続きを読む - ■黄浅緑-Kiasamidori(#8CB155)
黄浅緑(きあさみどり)とは、鮮やかな黄緑色のことです。「きのあさみどり」とも読まる『浅緑』の派生色。延喜式に『青浅緑』も …続きを読む - ■楊梅色-yamamomo-iro(#C6A35B)
楊梅色(やまももいろ)とは、明るく渋い黄褐色のことです。楊梅 (やまもも)はヤマモモ科ヤマモモ属の常緑高木で、食用の鮮や …続きを読む - ■淡黄-Tankou(#F8E58C)
淡黄(たんこう)とは、その名のとおり淡い色合いの黄色のことです。夏目漱石が『草枕』の中で木蓮の色を「あたたかみのある淡黄 …続きを読む - ■白藍-Shiraai(#D4ECEE)
白藍(しらあい)とは、藍染の中で最も薄い色で、黄味を含んだ淡い水色のことです。「しろきあい」とも読まれる古くからある色名 …続きを読む - ■雄黄-Yuuou(#EE9D19)
雄黄(ゆうおう)とは、明るい鮮やかな黄色のことです。硫化砒素を主成分とする鉱物の『石黄 せきおう』から作られた顔料の色。 …続きを読む - ■涅色-Kuri-iro(#433634)
涅色(くりいろ)とは、川底の泥のような茶味がかった黒色のことです。涅(くり)は水の底によどんだ黒い土のこと。服色としては …続きを読む - ■山鳩色-Yamabato-iro(#767C6B)
山鳩色(やまばといろ)とは、山鳩の羽のような灰味の強い鈍い黄緑色のことです。山鳩とは青鳩のことで、色名はその羽の色に由来 …続きを読む - ■葡萄染-Ebizome(#7A4171)
葡萄染(えびぞめ)とは、赤味がかった少し薄い紫色のことです。葡萄葛 えびかずらの熟した実のような色で、紫草の根を用いて染 …続きを読む - ■深縹-Kokihanada(#2A4073)
深縹(こきはなだ)とは、藍染の中で最も濃く深い色で、わずかに紫味を含んだ青色のことです。非常に古い色名で、「ふかきはなだ …続きを読む - ■空五倍子色-Utsubushi-iro(#9D896C)
空五倍子色(うつぶしいろ)とは、五倍子で染めた灰色がかった淡い茶色のことです。五倍子は白膠木の木にできる虫の瘤 のこと。 …続きを読む - ■承和色-Soga-iro(#F3F47F)
承和色(そがいろ)は、菊の花の色のような少しくすんだ黄色のことです。平安時代の承和年間、時の帝「仁明天皇 」が黄色い菊を …続きを読む - ■卯の花色-Unohana-iro(#FBFBF6)
卯の花色(うのはないろ)とは、卯の花のようなわずかに黄みがかった白色のことです。平安時代からの伝統色名で、代表的な『白色 …続きを読む - ■聴色-Yurushi-iro(#FCD4D5)
聴色(ゆるしいろ)とは、紅花で染められた淡い紅色のことです。紅花大一斤で絹一疋が染められた色合いを指し、一般的には『一斤 …続きを読む - ■若苗色-Wakanae-iro(#C7DC68)
若苗色(わかなえいろ)とは、田植えの時期の若い苗のような新鮮な黄緑色のことです。若苗色の出典は古く、夏の色として平安時代 …続きを読む - ■鈍色-Nibi-iro(#727171)
鈍色(にびいろ)とは、橡色 つるばみいろなどと同じく、無彩色系の鈍い鼠色のことです。平安時代から使われたきて色名で、「に …続きを読む - ■香染-Kouzome(#AD7D4C)
香染(こうぞめ)とは、香料である丁子の蕾の煮汁で染めた染め色で黄みの暗い褐色のことです。別名「丁子染」とも呼ばれ、染めて …続きを読む - ■撫子色-Nadeshiko-iro(#EEBBCB)
撫子色(なでしこいろ)とは、撫子の花のような少し紫味のあるピンク系統の薄い赤色のことです。 撫子はナデシコ科の多年草で …続きを読む - ■半色-Hashita-iro(#A484A3)
半色(はしたいろ)とは、淡い渋みの紅紫色のことです。『半色』は規定から外れた中間の色、半端な色という意味で、別に『端色は …続きを読む - ■松葉色-Sensaicha(#3F7735)
松葉色(まつばいろ)とは、松の葉のような深みのある渋い青緑色のことです。別名を『松の葉色』とも呼ばれ、「枕草子」にもその …続きを読む - ■青朽葉-Aokuchiba(#ADA250)
青朽葉(あおくちば)とは、緑味のにぶい朽葉色で渋みがかった黄緑色のことです。染色は藍と黄蘗を掛けあわせて染めます。 #青 …続きを読む - ■紺桔梗-Konkikyou(#211E55)
紺桔梗(こんききょう)とは、桔梗色に紺を含ませた様な色味の濃い青紫のことです。 …続きを読む - ■錫色-Suzu-iro(#9EA1A3)
錫色(すずいろ)とは、無彩色の銀色に近い明るい鼠色のことです。錫は銀白色の金属。『手鏡模様節用』の色譜に、「錫色。又当世 …続きを読む - ■蘇芳-Suo(#a84562)
蘇芳色(すおういろ)とは黒味を帯びた赤色で、蘇方色、蘇枋色とも書きます。蘇芳とは染料となる植物の名前で、この色はこれをア …続きを読む - ■青白橡-Aoshirotsurubami(#85916D)
青白橡(あおしろつるばみ)とは、灰味のあるくすんだ黄緑色のことです。宮中の年中行事の作法書『西宮記』に「麹塵与 青白橡 …続きを読む - ■麹塵-Kikujin(#6E7955)
麹塵(きくじん)とは、麹黴のようなくすんだ黄緑色のことです。宮中の年中行事の作法書『西宮記』に「青白橡」と同じ色と記され …続きを読む - ■薄青-Usuao(#A0CEA8)
薄青(うすあお)とは、黄味の淡い浅緑色のことです。緑は現代では緑色系統の総称ですが、昔は緑色を『青』と『萌黄』の色名で表 …続きを読む - ■黒緋-Kuroake(#86473F)
黒緋(くろあけ)とは、茜に紫紺を加えて黒紫味をもたせた濃い緋色のことです。名称にある緋の色感はなく黒味の強い色で、一般的 …続きを読む - ■今様色-Imayou-iro(#D0576B)
今様色(いまよういろ)とは、「今流行 はやりの色」という意味で少し淡い紅色のことです。なお「今」とは平安時代のこと。襲の …続きを読む - ■深紫-Kokimurasaki(#493759)
深紫(こきむらさき)とは、黒味がかった深い紫色のことです。紫草の根を何度も繰り返し染めることでこの色は染められました。 …続きを読む - ■浅緑-Asamidori(#9BCF97)
浅緑(あさみどり)とは、春に芽吹いた若葉のような、うすい緑色のこと。または、黄みがかった明るい緑色のことです。別に「あさ …続きを読む - ■浅縹-Asahanada(#84B9CB)
浅縹(あさはなだ)とは、やわらかい青色のことで藍染により浅く染めた縹色に用いられます。また水縹(みずはなだ)も同じ程度の …続きを読む - ■苗色-Naeiro(#B0CA71)
苗色(なえいろ)とは、稲の苗のような淡い感じの緑色で、萌葱色の明るい色のことです。夏の色として平安時代から使われてきまし …続きを読む - ■木蘭-Mokuran(#C7B370)
木蘭(もくらん)とは、中国渡来の木蘭の樹皮を染料として染められた香色や黄橡(きつるばみ)のような薄茶系統の鈍い黄褐色のこ …続きを読む - ■秘色-Hisoku(#abced8)
秘色(ひそく)とは、青磁の肌の色のような浅い緑色のことで、焼き物の青磁の美しい肌色を模した色名です。 …続きを読む - ■常磐色-Tokiwa-iro(#006428)
常磐色(ときわいろ)とは、松や杉などの常緑樹の葉の色のように茶みを含んだ濃い緑色のことです。『常盤色』とも書きます。「常 …続きを読む - ■青磁色-Seiji-iro(#7EBEA5)
青磁色(せいじいろ)とは、青磁の肌の色のような浅い緑色のことです。 …続きを読む - ■苔色-Koke-iro(#78882d)
苔色(こけいろ)とは、苔のような深く渋い黄緑色のことです。色名の由来はもちろん苔の色から。由緒ある色名ですが、現代ではモ …続きを読む - ■青鈍-Aonibi(#5d6970)
青鈍(あおにび)とは、青みの暗い灰色のことです。『鈍色』の派生色。別に「あおにぶ」とも読まれます。 古くからの色名で、平 …続きを読む - ■楝色-Ouchi-iro(#a596c7)
楝色(おうちいろ)とは、初夏に咲く楝の花のような薄い青紫色のことです。 …続きを読む - ■薄色-Usu-iro(#CEB4B9)
薄色(うすいろ)とは、紫根に椿灰汁または明礬で染めた薄い紫色のことです。 …続きを読む - ■紫苑色-Shion-iro(#968ABD)
紫苑色(しおんいろ)とは、紫苑の花の色のような少し青みのある薄い紫色のことです。紫苑はキク科シオン属の多年草で、古名を「 …続きを読む - ■二藍-Futaai(#888ABC)
二藍(ふたあい)とは、藍の上に紅花を染め重ねた明るく渋い青紫色のことです。古くは紅のことを『紅藍(くれない)』と表記し、 …続きを読む - ■青-Ao(#0071B0)
青(あお)とは、基本色名の一つで、晴れた日の海や瑠璃のような色の総称のことです。 …続きを読む - ■空色-Sora-iro(#73B8E2)
空色(そらいろ)とは、昼間の晴れた空を思わせる紫味の薄い明るい青色のことです。 …続きを読む - ■縹色-Hanada-iro(#0086AD)
縹色(はなだいろ)とは、古くから知られた藍染めの色名で、藍色よりも薄く浅葱色よりも濃い色のことです。古くははなだ色、平安 …続きを読む - ■萌木色-Moegi-iro(#A7BD00)
萌木色(もえぎいろ)とは、春先に新緑が萌え出るような緑色のような冴えた黄緑色のことです。 …続きを読む - ■萌黄色-Moegi-iro(#86B81B)
萌黄色(もえぎいろ)とは、春先に萌え出る若葉のようなさえた黄緑色のことです。平安時代から用いられた伝統ある色名で、別に『 …続きを読む - ■青緑-Aomidori(#00A497)
青緑(あおみどり)とは、青色とも緑色ともいえない青味がかった緑色のことです。 …続きを読む - ■瑠璃色-Ruri-iro(#004898)
瑠璃色(るりいろ)とは、濃い紫味を帯びた冴えた青色のことです。「瑠璃」とは仏教で七宝のひとつとして珍重された濃青色の宝石 …続きを読む - ■薄墨色-Usuzumi-iro(#A3A3A2)
薄墨色(うすずみいろ)とは、墨を薄めたようなやや薄い灰色のことです。淡墨色ともかきます。 …続きを読む - ■千歳緑-Chitosemidori(#335719)
千歳緑(ちとせみどり)は、松の葉の緑のような濃く暗い緑色のことです。別に「せんざいみどり」「せんざいりょく」とも読まれま …続きを読む - ■女郎花-Ominaeshi(#F2F2B0)
女郎花(おみなえし)とは、秋に咲く女郎花の花のような明るい緑味のある黄色のことです。女郎花は秋の七草の一つ。 …続きを読む - ■深緑-Fukamidori(#004025)
深緑(ふかみどり)とは、青みと黒みの強い濃い緑色のことです。「ふかきみどり」とも読まれ、常緑樹の葉などの濃い緑色の形容に …続きを読む - ■躑躅色-Tutuji-iro(#E02C87)
躑躅色(つつじいろ)とは、赤い躑躅の花のような、鮮やかな赤紫色のことです。躑躅色は、『万葉集』にもその名前がみられる古く …続きを読む - ■赤朽葉-Akakuchiba(#db8449)
赤朽葉(あかくちば)とは、赤味がかった朽葉色で赤茶色のことです。 …続きを読む - ■牡丹-Botan(#E761A4)
牡丹色(ぼたんいろ)とは、春から夏のはじめにかけて咲く牡丹の花びらのような紫紅色のことです。 …続きを読む - ■水色-Mizu-iro(#7FCCE3)
水色(みずいろ)とは、澄んだ水の色を模した淡い青色のことです。『水浅葱』をやや淡くし、藍がからせた染め色をいいます。『万 …続きを読む - ■浅紫-Asamurasaki(#C4A3BF)
浅紫(あさむらさき)とは、薄い紫色のことで、薄紫(うすむらさき)ともいいます。 …続きを読む - ■葡萄色-Ebi-iro(#6E1E51)
葡萄色(えびいろ)とは、山葡萄の熟した実のような暗い赤紫色のこと。または、薄く渋い紅色のことです。『葡萄』は「えび」と読 …続きを読む - ■杜若-Kakitsubata(#5E3862)
杜若(かきつばた)とは、菖蒲色よりも赤みの強い紫色のことです。江戸時代には「江戸紫」の名で親しまれていました。 …続きを読む - ■藤色-Fuji-iro(#BAA7CC)
藤色(ふじいろ)とは、藤の花からきた色名で淡い青みのある紫色のことです。古くから馴染み深い色であり、『若紫』とも呼ばれま …続きを読む - ■桔梗色-Kikyo-iro(#624498)
桔梗色(ききょういろ)とは、桔梗の花のような青みを帯びた紫色のことです。平安時代から愛されていた色名で、青紫の代表的な伝 …続きを読む - ■菫色-Sumire-iro(#7065A3)
菫色(すみれいろ)とは、菫の花の色からきた色名で、やや青味の濃い紫色のことです。 …続きを読む - ■赤紫-Akamurasaki(#EB6EA5)
赤紫(あかむらさき)とは、牡丹や躑躅のような赤みが強い鮮やかな紫色、または暗く渋い紅色のことです。古代では茜と紫根を用い …続きを読む - ■黄朽葉-Kikuchiba(#d3a243)
黄朽葉(きくちば)とは、晩秋の黄ばんだ枯れ葉の色を表したような黄褐色のことです。『赤朽葉』、『青朽葉』と共に『朽葉色』の …続きを読む - ■鳥の子色-Torinoko-iro(#F8EED1)
鳥の子色(とりのこいろ)とは、赤みがかったごく淡い黄色のことです。鎌倉時代からの色で、色名の「鳥の子」とは鶏の雛ではなく …続きを読む - ■黄橡-Kitsurubami(#A27033)
黄橡(きつるばみ)とは、赤みのふかい黄褐色で黄金色に近い色のことです。 …続きを読む - ■丁子色-Choji-iro(#EFCD9A)
丁子色(ちょうじいろ)とは、鈍い黄赤のことです。香辛料の丁子の蕾の煮汁で染めた丁子色は、古代から用いられていた色の一つで …続きを読む - ■香色-Kou-iro(#EFCD9A)
香色(こういろ)とは、黄味がかった明るい灰黄赤色のことで、貴族趣味的なよび名です。丁子や香料の煮汁で染めた色で、色相が広 …続きを読む - ■柿色-Kaki-iro(#DE6A1C)
柿色(かきいろ)とは、柿の果実のような鮮やかで濃い橙色のことです。柿色は古くからある色名ですが、一口に「柿色」と呼んでも …続きを読む - ■深紅-Shinku(#AD002D)
深紅(しんく)とは、深みのある真っ赤な紅色のことです。古くは「ふかきくれない」「こきくれない」「こきべに」とも読まれ、別 …続きを読む - ■浅緋-Asaake(#DF7163)
浅緋(あさあけ)とは、茜で薄く染めた緋色のこで、わずかに黄味の赤色に用いられます。 …続きを読む - ■山吹色-Yamabuki-iro(#F8B400)
山吹色(やまぶきいろ)は、山吹の花のような鮮やかな赤みを帯びた黄色のことです。 色名は黄色の花を咲かせる植物の山吹に由来 …続きを読む - ■櫨染-Hajizome(#D9A62E)
櫨染(はじぞめ)は、暖かみのある赤みの深い黄色のことです。山櫨(やまはぜ)の黄色い心材を染料にし、灰汁媒染で染めました。 …続きを読む - ■丁子染-Chojizome(#DDB87E)
丁子染(ちょうじぞめ)とは、丁子の蕾の煮汁で染めた染め物の色で黄みの暗い褐色のことです。「香染」「濃き香」「こがれ香」と …続きを読む - ■朽葉色-Kuchiba-iro(#917347)
朽葉色(くちばいろ)とは、くすんだ赤みがかった黄色のことです。 …続きを読む - ■淡香-Usuko(#F3BF88)
淡香(うすこう)とは、オレンジシャーベットを薄くのばしたような、オレンジよりの白色のことです。練色より白さが抑えられ、や …続きを読む - ■萱草色-Kanzo-iro(#FDA900)
萱草色(かんぞういろ)とは、明るい黄みがかった橙色のことです。萱草の花の色からついたもので、『源氏物語』に「萱草の袴」な …続きを読む - ■赤白橡-Akashirotsurubami(#FED2AE)
赤白橡(あかしろつるばみ)とは、櫨で黄色く下染めし、うすく茜の赤を重ねた赤みがかった白茶色です。 …続きを読む - ■深支子-Kokikuchinashi(#EFBB2C)
深支子(こきくちなし)とは、赤みの淡い黄橙色のことです。支子(くちなし)の実で染めた黄色の上に紅染めを施し赤みを重ねた色 …続きを読む - ■支子色-Kuchinashi-iro(#FFD768)
支子色(くちなしいろ)とは、クチナシの実で染めた、少し赤みのある黄色のことです。別に『梔子色』とも表記し、色合いの赤みの …続きを読む - ■黄櫨染-Korozen(#AD4D00)
黄櫨染(こうろぜん)とは、赤みの暗い黄褐色のことです。天皇陛下が儀式に着る袍の色で『絶対禁色』。その染料は… …続きを読む - ■赤香-Akakou(#F6B894)
赤香(あかこう)とは、赤みがかった淡い橙色のことです。『丁子色』を薄くしたのが『香色』で、『丁子色』や『香色』の… …続きを読む - ■檜皮色-Hihada-iro(#7B4334)
檜皮色(ひはだいろ)とは、染め色の名。黒みがかった蘇芳(すおう)色のことです。 …続きを読む - ■緋-Ake(#BA2636)
緋(あけ)とは、やや黄色味のある鮮やかな赤色のことで、平安時代から用いられた伝統色名です。 …続きを読む - ■照柿-Terigaki(#F89264)
照柿(てりがき)とは、赤みがかった濃い橙色で、熟した柿の皮の色に似ています。 …続きを読む - ■紅緋-Benihi(#F83929)
紅緋(べにひ)とは、冴えた黄みの赤色のことです。紅花染めと鬱金や支子などの黄みの色を染め重ねられた色。同じような染め色と …続きを読む - ■柿渋色-Kakishibu-iro(#BD7862)
柿渋色(かきしぶいろ)とは、灰がかった黄赤色で、色づく前のカキの実をしぼって作られます。歌舞伎役者の一門、市川家がよく用 …続きを読む - ■深緋-Kokiake(#C20024)
深緋(こきあけ)とは、紫みの暗い赤色で、茜と紫とで染めたものです。名称にある緋の色感はなく黒みの強い色です。 …続きを読む - ■韓紅-Karakurenai(#EA0032)
韓紅(からくれない)とは、紅花で染めた濃い紅赤色のことです。奈良時代には「紅の八塩」呼ばれていました。 …続きを読む - ■退紅-Arazome(#FFB3A7)
退紅(あらぞめ)とは、桜色と一斤染の中間の赤みのごく薄い赤紫色で、色名は褪めた紅の意味です。『延喜弾正台式』では、車馬女 …続きを読む - ■桜色-Sakura-iro(#FEEEED)
桜色(さくらいろ)とは、桜の花弁にイメージされる紅味を含んだ淡い紅色のことです。ほんのり酔った女性の顔や皮膚が赤みをおび …続きを読む - ■一斤染-Ikkonzome(#FCD4D5)
一斤染(いっこんぞめ)は、染料の紅花一斤で絹一疋を染めた淡い紅色のことです。平安時代は紅花が高価であったため、濃い紅染は …続きを読む