色の名前Japan Color Name | 山鳩色(やまばといろ) |
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ローマ字Romanized | Yamabato-iro |
RGB | R:118 G:124 B:107 |
CMYK | C:05 M:00 Y:14 K:51 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
山鳩色(やまばといろ)とは、山鳩の羽のような灰みの強い鈍い黄緑色のことです。山鳩とは青鳩のことで、色名はその羽の色に由来しています。「麹塵」や「青白橡」は同じ色であり、禁色 における「青」をあらわす一般の使用が禁じられた色でした。
ちなみに、天皇が平常着用された袍 の色で、「山鳩色の袍」または「麹塵の袍」「青白橡の袍」と呼ばれていたようです。
染色方法は、青白橡や麹塵と同様に刈安と紫根で染められていました。
-読み:やまばといろ-
「山鳩色の御衣にびんづら結はせ給ひて、御涙におぼれ・・・
千尋の底へぞと沈み給ふ。」
『平家物語』巻第十一。信濃前司行長。
関連する色の紹介
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
[Explanation of a color]
The Yamabato-iro, it is a dull yellow-green strong Hai-mi such as feathers Turtledove. Is meant the blue dove and Turtledove, color name derived from the color of its feathers. And “Kikujin” “Aoshirotsurubami” is the same color, it was the use of color generally forbidden as Kinjiki. By the way, the color of the Hou Emperor is worn normal, It seems to have been called “Hou of Kikujin” or “Hou of Ymabato-iro” and “Hou of Aoshirotsurubami”.
Staining method, had been dyed in lithospermi radix and Kariyasu as well as Kikujin and Aoshirotsurubami.
-read: Yamabato-iro-
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