色の名前Japan Color Name | 浅蘇芳(あさきすおう) |
---|---|
ローマ字Romanized | Asakisuo |
RGB | R:209 G:135 B:139 |
CMYK | C:00 M:50 Y:25 K:20 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
浅蘇芳(あさきすおう)とは、蘇芳染 めの薄い色で明るく渋い紅色のことです。古くからの色名で、別に「あさすおう」とも読まれます。薄く染められた『蘇芳色』に、「薄い」を意味する「浅 」を冠して色名となりました。
平安時代の式目「延喜式 」では、『蘇芳色』は色が濃い順に『深蘇芳 』『中蘇芳 』『浅蘇芳 』と紹介されています。ちなみに、古代では濃い色ほど尊い色とされ、浅い色は下位とされていました。
延喜式(えんぎしき)
延喜式とは、平安時代初期にまとめられた禁中の儀式や規則などを記した50巻にものぼる法令集。三代格式の一つ。延喜五年 (九〇五) 、左大臣藤原忠平らが醍醐天皇の命令により編集。延長五年 (九二七) 完成。古代政府の根本法令を補う形で、その後発布された施行細則を集大成したもの。
「縫殿寮 」の項目に、衣服や染色材料などについて詳細に記されている。
-読み:あさきすおう-
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Asakisuou” is a light, bright, austere crimson color of Suho dye. It is an ancient color name, and is also read as “Asasuoh. The name “浅” meaning “thin,” was added to the thinly dyed “Suou-iro” to give it its color name.
In the Heian-period Engi-shiki, a set of ceremonial rules, “Suou-iro” is introduced as “Kokisuou,” “Nakasuou,” and “Asakisuou,” in order of darkest to lightest color. Incidentally, in ancient times, the darker the color, the more precious it was, and the shallower the color, the lower it was considered.
-read: Asakisuo-
Post navigation
Pinterestでシェアする際にご利用ください。
注意事項
表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
印刷などに伝統色を利用したい場合は、DICグラフィックス株式会社から発売されている日本の伝統色シリーズがオススメです。