桔梗紫(ききょうむらさき)とは?|Kikyoumurasaki|#6944a8

桔梗紫Kikyoumurasaki

色の名前Japan Color Name 桔梗紫(ききょうむらさき)
ローマ字Romanized Aofuji
RGB R:105 G:068 B:168
CMYK C:72 M:80 Y:00 K:00
Web カラーHex triplet

色の説明

桔梗紫(ききょうむらさき)とは、桔梗の花のような青みを帯びた紫色のことです。

『桔梗紫』は江戸時代に生まれた染めの色で、桔梗の花の色に似ていることからこの名前がつきました。色合い的には、『紫色』と『桔梗色 ききょういろ』の中間色にあたる色です。

ちなみに、平安時代に生まれた『桔梗色』より江戸時代に生まれた『桔梗紫』のほうが染色技術が発達したこともあり、実際の桔梗の花の色に近い色をしています。

     
桔梗紫 桔梗色

平安時代から愛用された『桔梗』の色名は江戸時代に入ると様々な派生色を生み出し、『桔梗紫』の他にも『紺桔梗 こんききょう』『紅桔梗 べにききょう』『桔梗納戸』などの色名が生まれました。

-読み:ききょうむらさき-

「桔梗紫の甲斐絹で裏が白で緋縮緬の紐がついてゐた」

『山彦』 鈴木三重吉 (一九〇七)

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

Kikyomurasaki is a bluish purple color like the flower of the Chinese bellflower.

Kikyomurasaki” is a dye color that originated in the Edo period (1603-1868), and was given this name because it resembles the color of a Kikyo flower. In terms of color, it is not a color between “Murasaki” and “Kikyo-iro”, but closer to “Kikyo-iro”.

Kikyoumurasaki” is closer to the actual color of the Kikyo flower than “Kikyo-iro”.

The color name “Kikyo” has been used since the Heian period (794-1185), and in the Edo period (1603-1868), various derivatives of this color were created, including “Konkikyou,” “Benikikyou,” and “Kikyounando” in addition to “Kikyoumurasaki.

-read: Kikyoumurasaki-

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桔梗紫(Kikyoumurasaki)
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タグ:染めの色江戸の色

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