色の名前Japan Color Name | 織部(おりべ) |
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ローマ字Romanized | Oribe |
RGB | R:018 G:081 B:021 |
CMYK | C:68 M:00 Y:90 K:70 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 5月21日 |
色の説明
織部(おりべ)とは、焼き物の織部焼 の色のような深みのある美しい暗緑色のことです。色名はその名のとおり織部焼から。
織部焼は“千利休 ”の高弟“古田織部 ”が故郷の美濃国(現在の岐阜県土岐市)の窯元で、萌え出でる若葉や自然を象徴する『緑青色』を器に再現しようと緑色の釉薬 『緑釉 』を用いて作らせた焼き物です。
古田織部は武将であり茶人。江戸幕府二代目将軍の“徳川秀忠”や芸術家の“本阿弥光悦”などを弟子に持つ桃山時代随一の文化人です。織部が好んだ大胆かつ自由な気風は、その時代に大流行し「織部好み」と呼ばれました。
千利休により完成された侘茶 を独自の感性で発展させ、その真髄を取り入れた織部焼。
そんな織部焼の色に由来する『織部』もまた味わい深い色です。
-読み:おりべ-
古田 織部 /古田 重然
古田 織部は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての戦国武将、大名。千利休の高弟で茶人。
武将として“織田信長”、“豊臣秀吉”、“徳川家康”に仕え、大阪夏の陣で家康に謀反を疑われ自刃する。
“織部”の名は、秀吉が関白に任ぜられた際に従五位下織部正(織部助)の官位を叙任されたことに由来している。千利休が大成させた侘茶の精神を継承しつつも、武将らしく大胆かつ自由で豪快な気風を好み、茶器、建築、庭園などに携わり「織部好み」と呼ばれる一大流行をもたらした。
陶芸・書家の“本阿弥光悦”や茶人・造園家の“小堀遠州”、上田流茶人の“上田宗箇”の師でもある。
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Oribe, it is the beautiful dark green to a deep, such as the color of Oribe ware pottery. Color names from Oribe ware as its name.
Oribe ware is “Sen no Rikyu” of disciples “Furuta Oribe” and an attempt to reproduce the “green-blue” to symbolize the nature young leaves and that in eruption in the pottery of the Mino country home in bowl, using a green glaze “Ryokuyu” This is the pottery that was made Te.
Furuta Oribe is a military commander tea masters. Edo is the shogunate second generation Shogun of “Tokugawa Hidetada” and artists of “Honami Koetsu” Momoyama era’s premier cultural people with his disciples, and the like. Oribe bold and free spirit that favored was called the rage in that era “Oribe taste”.
And to develop in its own sensibility has been completed “Wabicha” by Sen no Rikyu, Oribe ware that incorporates the essence. Derived from such Oribe ware of color “Oribe” It is also delicious colors.
-read: Oribe-