緑青(ろくしょう)とは?|Rokusho|#5BAD92

緑青Rokusho

色の名前Japan Color Name 緑青(ろくしょう)
ローマ字Romanized Rokusho
RGB R:091 G:173 B:146
CMYK C:60 M:00 Y:45 K:15
Web カラーHex triplet
誕辰色5月24日

色の説明

緑青(ろくしょう)とは、孔雀石から作られる顔料の色で明るく鈍い青緑色のことです。緑系の代表的な伝統色で、飛鳥時代に中国から色名とともに伝来しました。『続日本紀』には『金青 こんじょう』とともに献上された記録がみられます。(※孔雀石=マラカイト)

緑青は古くから建築物や彫刻の彩色に用いられ、橙色系の『丹色 にいろ』とともに古代の顔料を代表する色でした。また、日本画では緑色を表すのに欠かせない色でもあります。

ちなみに、緑青よりも孔雀石をさらに細かく砕いて作られる白みを帯びた淡い緑色の顔料が『白緑 びゃくろく』になります。

銅製品に発生する青緑のサビもまた「緑青 ろくしょう」と呼ばれていますが、孔雀石はこのサビと同じ成分なので、現在では人工的に銅や青銅を酸化させて、表面に発生する錆から顔料を作る製法もあります。

緑青

-読み:ろくしょう-


関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Rokushou, such as rust occurring in the copper, is a bright and dull blue-green. Typical traditional colors of green system. A pigment made from malachite, was handed down along with the color name from China to the Asuka period. The “Shoku Nihongi” There is a record that has been conceded with “Konjou”.

Rokushou is used in the coloring of the building and sculpture from ancient times, was the color that represents the ancient pigment with “Ni-iro” for orange. There is also a color that are essential to represent the green in the Japanese painting.

Is a pigment of the same Japanese painting “Byakuroku” also has a malachite as a raw material, but this is the pale green with whitish made crushed more finely than Rokushou.

Rokushou has the malachite as a raw material, but malachite Since it is the same component as the rust that can be in copper products, currently artificially by oxidizing the copper and bronze is in, there is also a recipe made from rust generated on the surface.

By the way, blue green rust to occur in the copper product is also referred to as a “Rokushou”.

-read: Rokusho-

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緑青(Rokusho)
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