色の名前Japan Color Name | 淡紅色(たんこうしょく) |
---|---|
ローマ字Romanized | Tankoushoku |
RGB | R:250 G:220 B:233 |
CMYK | C:0 M:20 Y:00 K:00 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
淡紅色(たんこうしょく)とは、紅色に白を混ぜたような淡い紅色のことです。もともとは紅花による薄い紅染めを指していましたが、後に染料に関係なく薄い紅色全般を指すようになりました。ちなみに『退紅 』『桜色』などはすべて淡紅色に含まれます。
古代において紅花染めは色が濃くなるほど高額であり、濃い紅色は『禁色 』として身分の高いものしか着用できませんでした。そのため、身分の低い者は『淡紅色』のような薄い紅染めのみしか着用が許されず、そういった色を『聴色 』や『一斤染 』と呼び色名をつけて区別しています。
同じ読みの色に『淡黄 』という色がありますが、こちらは淡い黄色のことです。
-読み:たんこうしょく-
関連する色の紹介
- ■紅色(べにいろ)の由来や色見本
- ■退紅(あらぞめ)の由来や色見本
- ■桜色(さくらいろ)の由来や色見本
- ■聴色(ゆるしいろ)の由来や色見本
- ■一斤染(いっこんぞめ)の由来や色見本
- ■淡黄(たんこう)の由来や色見本
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
[Explanation of a color]
The Tankoushoku, is a pale pink, such as mixed with white to red. Originally it had been pointing to the thin red dyed by safflower, but became an adjective to refer to the thin red in general, regardless of the dye. All the way, such as “Arazome” “Sakura-iro”, “Toki-iro” is included in the Tankoushoku.
Safflower dyed in ancient times is expensive as color becomes dark, dark red, you could only wear those high Identification as “Kinjiki”. For this reason, the lowly who are not allowed to wear only a thin red-dyed, such as “Tankoushoku”, seems to have to distinguish such a color with the and called color name “Yurushi-iro” and “Ikkonzome”.
-read: Tankoushoku-
Post navigation
Pinterestでシェアする際にご利用ください。
注意事項
表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
印刷などに伝統色を利用したい場合は、DICグラフィックス株式会社から発売されている日本の伝統色シリーズがオススメです。
タグ:染めの色