薄柿(うすがき)とは?|Usugaki|#D4ACAD

薄柿Usugaki

色の名前Japan Color Name 薄柿(うすがき)
ローマ字Romanized Usugaki
RGB R:212 G:172 B:173
CMYK C:20 M:38 Y:25 K:00
Web カラーHex triplet

色の説明

薄柿(うすがき)とは、柿渋 かきしぶで染められた淡い柿色のことです。また薄い『柿色』の総称で、『洒落柿 しゃれがき』のような黄みが強い淡い柿色から、色見本のような赤みが残る薄い柿色まで幅広い色合いを指します。

江戸時代中末期の安永・天明期(一七七二〜一七八九)に帷子 かたびらを『薄柿』に、足袋 たびを『白薄柿 しろうすがき』に染めることが流行しました。

『柿色』は江戸時代の流行色の一つで、『黒柿 くろがき』『大和柿 やまとがき』『照柿 てりがき』『水柿 みずがき』など様々な色があります。


         
黒柿 柿色 大和柿 照柿 水柿

-読み: うすがき-

「川かぜや薄がきたる夕すずみ」芭蕉

『卯辰集』

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Usugaki is a light Kaki-iro dyed with persimmon juice. In addition, it is a generic name of thin “Kaki-iro”, which refers to a wide range of shades ranging from a pale persimmon color with strong yellowness like “Sharegaki” to a thin Kaki-iro which leaves redness like a color sample.

It was prevalent to dye Syuko Tadashi to “Usugaki” and Tabi Tabi to “Shirousugaki” in the Yasunaga · Tenmyo period (1772 – 1789) at the end of the Edo Period.

“Kaki-iro” is one of the fashionable colors of the Edo period, and there are various colors such as “Kurogaki” “Yamatogaki” “Terugaki” “Mizugaki”.

-read: Usugaki-

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