色の名前Japan Color Name | 若草色(わかくさいろ) |
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ローマ字Romanized | Wakakusa-iro |
RGB | R:171 G:201 B:0 |
CMYK | C:38 M:00 Y:100 K:05 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 2月5日 |
色の説明
若草色(わかくさいろ)とは、早春に芽吹いた若草のようなあざやかな黄緑のことです。古くから見られる伝統的な色で、もとは平安装束の重 ねの色目『若草』に由来します。
「若」には新鮮な、未熟な、新しいなどの意味があり、俳句では「若草」は春の季語です。また、平安前期の歌物語「伊勢物語 」では、みずみずしさを感じさせる「若草」は若い女性に例えられました。
由来となった『若草』の重 ねの色ですが、「表・薄青、裏・濃青」の色目で早春に若草が萌え出た野原の情景を表しています。
『若草』は旧暦の年始から2月初めにかけて用いられました。(出典:薄色模様)
ちなみに、若草から成長した夏の野原は『草色』として、冬に枯れた野原は『枯野』としてそれぞれ色名となっています。
-読み:わかくさいろ-
関連する色の紹介
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若がつく色の紹介
[Explanation of a color]
The Wakakusa-iro is a bright yellowish green, like young grasses sprouting in early spring. It is a traditional color that has been seen since ancient times, and was originally derived from “wakakusa,” the color used in layering Heian costumes.
“Waka” means “fresh,” “immature,” or “new,” and in haiku, “wakakakusa” is a seasonal term for spring. In haiku, “Wakakusa” is a seasonal word for spring. In the early Heian period poem “Ise Monogatari” (The Tale of Ise), “Wakakusa” was compared to a fresh, young woman.
The color of the overlapping layers: The color of the overlapping layers of “Wakakusa,” which is derived from Wakakusa, represents a scene of a field where young grass has sprouted in early spring with the colors “Usuao” (front) and “Koao” (back).
Wakakusa” was used from the beginning of the lunar calendar to the beginning of February. (Source: Usuiro-moyou)
Incidentally, the color names “Kusa-iro” and “Kareno” are used for summer fields that have grown out of young grasses, and for fields that have withered in winter, respectively.
-read: Wakakusa-iro-
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