色の名前Japan Color Name | 丁子染(ちょうじぞめ) |
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ローマ字Romanized | Chojizome |
RGB | R:221 G:184 B:126 |
CMYK | C:05 M:20 Y:40 K:08 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
丁子染(ちょうじぞめ)とは、丁子の蕾の煮汁で染めた染め物の色で黄みの暗い褐色のことです。「香染」「濃き香」「こがれ香」とも呼ばれます。媒染剤を用いずに染めると、白茶に近い色になり、「淡き香」「香色」と呼ばれます。いずれも落ち着いた色調で、染めてしばらくは色に丁子の香りが伴います。ただし丁子は香木として高価だったため、一般には紅花と支子による代用染が行われました。
-読み:ちょうじぞめ-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
[Explanation of a color]
The Chōjizome, is a dark brown yellowish color of dyeing dyed in broth buds of clove. It is referred to as “Kogarekou”, “Kokikou” as “Kouzome”. When the dye without a mordant, it becomes color close to white tea, it is called “Awakikou” and “ko-iro”. In muted colors both, the smell of clove is due to the color for a while and dyed. However for clove was expensive as fragrant wood, substitute dyed by 支子 and safflower have been made in general.
-read:Chōjizome-
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