色の名前Japan Color Name | 陰浅葱(かげあさぎ) |
---|---|
ローマ字Romanized | Kageasagi |
RGB | R:000 G:117 B:133 |
CMYK | C:70 M:00 Y:19 K:50 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
陰浅葱(かげあさぎ)とは、深く渋い青色のことです。室町時代からの染め色の名で、『陰浅黄 』とも表記します。
『浅葱色 』からの派生色で、江戸後期の有職故実書「貞丈雑記 」では『陰浅葱』は「浅葱のクロミある色なり」と紹介されています。 また、『浅黄色 』に染めた後、もう一度染料につけた色とする説もあり、そのため『陰浅黄 』とも表記されるのでしょう。
『陰浅葱』に似た色名として『錆浅葱 』がありますが、伝統色では「陰」は「黒み」を表し、「錆」は「くすみ」を表しており、『錆浅葱』はくすんだ色合いをしています。
浅葱色 | 陰浅葱 | 錆浅葱 |
-読み:かげあさぎ-
「かけもへぎの小袖、同、かけあさきの小袖の事」
『貞順豹文書 』 伊勢貞順 (一五四八)
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Kageasagi is a deep, austere blue. It is the name of a dyed color from the Muromachi period (1333-1573), and is also written as “陰浅黄”.
Kageasagi is a derivative of “Asagi Iro Asagi Iro,” and is described as “a color with a chromatic asagi” in “Teijozaki Teijozaki,” a book of antiquarian customs written in the late Edo period. There is also a theory that the color was dyed in “Usukiiro” and then dipped in dye again, which is probably why it is also described as “陰浅黄”.
Sabiasagi” is a color name similar to “Kageasagi,” but in traditional colors, “Kage” stands for “blackness” and “Sabi” for “dullness,” giving “Sabiasagi” a dull tint.
-read: Kageasagi-
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