深縹(こきはなだ)とは?|Kokihanada|#2A4073

深縹Kokihanada

色の名前Japan Color Name 深縹(こきはなだ)
ローマ字Romanized Kokihanada
RGB R:042 G:064 B:115
CMYK C:63 M:44 Y:00 K:55
Web カラーHex triplet
誕辰色8月6日

色の説明

深縹(こきはなだ)とは、藍染 あいぞめの中で最も濃く深い色で、わずかに紫みを含んだ青色のことです。非常に古い色名で、「ふかきはなだ」とも読まれます。

縹色 はなだいろ』の系統であり、平安時代の格式『延喜式 えんぎしき』によれば、『深縹』『中縹 なかはなだ』『次縹 つぎのはなだ』『浅縹 あさはなだ』の4種類にわけらています。

深縹』は、平安時代から鎌倉時代にかけてその濃く勇ましい色合いから、男物の衣装として流行しました。また平安中期より『こん』とも呼ばれるようになります。

養老律令 ようろうりつりょう(七五七)」の朝服条によれば、『深縹』は朝廷への出仕に着用する朝服の八位の色とされており、対語の『浅縹』は初位の色と規定されています。

       
深縹 中縹 次縹 浅縹
       
浅葱

延喜式(えんぎしき)

延喜式とは、平安時代初期にまとめられた禁中の儀式や規則などを記した50巻にものぼる法令集。三代格式の一つ。
延喜五年 (九〇五) 、左大臣藤原忠平らが醍醐天皇の命令により編集。延長五年 (九二七) 完成。古代政府の根本法令を補う形で、その後発布された施行細則を集大成したもの。

縫殿寮 ぬいどのつかさ」の項目に、衣服や染色材料などについて詳細に記されている。


-読み:こきはなだ-

縹色に関連する色の紹介

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Kokihanada, a deep darkest color, it is the blue that contain Purplish slightly in indigo. Is a system of Hanada-ro, according to the Heian Period “Engishiki”, we have divided these into four types Kokihanada, Nakanohanada, Tsuginohanada, of Asahanada.

The prevalent as men’s costumes through the Kamakura period from the Heian period, Kokihanada was also called “Kon” from the mid-term peace.

-read:Kokihanada-

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タグ:平安の色染めの色

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