縹色(はなだいろ)とは?|Hanada-iro|#0086AD

縹色Hanada-iro

色の名前Japan Color Name 縹色(はなだいろ)
ローマ字Romanized Hanada-iro
RGB R:000 G:134 B:173
CMYK C:82 M:39 Y:26 K:00
Web カラーHex triplet
誕辰色8月27日

色の説明

縹色(はなだいろ)とは、古くから知られた藍染めの色名で、藍色よりも薄く浅葱色よりも濃い色のことです。古くははなだ色、平安時代は縹色、江戸時代は花色と色名を変えて伝わってきました。『日本書紀』には既に『深縹 こきはなだ』、『浅縹 あさはなだ』の服色名が見られます。

平安時代の格式『延喜式 えんぎしき』では藍と黄蘗 きはだで染められる『』に対して、藍だけで染める縹が区別されています。さらに、藍は、深・中・浅の三段階に、縹は深・中・次・浅の四段階に分けられていましたが、現在では、藍染の色は薄い方から、浅葱、縹、藍、紺と呼ぶのが一般的です。『花田』と書かれたり『花色』とも呼ばれるのは、かつて月草の花の青汁で摺染をしたことに由来しています。

延喜式(えんぎしき)

延喜式とは、平安時代初期にまとめられた禁中の儀式や規則などを記した50巻にものぼる法令集。三代格式の一つ。
延喜五年 (九〇五) 、左大臣藤原忠平らが醍醐天皇の命令により編集。延長五年 (九二七) 完成。古代政府の根本法令を補う形で、その後発布された施行細則を集大成したもの。

縫殿寮 ぬいどのつかさ」の項目に、衣服や染色材料などについて詳細に記されている。


-読み:はなだいろ-

「なめみつる五の色のあぢはひも きはだのかみにがく成ぬる」

『古今著聞集』橘成季。建長六年(一二五四)。

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Hanada-iro, in the name of the color indigo dyeing was known for a long time, it is a dark color than Asagi thinner than indigo. Hanadairo Hanada color, the Heian era, and it was handed down in a different color name and flower color in the Edo era in ancient times. Dress color depth name already Hanada, shallow Hanada is seen in the “Chronicles of Japan”. Hanada against indigo dyed in the cork tree bark and indigo, indigo dye alone has been distinguished in the “Engi expressions”. In addition, indigo, the three stages of the shallow, medium and deep, Hanada was divided into four stages of the shallow, medium, and next-depth, but in the present, from the thinner, Asagi, color of Aizen Hanada, it is common to call indigo, and navy blue. It is called as the “flower color” or labeled “Hanada” is, we have derived from the fact that you have a sliding dyed in blue juice of flowers Tsukikusa once.

-read: Hanada-iro-

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