蘇芳(すおう)とは?|Suo|#a84562

1119日の誕辰和色

蘇芳

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色の説明

蘇芳(すおう)とは、黒みを帯びた赤紫色のことで、マメ科の植物「蘇芳 すおう」を染料とする色です。古くからの色名で、別に『蘇方 すおう』『蘇枋 すおう』の字が当てられます。我が国では古くから蘇芳を輸入しており、正倉院の御物の中にもその名が見られる貴重な品でした。

蘇芳染めは蘇芳の木を、灰汁 あく明礬 みょうばん鉄媒染 てつばいせんを用いて染色するものですが、灰汁で『赤紫』系の色に、明礬焙煎では『紅赤』系の色に、鉄焙煎では『黒ずんだ紫』になりますが、『蘇芳色』といえば古くからの灰汁焙煎による赤紫系の色が一般的でしょう。

     
灰汁焙煎 明礬焙煎 鉄媒染

なお、蘇芳を使った鉄媒染による染色は、紅花や紫による染色が奢侈禁止令により制限された江戸時代に『似紫 にせむらさき』の染色として用いられました。

『蘇芳』は古代では『』に次ぐ尊い色でしたが、これは色相が紫に似ていることや材料が舶来品の貴重な染料ということからだと考えられます。また、『蘇芳』は延喜式では、『深蘇芳』『中蘇芳』『浅蘇芳』の3級に分けられていました。

ちなみに、今昔物語では凝固しかけた血液の表現にも使われています。

延喜式(えんぎしき)

延喜式とは、平安時代初期にまとめられた禁中の儀式や規則などを記した50巻にものぼる法令集。三代格式の一つ。
延喜五年 (九〇五) 、左大臣藤原忠平らが醍醐天皇の命令により編集。延長五年 (九二七) 完成。古代政府の根本法令を補う形で、その後発布された施行細則を集大成したもの。

縫殿寮 ぬいどのつかさ」の項目に、衣服や染色材料などについて詳細に記されている。


-読み:すおう-

「よき家の中門あけて、檳榔毛の車のしろくきよげなるに、
 すはうの下簾、にほひいときよらにて」

『枕草子』清少納言。長保二年(一◯◯◯)頃。

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Suoh is a reddish-purple color with blackish tints, and is dyed from the leguminous plant “Suoh”. It has been used as a color name since ancient times, and the characters “Suho” and “Sofang Suo” are also used. In Japan, Suho has been imported since ancient times, and was a valuable commodity, as shown by its name on the Shosoin treasures.

Suho dyeing is a process of dyeing suho wood using lye, alum, and iron mordant. Lye produces a reddish purple color, alum roasting produces a reddish red color, and iron roasting produces a dark purple color.

The iron-mordant dyeing with Suho was used for “Nise-murasaki” in the Edo period (1603-1868), when dyeing with safflower and purple was restricted due to the prohibition of luxuries.

In ancient times, “Suhoho” was the second most precious color after “purple” because of its similarity to purple in hue and the fact that it was made from a precious dye imported from overseas. In the Engishiki, it was classified into three grades: “fukasuoho,” “nakasuho,” and “asasusuho.

Incidentally, it is also used in Konjaku Monogatari to describe blood that is about to coagulate.

-read:Suō-

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