色の名前Japan Color Name | 薄花色(うすはないろ) |
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ローマ字Romanized | Usuhana-iro |
RGB | R:130 G:169 B:218 |
CMYK | C:52 M:25 Y:00 K:00 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 5月28日 |
色の説明
薄花色(うすはないろ)とは、花色 を薄くしたような、明るくうすい青紫色のことです。平安時代からの色名。『花色』は藍 の単一染めの『縹色 』の別名で『花田 』とも呼ばれていました。その花色の薄い色が色名として定着したのが薄花色です。ちなみに、花色の由来は、かつて月草 の花の青い汁で摺染 をしたことに因 んでいます。
一般的に薄い縹色は『浅縹 』や『浅葱色 』と呼ばれるため、薄花色をこれらの色と同色とする説もありますが、薄花色のほうが紫みが強い色になります。
平安中期の女流歌人にして三十六歌仙の一人“小大君 ”の歌集『小大君集』には、薄花色の色合いの微妙さや、月草で染めたものが色が移りやすいことにかけて、心の移ろいを描いている歌を詠みました。
「人ごころ うす花染めの狩衣 さてだにあらで 色やかはらむ」
-読み:うすはないろ-
「人ごころ うす花染めの狩衣 さてだにあらで 色やかはらむ」
『小大君集』小大君。
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Usuhana-iro, such as thinning the Hana-iro, is a bright pale blue-violet. Color name from the Heian period. “Hana-iro” had also been referred to as the “Hanada” an alias of “Hanada-iro” of single-dyed Ai Ai. The pale color of the flower has been fixed as the color name is Usuhana-iro. By the way, the origin of Hana-iro is, we are named after former factor in that it has a sliding dyed in blue juice of Tsukikusa of flowers.
Since the generally thin Hanada-iro is referred to as the “Asahanada” and “Asagi-iro”, the Usuhana-iro, but there is also a theory that these colors and the same color, more of Usuhana-iro will be the strong color is purple only .
The songbook “Kodaiki no kimi Shu” of the peace medium-term of female poet one of the thirty Rokkasen “Kodaiki no kimi”, subtleties and shades of Usuhana-iro, easy things color is transferred dyed in Tsukikusa through it, it was to read a song that depicts the transitory of mind.
-read: Usuhana-iro-
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