臙脂色(えんじいろ)とは?|Enji-iro|#9B003F

104日の誕辰和色

臙脂色

占い結果

日本語版
特徴1特徴2インスピレーションワード
思い切り遊ぶ人に関心がある絵葉書
英語版(English version)
Characteristic 1Characteristic 2Inspiration Words
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中国語版(中文本)
特征1特征2鼓舞人心的话语
全力以赴地玩我对人感兴趣。明信片

【インスピレーションワードとは】あなたの直感の元となるワード、閃き、発想が刺激されるワードです。(宣託師:白龍恵子

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BIRTHDAY FRAGRANCE

色の説明

臙脂色(えんじいろ)とは、黒みをおびた深く艶やかな紅色のことです。臙脂とは古代に中国より伝わった化粧紅などの顔料の名前に由来しますが、『臙脂色 えんじいろ』として一般的に広く使われる様になったのは、化学染料が広まった明治中期頃からです。

古代の中国では、辰砂 しんしゃから作られる顔料の『しゅ』にヤギの脂を加えて化粧紅を作っていたことから、「脂」の字が化粧紅を指していました。

また当時、「えん」の国の紅が非常にすぐれていたため、燕産の化粧紅がブランド化し「燕脂 えんじ」と呼ばれました。それが後に『臙脂 えんじ』と呼ばれるようになったようです。
いまでいえば、海外で「KOBE」といえば、神戸牛を指すような感じでしょうか?

また別の説では、中国の紅花の一大産地「燕支山 えんじざん」に由来するともいわれています。

我が国では奈良時代の『正倉院文書 しょうそういんもんじょ』に『烟子 えんじ』『烟紫 えんじ』と、また平安時代の辞書『和名類聚抄 わみょうるいじゅしょう』には、『焉支』『烟支』『燕支』などと記されていますが、いずれも顔料の名前を指しており、色名ではありません。

色料の臙脂には。紅花を染料とする植物性の『正臙脂 しょうえんじ』と、臙脂虫 えんじむし(ラックカイガラ虫・紫鉱 しこう)やサボテンに寄生するコチニールの雌虫の赤い色素からとれた動物性の『生臙脂 しょうえんじ』の二種類に分けられます。ともに『深紅 しんく』のような濃い紅色ですが、『生臙脂』のほうがわずかに紫色を帯びて濃厚です。

ちなみに、臙脂虫などから採集された天然の色素は、化学染料が広まった現在でも友禅や紅型の染料として広く利用されています。またコチニールといえば食品を赤く染める天然の着色料として有名ですが、コチニールでより濃く染めた色は『洋紅色 ようこうしょく』と呼ばれます。

臙脂色は、最近では「早稲田大学」のスクールカラーとして認知度が高い伝統色名といえるでしょう。

-読み:えんじいろ-

「臙脂色は誰にかたらむ血のゆらぎ 春のおもひのさかりの命」

『みだれ髪』与謝野晶子。明治三四年(一九◯一)刊。

臙脂色の派生色の紹介

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Enji-iro is a deeply glossy red color that is blackened. The color of the pigment transmitted from China ancient times. The name of Enji-iro originates from the color of ancient Chinese cosmetic crimson.

In ancient China, the character of “脂” was referring to cosmetic red because it was making cosmetic red with the goat’s fat added to the pigment “Shu” made from cinnabar sandpaper.

Also at that time, the country’s “Kurosu” in the “En” country was very good, so En’s cosmetic scarlet was branded and called “燕脂”. It seems that the color of that red was later called “Enji”.

In another theory, it is said that it comes from China’s safflower ‘s biggest production site “Tsubame Bineyama”.

In Japan, it is written as “烟子” “烟紫” in the “Shosoin” document in the Nara era and “烟脂” “燕支” “焉支” in the Heian era dictionary “Wamyou – Ruijusho” Later it was unified as “臙脂”.

As mentioned above, the color name of the greasy color has been in existence for a long time, but it came to be commonly used as a dye from about the middle of Meiji period when chemical dyes spread.

Incidentally, the tan color is divided into two types, vegetable ‘正臙脂’ with safflower as a dye, and animal ‘生臙脂’ from cochineal red pigment parasitizing on caterpillar and cactus.

Incidentally, natural dyes collected from caterpillar insects etc. are widely used as dye of Yuzen and Bingo style even now chemical dye is widely spread.

Enji-iro is a traditional color name that has recently become recognized as a school color at Waseda University.

-read:Enji-iro-

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臙脂色(Enji-iro)
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