紺(こん)とは?|Kon|#001A43

125日の誕辰和色

紺

占い結果

日本語版
特徴1特徴2インスピレーションワード
物静か習い事が好き正座
英語版(English version)
Characteristic 1Characteristic 2Inspiration Words
calmI love to learn.seat of honor
中国語版(中文本)
特征1特征2鼓舞人心的话语
平静我喜欢学习。雅座

【インスピレーションワードとは】あなたの直感の元となるワード、閃き、発想が刺激されるワードです。(宣託師:白龍恵子

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BIRTHDAY FRAGRANCE

色の説明

紺(こん)とは、藍染 あいぞめの中で最も濃い色で、わずかに赤みを含んだ濃い青色のことです。英名では『ネイビーブルー』。古くは『深縹 ふかきはなだ』と呼ばれ、平安時代の式目『延喜式 えんぎしき』にもその名が見られます。ちなみに『はなだ』とは昔の青色のこと。

もともと中国古来の染色名だった紺色は、平安の頃に色調とともに我が国に伝来しました。その後、日本古来の色で同色だった『深縹』に「紺」の字があてられて、中世以降に定着していきます。

紺色は日本人にとって広く親しまれ、紺絣 こんがすり紺足袋 こんたび紺暖簾 こんのれんなど「紺」が付く単語は数多くみられます。室町時代には紺染 こうぞめ職人を紺掻 こうかきと呼び、江戸時代には紺屋 こうやが染物屋の代名詞になるほどでした。現在でも学校や企業の制服の色として広く使われています。

紺色は藍染を繰り返して出される色ですが、大変に手間がかかる事から江戸期には手軽に染めるため「呉汁に染めを加え、予め布地に下染してから藍染に移す」ことも行われるようになりました。このため手間を掛けた「上等の紺」は特別視され、『上紺 じょうこん』や『正紺 しょうこん』と呼ばれ区別されています。また、これ以上は濃く染まらないという事から『留紺 とめこん』の名でも呼ばれました。

鎌倉の頃より『紺』は『褐色 かちいろ勝色』として武士には縁起の良い色でした。

戦国時代の名将“藤堂高虎 とうどう たかとら”も遺訓の中で「戦の道具は柿色はダメだ、紺色がいい。」といっています。
江戸初期に『柿色』が流行しましたが、高虎としては武士が紺色を身に着けずに流行色を着ることが面白くなったのかもしれません。

原文「陣道具柿あし、紺可然色々ありといへ共書付におよはす」高山公実録
※高山は藤堂高虎の法号


-読み:こん-

「陣道具柿あし、紺可然色々ありといへ共書付におよはす」

高山公実録 こうざんこうじつろく』。

紺がつく色名

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Kon, in the darkest color in the Aizome, is slightly dark blue that includes redness. Old is referred to as the “Fukakihanada”, will also be seen that name to “Engishiki” of the Heian period. By the way, “Hanada” is that of the old days of the blue.

Kon-iro is originally Chinese ancient stained name, was handed down in our country along with the color. Then, it is what has been fixed as it is by applying a character of “Kon” to “Fukakihanada” of the same color. Widely known for the Japanese since ancient times, Kongasuri, Kontabi, word “Kon” is attached, such as Konnoren is seen many. Muromachi called the Koukaki the Kouzome craftsman era, in the Edo era was about Kouya become synonymous with dyeing shop. It is used as the color of the uniform of the school and companies even now.

Kon-iro is the color that is issued by repeating the Aizome, very to easy to dye for the Edo period from the time-consuming thing, “the dyed Gojiru addition, transferred to Aizen after Shitasome in advance fabric” it is also now to be done. For this reason multiplied by the time and effort “Choice Kon” is special view, as “Joukon” and “Shoukon”. In addition, more is also known under the name of “Tomekon” from the fact that not stain darker.

-read:Kon-

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紺(Kon)
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タグ:室町の色染めの色着物の色

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