鶯色(うぐいすいろ)とは?|Uguisu-iro|#838B0D

鶯色Uguisu-iro

色の名前Japan Color Name 鶯色(うぐいすいろ)
ローマ字Romanized Uguisu-iro
RGB R:131 G:139 B:013
CMYK C:23 M:00 Y:90 K:50
Web カラーHex triplet
誕辰色2月9日

色の説明

鶯色(うぐいすいろ)とは、鶯の羽のような暗くくすんだ黄緑色のことです。江戸時代からの色名ですが、当時は茶系が流行色であったため、鶯色を茶色がからせた『鶯茶 うぐいすちゃ』のほうが粋な色として人気があり、当時「ウグイス」といえば『鶯茶』を指していました。

鶯色が一般に認められるようになったのは明治後期に流行色となってからです。

鶯 (うぐいす)

鶯はスズメ目ウグイス科の小鳥で、日本全土に分布する留鳥 りゅうちょう。古くから親しまれ、奈良時代には「法告鳥 ほほきどり」と呼ばれました。また春に「ホーホケキョ」の美しいさえずりを聴かせてくれることから「春告げ鳥」とも呼ばれ、『万葉集』には鶯を読んだ詩が四十八種もあります。

鶯色の染法は、江戸時代の書物『染物秘傳 そめものひでん』に「白豆汁一返、もみ出し豆汁一返、其上かりやすに白凡三匁入」とありますが、春を感じさせる色として用いるときは、新緑のイメージもあってやや薄く明るい色にすることがあります。

ちなみに、鶯色の使われ方としては青豌豆 あおえんどうを煮た「鶯豆 うぐいすまめ」、よもぎなどを混ぜた「鶯餠 うぐいすもち」、最近で言えば菓子パンの「うぐいすパン」などが典型的。

この系統の色として、明るい新緑の色『萌黄色 もえぎいろ』、黒ずんだ鶯色の『鶯煤竹 うぐいすすすたけ』、さらに黒みを増した『千歳茶 せんざいちゃ』などがあります。

ウグイスというと下記の写真の鳥をイメージしがちですが、こちらは「メジロ」という鳥で目の周りが白いことが特徴です。

ウグイスの写真は下記になります。メジロのように目の周りは白くありません。

鶯(ウグイス)

-読み:うぐいすいろ-

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

It is Uguisu-iro, is a dark dull yellow-green, such as the wings of the nightingale. But is the color name from the Edo era, at the time is popular to “Uguisu-iro” for tea was a fashionable color as a stylish color more brown was scolded “Uguisucha”, simply speaking of “Uguisu” ” Uguisucha “and he was pointing. Is from become a fashionable color in the late Meiji came to be recognized, “Uguisu-iro”.

Nightingale is a bird of passerine warbler family, distributed in the whole of Japan resident bird fluent. It has been popular since ancient times, in the Nara period was called “Hohokidori”. Also referred to as “Harutsugedori” because it makes us hear the beautiful Saezu twitter of “Hohokekyo” in the spring, poetry reading the nightingale in the “Manyoushu” There is also a forty-eight species.

Dyeing method of “Uguisu-iro” the Edo era of the book “Somemonohiden,” “return white Gore-one, return your one out fir, the Kim three momme enter the 其上 Kariyasu” there and, color feel the spring when used as is, it may be a little thin, bright colors there is also fresh green image.

By the way, as the usage of “Uguisu-iro” boiled Aoendo Aoendo “Uguisumame”, typical color is “Uguisumochi” mixed with such as mugwort mugwort.

As the color of this system, bright fresh green color “Moegiiro”, “Uguisususutake” in the dark “Uguisu-iro”, and further increased the blackness “Senzaicha”.

-read:Uguisu-iro-

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タグ:日本画の色染めの色江戸の色鳥の羽色

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