柳色(やなぎいろ)とは?|Yanagi-iro|#ADB445

柳色Yanagi-iro

色の名前Japan Color Name 柳色(やなぎいろ)
ローマ字Romanized Yanagi-iro
RGB R:173 G:180 B:069
CMYK C:19 M:00 Y:75 K:30
Web カラーHex triplet
誕辰色4月6日

色の説明

柳色(やなぎいろ)とは、初夏の柳の葉色を思わせる明るい黄緑色のことです。

古くからの色名で、重色目 かさねのいろめ織色 おりいろなどにもその名が見られるなど、平安時代、柳の色は盛んに使われていました。実際、『紫式部日記』にも「左京は青色に柳の無紋の唐衣 からぎぬ」「柳の上白 うえしろ御小袿 おこうちぎ」との表記が見られます。

重色目:柳重色目では「表 白・裏 淡青 うすあお」で表し、薄い緑色の色目から、別に『薄柳』とも呼ばれました。出典:『装束抄

また、別説には「表 淡青・裏 淡青」などがありますが、どちらの説の『』も現代でいう『緑色』の色調です。

』の着用時期は、冬より春です。

柳に因んだ重色目は、この他にも『面柳 おもやなぎ』『黄柳 きやなぎ』『青柳 あおやぎ』『花柳 はなやぎ』『柳重 やなぎがさね』などがあり、様々な柳の色調を表現しました。

織色 おりいろでは、経糸 たていとが『萌葱 もえぎ』、緯糸 ぬきいとを『』で柳の色を表現しています。

柳 (ヤナギ)

柳(ヤナギ)は、ヤナギ科ヤナギ属の落葉性の樹木の総称。
日本では「ヤナギ」と言えば、一般的に枝垂柳(シダレヤナギ)を指す。

花札-柳

また柳は、花札11月札のモチーフとしても有名。ちなみに、絵札の人物は平安時代の能書家“小野道風 おののとうふう”。


禅語の「柳緑花紅 りゅうりょくかこう」「柳はみどり、花はくれない」という言葉もある通り、日本では柳は古くから身近で愛好された植物です。そのため、柳にちなんだ色名は非常に多く、平安時代の『青柳』や『面柳』『裏柳』、江戸時代の流行色となった『柳鼠』『柳茶』など十数種類も存在しています。

『古今和歌集』に「見渡せば 柳桜をこきまぜて 都ぞ春の 錦なりける」の歌もあるように、『柳色』は『桜色』とともに、日本の春の色の代名詞といえるでしょう。

水辺の枝垂柳

水辺の枝垂柳

-読み: やなぎいろ-


「見渡せば 柳桜をこきまぜて 都ぞ春の 錦なりける」

『古今和歌集』素性法師 そせいほうし歌。

柳に関連する色の紹介

関連する色の紹介

[Explanation of a color]

The Yanagi-iro is a bright yellowish green reminiscent of the color of willow leaves in early summer.

In the Heian period, the color of the willow was used extensively, as it was found in Kasaneirome and Oriiro. In fact, you can also see the words “Sakyo is blue with Yanagi’s non-printed Karaginu” and “Yanagi’s Ueshiro’s Okouchigi” in the “Shiki Shikibu Diary”.

In Kasaneirome, it was expressed as “front white / back Usuao”, and it was also called “Usuyanagi” from the light green Irome. Source: “Shousokusho”

In addition, there are “the front Usuao, the back Usuao” in the other thesis, but “Ao” of both theories is the color of “green” in the present age.

“Yanagi” will be worn from spring to winter.

Other than this, Kasaneirome, which was inspired by the willows, included “Omoyanagi”, “Kiyanagi”, “Aoyagi”, “Hanayanagi”, and “Yanagigasane”, which expressed various willow colors.

Oriiro expresses the color of the willow with “Moegi” for the warp and “white” for the weft.

Yanagi

Yanagi is a general term for deciduous trees of the genus Willow. In Japan, “Yanagi” generally refers to weeping willow.

Yanagi is also famous as a motif for the Hanafuda November bill. By the way, the person on the picture card is the Heian-era Noh writer “Ono Tofu”.

As the Zen words “Ryuryoku Kakou” and “willows are green, flowers do not give”, in Japan, willows have long been a favorite plant. For this reason, there are so many color names associated with willows, and there are more than a dozen types such as “Aoyagi”, “Omoyanagi”, “Urayanagi” in the Heian period, and “Yanaginezu”, “Yanagicha”, which became popular colors in the Edo period.

Like the song “Kokin Wakashu”, “Yanagi-iro” is synonymous with “Spring Color” in Japan, along with “Sakura-iro”.

-read: Yanagi-iro-

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タグ:植物の色

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