‘万葉の色’タグの一覧
‘万葉の色’のタグに関連する日本の伝統色「27色」をご紹介します。
- ■壺菫-Tsubosumire(#843779)
壺菫(つぼすみれ)とは、ツボスミレの花の花芯部のような渋く濃い紅紫色のことです。万葉時代の重かさねの色目に由来した色で、 …続きを読む - ■金青-Konjou(#003775)
金青(こんじょう)とは、古代の顔料の色で紫色を帯びた暗い上品な青色のことです。『紺青』の古名。別に「きんせい」とも呼ばれ …続きを読む - ■山藍摺-Yamaaizuri(#67A2A0)
山藍摺(やまあいずり)とは、染料植物の山藍で摺り染めた布の色で、灰色がかった青緑のことです。山藍による摺り染めは、『万葉 …続きを読む - ■茅色-Kaya-iro(#C7B183)
茅色(かやいろ)とは、葺替えたばかりの茅葺屋根のようなわずかに赤みを帯びたくすんだ黄色のことです。別に『萱色』の字もあて …続きを読む - ■朱華-Hanezu(#F4A57A)
朱華(はねず)とは、黄色がかった薄い赤色のことです。『万葉集』にもその名が見られる由緒ある伝統色で、他に『波泥孺』『唐棣 …続きを読む - ■紅梅色-Kobai-iro(#E86B79)
紅梅色(こうばいいろ)とは、一般に平安貴族たちが愛好した紅梅の花のような色のことです。キク科ベニバナを用いた紅染で、やや …続きを読む - ■榛摺-Harizuri(#79520B)
榛摺 (はりずり)とは、榛の木の実や樹皮で染めた深く渋い橙色のことです。万葉の時代から見られる色名で、平安時代の格式『延 …続きを読む - ■鴨の羽色-Kamonoha-iro(#00695B)
鴨の羽色(かものはいろ)とは、真鴨の頭の羽色に由来する少し暗い青緑色のことです。別に『鴨羽色』『真鴨色』とも。色名の出典 …続きを読む - ■真朱-Shinshu(#D9341D)
真朱(しんしゅ)とは、少し黒味のある鈍い赤色のことです。『まそほ』とも読まれます。「朱」は硫化水銀鉱物から作られる天然の …続きを読む - ■濡羽色-Nureba-iro(#000B00)
濡羽色(ぬればいろ)とは、カラスの羽のような艶のある黒色のことです。別名「濡烏」、「烏羽色」とも。万葉集の時代より「髪は …続きを読む - ■鴨頭草-Tsukikusa(#68a5da)
鴨頭草(つきくさ)とは、友禅染の下絵に用いられていた青花紙の濃い青色のことです。鴨頭草とは露草(つゆくさ)の古名であり、 …続きを読む - ■露草色-Tsuyukusa-iro(#71A4D9)
露草色(つゆくさいろ)とは、早朝に咲く露草の花にちなんだ明るい薄青色のことです。露草はツユクサ科の一年草で、日本各地の路 …続きを読む - ■縹色-Hanada-iro(#0086AD)
縹色(はなだいろ)とは、古くから知られた藍染めの色名で、藍色よりも薄く浅葱色よりも濃い色のことです。古くははなだ色、平安 …続きを読む - ■青丹-Aoni(#858954)
青丹(あおに)とは、昔、顔料や化粧料の黛に使われた青粘土のような暗く鈍い黄緑色のことです。 …続きを読む - ■女郎花-Ominaeshi(#F2F2B0)
女郎花(おみなえし)とは、秋に咲く女郎花の花のような明るい緑味のある黄色のことです。女郎花は秋の七草の一つ。 …続きを読む - ■躑躅色-Tutuji-iro(#E02C87)
躑躅色(つつじいろ)とは、赤い躑躅の花のような、鮮やかな赤紫色のことです。躑躅色は、『万葉集』にもその名前がみられる古く …続きを読む - ■水色-Mizu-iro(#7FCCE3)
水色(みずいろ)とは、澄んだ水の色を模した淡い青色のことです。『水浅葱』をやや淡くし、藍がからせた染め色をいいます。『万 …続きを読む - ■紫-Murasaki(#884898)
紫(むらさき)とは、紫根で染められた絹のような赤と青の中間の色のことです。または紫系統の色の総称。虹を構成する七色のひと …続きを読む - ■藤色-Fuji-iro(#BAA7CC)
藤色(ふじいろ)とは、藤の花からきた色名で淡い青みのある紫色のことです。古くから馴染み深い色であり、『若紫』とも呼ばれま …続きを読む - ■桔梗色-Kikyo-iro(#624498)
桔梗色(ききょういろ)とは、桔梗の花のような青みを帯びた紫色のことです。平安時代から愛されていた色名で、青紫の代表的な伝 …続きを読む - ■菫色-Sumire-iro(#7065A3)
菫色(すみれいろ)とは、菫の花の色からきた色名で、やや青味の濃い紫色のことです。 …続きを読む - ■茜色-Akane-iro(#B7282E)
茜色(あかねいろ)とは、茜草の根で染めた暗い赤色のことです。夕暮れ時の空の形容などに良く用いられることで知られています。 …続きを読む - ■紅色-Beni-iro(#E1344C)
紅色(べにいろ)とは、紅花の濃染による鮮やかな赤色のことです。または色料の三原色CMYのM100%『マゼンタ』を指す場合 …続きを読む - ■山吹色-Yamabuki-iro(#F8B400)
山吹色(やまぶきいろ)は、山吹の花のような鮮やかな赤みを帯びた黄色のことです。 色名は黄色の花を咲かせる植物の山吹に由来 …続きを読む - ■緋-Ake(#BA2636)
緋(あけ)とは、やや黄色味のある鮮やかな赤色のことで、平安時代から用いられた伝統色名です。 …続きを読む - ■薄紅-Usukurenai(#B15C65)
薄紅(うすくれない)とは色名の一つで、淡く、ややくすんだ紅色のことです。「くれない」は古い読み方で、近世以降は「べに」と …続きを読む - ■桃色-Momo-iro(#F58F98)
桃色(ももいろ)とは、桃の花のような、紅花で淡く染めた色のことです。 …続きを読む