‘手鑑模様節用’タグの一覧
‘手鑑模様節用’のタグに関連する日本の伝統色「37色」をご紹介します。
- ■相済茶-Aisumicha(#373C38)
相済茶(あいすみちゃ)とは、藍味を帯びた墨色のことで、一般的に「藍墨茶」と書かれます。色名に「茶」とありますが「暗くくす …続きを読む - ■紅碧-Benimidori(#8491C3)
紅碧(べにみどり)とは、かすかに紅がかった淡い空色のことです。「碧」は一般に緑色を指しますが、「紅碧」の場合は空色を指し …続きを読む - ■藍鼠-Ainezu(#6B818E)
藍鼠(あいねず)とは、藍味をおびた暗い鼠色のことです。「○○鼠」のように鼠がつく色名は江戸中期からみられます。暗い色や色 …続きを読む - ■水浅葱-Mizuasagi(#8CD2BC)
水浅葱(みずあさぎ)とは、文字通り「水色がかった浅葱色」の意味で、緑味の淡い青色のことです。 …続きを読む - ■湊鼠-Minatonezumi(#77969A)
湊鼠(みなとねずみ)とは、薄い青緑味の鼠色のことです。色名の由来は、大阪の湊村でつくられていた、壁や襖の腰貼りなどに使わ …続きを読む - ■藍墨茶-Aisumicha(#373C38)
藍墨茶(あいすみちゃ)とは、藍味を帯びた墨色のことで、「相済茶」とも書かれます。「藍墨」は当て字。#藍墨茶 …続きを読む - ■仙斎茶-Sensaicha(#474B42)
仙斎茶(せんさいちゃ)とは、千歳緑を茶色がからせたような緑味の渋い茶色のことです。「千歳茶」「千才茶」とも書きます。 …続きを読む - ■紺桔梗-Konkikyou(#211E55)
紺桔梗(こんききょう)とは、桔梗色に紺を含ませた様な色味の濃い青紫のことです。 …続きを読む - ■紅掛花色-Benikakehanairo(#68699B)
紅掛花色(べにかけはないろ)とは、あでやかな明るい青紫色のことで、花色の下染に紅を染めた重ねた色です。 『手鏡模様節用』 …続きを読む - ■錫色-Suzu-iro(#9EA1A3)
錫色(すずいろ)とは、無彩色の銀色に近い明るい鼠色のことです。錫は銀白色の金属。『手鏡模様節用』の色譜に、「錫色。又当世 …続きを読む - ■黄枯茶-Kigaracha(#765C47)
黄枯茶(きがらちゃ)とは、褐色味の濃い黄褐色のことです。「黄唐茶」「木枯茶」とも書き「こがれちゃ」とも読まれました。 …続きを読む - ■藍媚茶-Aikobicha(#555647)
藍媚茶(あいこびちゃ)とは、江戸時代の流行色であるオリーブ系の茶「媚茶」を藍がからせた暗い緑褐色のことです。『諸色染手鑑 …続きを読む - ■千草色-Chigusa-iro(#3A8FB7)
千草色(ちぐさいろ)とは、わずかに緑味を帯びた明るい青色のことです。色名の千草とは鴨頭草から転訛した名で露草のこと。藍染 …続きを読む - ■深川鼠-Fukagawanezumi(#85A1A0)
深川鼠(ふかがわねずみ)とは、薄い青緑みの灰色のことです。江戸時代後期に流行した色で、色名は江戸「深川」のいなせな若衆や …続きを読む - ■沈香茶-Tonocha(#84a1a8)
沈香茶(とのちゃ)とは、灰みがかった青緑色のことで、別に『殿茶』とも表記します。殿茶の名は『御染物聞書日記』に「殿茶小紋 …続きを読む - ■黄海松茶-Kimirucha(#918754)
黄海松茶(きみるちゃ)とは、江戸時代に好まれた海松茶よりも黃味の強い黄灰色のことです。現代でいえばオリーブ色に近い色合い …続きを読む - ■熨斗目花色-Noshime-hanairo(#426579)
熨斗目花色(のしめはないろ)とは、熨斗目色よりも灰みの強い濃い青色のことです。江戸時代の「手鑑模様節用」には「舛花いろ、 …続きを読む - ■檳榔子染-Binroujizome(#433D3C)
檳榔子染(びんろうじぞめ)とは、檳榔子染は檳榔樹の実を染料として染めた黒褐色のことです。きわめて気品のある色で別名『檳榔 …続きを読む - ■威光茶-Ikoucha(#A8A256)
威光茶(いこうちゃ)とは、柳葉色より茶味を帯びた明るい色でやや茶味のある萌黄色のことです。 …続きを読む - ■柳茶-Yanagicha(#A3A86C)
柳茶(やなぎちゃ)とは、茶がかかった柳染の意で鈍い黄緑色のことです。江戸時代中期に生まれた色で『染物重宝記』にもその名が …続きを読む - ■鶸萌黄-Hiwamoegi(#82AE46)
鶸萌黄(ひわもえぎ)とは、鶸色と萌黄色の中間の色で、黄味の強い黄緑色のことです。江戸中期頃に広く用いられており、『手鑑模 …続きを読む - ■梅幸茶-Baikoucha(#AAA751)
梅幸茶(ばいこうちゃ)とは、茶味を含んだ淡い萌黄色のことです。 …続きを読む - ■鳩羽鼠-Hatobanezumi(#9E8B8E)
鳩羽鼠(はとばねずみ)とは、薄い紫色である藤色に鼠色をかけた赤味がかった灰紫色のことです。 …続きを読む - ■青竹色-Aotake-iro(#7EBEAB)
青竹色(あおたけいろ)は、成長した青竹の幹のような青みの冴えた明るく濃い緑のことです。 …続きを読む - ■菖蒲色-Ayame-iro(#B168A8)
菖蒲色(あやめいろ)とは、花菖蒲の紫の花の色に似た赤味がかった紫色のことです。 …続きを読む - ■肥後煤竹-Higosusutake(#897858)
肥後煤竹(ひごすすたけ)とは、黒みがかった黄褐色のことです。『煤竹色』の派生色。江戸時代の染色解説書である『手鑑模様節用 …続きを読む - ■利休白茶-Rikyushiracha(#E6E3C5)
利休白茶(りきゅうしらちゃ)とは、薄い灰みがかった黄褐色のことです。 わび茶道の祖・ “千利休” をイメージさせる上品で …続きを読む - ■鬱金色-Ukon-iro(#F7C229)
鬱金色(うこんいろ)とは、鬱金草の根で染めた赤みの鮮やかな黄色のことです。英名では『ターメリック』。派手で目立つ色が好ま …続きを読む - ■紅柑子-Benikouji(#CC5229)
紅柑子(べにこうじ)とは、ミカン科常緑低木のベニコウジの果実のような紅色を帯びた柑子色のことです。 …続きを読む - ■山吹茶-Yamabukicha(#C89932)
山吹茶(やまぶきちゃ)は、茶がかった赤みの深い黄色のことです。金色に近い色合いのため、別名金茶(きんちゃ)とも呼ばれます …続きを読む - ■枇杷茶-Biwacha(#AE7C4F)
枇杷茶(びわちゃ)とは、熟した枇杷の実が茶色がかったような浅い黄褐色のことです。 …続きを読む - ■煎茶色-Sencha-iro(#8C6450)
煎茶色(せんちゃいろ)とは、薄い赤紫色のことです。煎茶というと緑色を想像すると思いますが、本来は煎ったものなので、茶色の …続きを読む - ■宗伝唐茶-Sodenkaracha(#A16D5D)
宗伝唐茶(そうでんからちゃ)とは、唐茶より少し黒みを帯びた赤みの褐色のことです。江戸初期の京の染師、鶴屋宗伝が染め始めた …続きを読む - ■紅樺-Benikaba(#B63D1B)
紅樺(べにかば)とは、紅色がかった樺色のことです。樺色は蒲の穂に似た茶褐色を指します。変相色に紅樺茶があります。 …続きを読む - ■芝翫茶-Shikancha(#BF795D)
芝翫茶(しかんちゃ)とは、ややくすんだ渋い赤茶色のことです。江戸後期の大阪の花形役者、三代目“中村歌右衛門”が好んだ色と …続きを読む - ■鴇浅葱-tokiasagi(#B88884)
鴇浅葱(ときあさぎ)とは、やや灰色がかった紅色で、長春色より薄い色です。鴇色がかった浅葱色という意味からついた名称と思わ …続きを読む - ■鴇羽色-Tokiha-iro(#F49E95)
鴇羽色(ときはいろ)とは、トキの風切羽の色のことです。やや紫に近い淡いピンクで朱鷺色とも表記します。 …続きを読む