‘歌舞伎の色’タグの一覧
‘歌舞伎の色’のタグに関連する日本の伝統色「30色」をご紹介します。
- ■大和柿-Yamatogaki(#EFAE7C)
大和柿(やまとがき)とは、江戸時代の人気役者に由来するややくすんだ明るい橙色のことです。『茶』と付きますが『柿色』を薄す …続きを読む - ■胆礬色-Tanba-iro(#007D7A)
胆礬色(たんばいろ)とは、深く渋い青緑色のことです。ちなみに、胆礬とは銅の硫酸塩鉱物でる青い半透明の結晶体のこと。... …続きを読む - ■今紫-Imamurasaki(#563779)
今紫(いまむらさき)とは、青味を帯びた鮮やかな紫色のことです。一般的に「江戸紫」として知られており、歌舞伎の「助六」が頭 …続きを読む - ■高麗納戸-Kourainando(#104539)
高麗納戸(こうらいなんど)とは、灰がかった暗い青緑色のことです。『高麗納戸』は江戸中期の寛政年間に歌舞伎の大立者“四世・ …続きを読む - ■岩井茶-Iwaicha(#6F6F43)
岩井茶(いわいちゃ)とは、やや茶みがかった黄緑色のことです。 …続きを読む - ■梅幸茶-Baikoucha(#AAA751)
梅幸茶(ばいこうちゃ)とは、茶味を含んだ淡い萌黄色のことです。 …続きを読む - ■璃寛茶-Rikancha(#6A5D21)
璃寛茶(りかんちゃ)とは、やや緑がかった黄味の暗い茶色のことで、媚茶に藍味を加えたものです。 …続きを読む - ■萌葱色-Moegi-iro(#006D4D)
萌葱色(もえぎいろ)とは、萌え出る葱(ねぎ)の芽のような緑色のことです。 …続きを読む - ■素鼠-Sunezumi(#737373)
素鼠(すねずみ)とは、他の色味を含まない鼠色のことです。「墨の五彩」、濃、焦、重、淡、清の「重」に当たる中明度の無彩色で …続きを読む - ■銀鼠-Ginnezumi(#BBBCBF)
銀鼠(ぎんねず)とは、銀色のようなほんのり青みを含んだ明るい灰色のことです。古くは『錫色』とも。江戸中期は度々「奢侈禁止 …続きを読む - ■柳鼠-Yanaginezumi(#C8D5BB)
柳鼠(やなぎねずみ)とは、柳の緑色を帯びた鼠色の意で、薄い緑がかった鼠色のことです。 …続きを読む - ■鉛色-Namari-iro(#7B7C7D)
鉛色(なまりいろ)とは、鉛のような少し青味を帯びた灰色のことです。鉛は「あおがね」ともいわれ、加工が容易で耐蝕性にすぐれ …続きを読む - ■薄墨色-Usuzumi-iro(#A3A3A2)
薄墨色(うすずみいろ)とは、墨を薄めたようなやや薄い灰色のことです。淡墨色ともかきます。 …続きを読む - ■消炭色-Keshizumi-iro(#595045)
消炭色(けしずみいろ)とは、消し炭のような橙みの暗い灰色のことです。火を消した木炭の、うすい灰を飛ばすと現れる炭の色を表 …続きを読む - ■舛花色-Masuhana-iro(#5B7E91)
舛花色(ますはないろ)とは、灰味のある淡い青色で、浅葱色に渋みを加えた淡縹系統の色です。江戸後期の人気役者、五世市川団十 …続きを読む - ■灰桜-Haizakura(#E8D3D1)
灰桜(はいざくら)とは、やや灰色がかった明るい桜色のことです。桜色に薄墨がかった「桜鼠」も同系統ですが、こちらの方が明る …続きを読む - ■纁-Sohi(#E0815E)
纁(そひ)とは、茜と灰汁媒染によってよって染められた明るい赤橙色のことです。 …続きを読む - ■江戸紫-Edomurasaki(#745399)
江戸紫(えどむらさき)とは、江戸で染められた紫の意で、青みをおびた紫のことです。代表的なものに歌舞伎の『助六由縁江戸桜』 …続きを読む - ■菖蒲色-Ayame-iro(#B168A8)
菖蒲色(あやめいろ)とは、花菖蒲の紫の花の色に似た赤味がかった紫色のことです。 …続きを読む - ■紫-Murasaki(#884898)
紫(むらさき)とは、紫根で染められた絹のような赤と青の中間の色のことです。または紫系統の色の総称。虹を構成する七色のひと …続きを読む - ■路考茶-Rokōcha(#927A30)
路考茶(ろこうちゃ)とは、鶯色に近い渋い緑みの茶色のことです。 …続きを読む - ■柿色-Kaki-iro(#DE6A1C)
柿色(かきいろ)とは、柿の果実のような鮮やかで濃い橙色のことです。柿色は古くからある色名ですが、一口に「柿色」と呼んでも …続きを読む - ■黄櫨染-Korozen(#AD4D00)
黄櫨染(こうろぜん)とは、赤みの暗い黄褐色のことです。天皇陛下が儀式に着る袍の色で『絶対禁色』。その染料は… …続きを読む - ■樺色-Kaba-iro(#C5591A)
樺色(かばいろ)とは、赤みのある橙色で蒲色とも書きます。樺の樹皮または水草の蒲の穂の色を喚起させる色です。 …続きを読む - ■蘇比-Sohi(#FBA027)
蘇比(そひ)とは、黄みのにぶい明るい橙色のことです。緋色と同じく茜染めの一種ですが、緋色よりも淡く、色の淡さから、『衣服 …続きを読む - ■東雲色-Shinonome-iro(#F19072)
東雲色(しののめいろ)とは、夜が明け始めるころ太陽で白み始める東の空のことで、やや黄みのピンク色に近い色です。 …続きを読む - ■柿渋色-Kakishibu-iro(#BD7862)
柿渋色(かきしぶいろ)とは、灰がかった黄赤色で、色づく前のカキの実をしぼって作られます。歌舞伎役者の一門、市川家がよく用 …続きを読む - ■芝翫茶-Shikancha(#BF795D)
芝翫茶(しかんちゃ)とは、ややくすんだ渋い赤茶色のことです。江戸後期の大阪の花形役者、三代目“中村歌右衛門”が好んだ色と …続きを読む - ■曙色-Akebono-iro(#F9A383)
曙色(あけぼのいろ)とは、曙の空を思わせる、朝焼けのような淡い黄赤色です。「東雲色」ともいいます。 …続きを読む - ■小豆色-Azuki-iro(#A04940)
小豆色(あずきいろ)とは、赤小豆の実の色のような暗みがかった赤紫のことです。江戸時代になってから色名として用いられていま …続きを読む