‘近代の色’タグの一覧
‘近代の色’のタグに関連する日本の伝統色「41色」をご紹介します。
- ■鼈甲色-Bekkou-iro(#CE9B0E)
鼈甲色(べっこういろ)とは、海ガメの一種タイマイ(玳瑁)の甲羅の加工品である鼈を連想させる黒みを帯びた深い黄色のことです …続きを読む - ■海棠色-Kaidou-iro(#E86B79)
海棠色(かいどういろ)とは、春に桜に似た美しい花を咲かせる海棠の花のような淡い赤色のことです。文字どおり海棠の花に由来し …続きを読む - ■鮭色-Sake-iro(#F4A583)
鮭色(さけいろ)とは、鮭の身のような色で淡い赤色のことです。英名『サーモンピンク』。色名としては比較的に新しく、明治期以 …続きを読む - ■紺藍-Konai(#07365B)
紺藍(こんあい)とは、少し紫みがかった藍色のことです。紺みの藍。 『紺』も『藍』も濃い青の代表的な色ですが、『藍』に『紺 …続きを読む - ■麹色-Koujiiro(#F1DDB4)
麹色(こうじいろ)とは、米麹のような薄い赤みの灰黄色のことです。その名のとおり、酒作りなどに使われる麹が名前の由来です。 …続きを読む - ■翠色-Suishoku(#007E66)
翠色(すいしょく)とは、カワセミの羽色のような鮮やかな緑色のことです。「みどりいろ」「みどり」とも読まれます。別名は『翠 …続きを読む - ■金糸雀色-Kanaria-iro(#ECE038)
金糸雀色(かなりあいろ)とは、野生のカナリアの羽色のような少しくすみのある黄色のことです。カナリアは漢字で「金糸雀」と表 …続きを読む - ■青藍-Seiran(#00558F)
青藍(せいらん)とは、紫みを含んだ暗い青色のことです。藍染による『藍色』の中でも彩度が高い色で、明治以降の新しい色名にな …続きを読む - ■生成色-Kinari-iro(#F7EFE3)
生成色(きなりいろ)とは、晒らす前の木綿のようなわずかに赤みがかった黄みの白色のことです。「ナチュラルカラー」が流行した …続きを読む - ■若葉色-Wakaba-iro(#A4CA68)
若葉色(わかばいろ)とは、夏前の草木の若葉のようなやわらかい黄緑色のことです。「若葉」といえば春のイメージがありますが、 …続きを読む - ■花緑青-Hanarokusho(#5AB5B2)
花緑青(はなろくしょう)とは、明るく渋い青緑色のことです。十九世紀初めのパリで生産された酢酸銅と亜砒酸銅の複塩による緑系 …続きを読む - ■麦藁色-Mugiwara-iro(#E3C576)
麦藁色(むぎわらいろ)とは、麦藁の色のような赤みを帯びたくすんだ黄色のことです。麦藁帽子の色。英名では『ストロー』。麦わ …続きを読む - ■乾鮭色-Karasake-iro(#EB9793)
乾鮭色(からさけいろ)とは、乾燥させた鮭の身のような橙色がかった桃色のことです。 英名は『サーモンピンク』。その名のとお …続きを読む - ■白菫色-Shirosumire-iro(#E9EAF5)
白菫色(しろすみれいろ)とは、白菫の花のようなほとんど白に近い紫色のことです。 菫の花は万葉の頃より愛された草花ですが、 …続きを読む - ■純白-Junpaku(#FFFFFF)
純白(じゅんぱく)とは、全く混じりけのない完全な白色のことです。『真白』と同色。純白とは、もともと色名ではなく「汚れがな …続きを読む - ■紫檀色-Shitan-iro(#6A1435)
紫檀色(したんいろ)とは、紫檀の材のような深く暗い赤みの紫色のことです。紫檀とはインド、スリランカ原産のマメ科の常緑高木 …続きを読む - ■紺碧-Konpeki(#005B98)
紺碧(こんぺき)とは、真夏の日差しの強い青空の色のような深く濃い青色のことです。濃い青色の『紺色』と強い青緑色の『碧色』 …続きを読む - ■蒲公英色-Tanpopo-iro(#FFE200)
蒲公英色(たんぽぽいろ)とは、蒲公英の花に由来する鮮やかな黄色のことです。蒲公英はキク科タンポポ属の総称で、日本の春を代 …続きを読む - ■亜麻色-Ama-iro(#C7B897)
亜麻色(あまいろ)とは、亜麻を紡いだ糸の色のような黄色がかった薄茶色のことです。日本古来の色ではなく明治以降に使われるよ …続きを読む - ■煉瓦色-Renga-iro(#AA5C3F)
煉瓦色(れんがいろ)とは、赤煉瓦のような赤味のくすんだ茶色のことです。弁柄のような色ですが、明治以降に誕生した比較的新し …続きを読む - ■長春色-Chōshun-iro(#D88B83)
長春色(ちょうしゅんいろ)とは、灰色がかった鈍い紅色のことです。長春とは本来は常春の意味ですが、古く中国から渡来した「庚 …続きを読む - ■檸檬色-Remon-iro(#ECDF2B)
檸檬色(れもんいろ)とは、やや緑味を帯びた薄い黄色のことです。果実のレモンに由来した色名で、19世紀にヨーロッパで誕生し …続きを読む - ■梅紫-Umemurasaki(#AA5E81)
梅紫(うめむらさき)とは、鈍い赤紫色のことで紅藤 べにふじをさらに紅色がからせた色合いです。ちなみに、色名の「梅」とは紅 …続きを読む - ■菜の花色-Nanohana-iro(#FCD900)
菜の花色(なのはないろ)とは、油菜 あぶらなの花色のような、明るく鮮やかな黄色のことです。 別に『菜種色』とも呼ばれまし …続きを読む - ■芥子色-Karashi-iro(#D0AF4C)
芥子色(からしいろ)とは、芥子菜の種子を粉にして練った香辛料「カラシ」のようなやや鈍い黄色のことです。 …続きを読む - ■老竹色-Oitake-iro(#769164)
老竹色(おいたけいろ)は、年を経た意味の灰味をおびた老竹のような、ややくすんで灰色がかった緑色のことです。若々しくみずみ …続きを読む - ■金春色-Konparu-iro(#5AC2D9)
#金春色(こんぱるいろ)とは、明るい緑みの鮮やかな青色のことです。この色は東京・新橋の“金春新道”に置屋のあった芸者が好 …続きを読む - ■鉄色-Kurogane-iro(#102E24)
鉄色(くろがねいろ)とは、鉄の焼肌の色のような青味が暗くにぶい青緑色のことです。 …続きを読む - ■空色-Sora-iro(#73B8E2)
空色(そらいろ)とは、昼間の晴れた空を思わせる紫味の薄い明るい青色のことです。 …続きを読む - ■勿忘草-Wasurenagusa(#9CC5E6)
勿忘草(わすれなぐさ)とは、勿忘草の花のような可憐な明るい青色のことです。明治期からの新しい色名で、ドイツの伝説に由来す …続きを読む - ■新橋色-Shinbashi-iro(#5AC2D9)
新橋色(しんばしいろ)とは、明るい緑がかった浅葱色に近い鮮やかな青緑色のことです。明治中期に輸入され、ハイカラな色として …続きを読む - ■鉛色-Namari-iro(#7B7C7D)
鉛色(なまりいろ)とは、鉛のような少し青味を帯びた灰色のことです。鉛は「あおがね」ともいわれ、加工が容易で耐蝕性にすぐれ …続きを読む - ■駱駝色-Rakuda-iro(#BF794E)
駱駝色(らくだいろ)とは、駱駝の毛のような黄味の薄い茶色のことです。 …続きを読む - ■若竹色-Wakatake-iro(#7CC28E)
若竹色(わかたけいろ)は、若竹のように黄みの薄い爽やかな緑色のことです。 …続きを読む - ■苺色-Ichigo-iro(#bb5561)
苺色(いちごいろ)とは、鮮やかに色づいた苺の実のような、少し紫がかった赤色のことです。 …続きを読む - ■灰茶-Haicha(#98623C)
灰茶(はいちゃ)とは、灰色がかったややくすんだ茶色のことです。灰色が入っているためか「灰茶」という色名になりました。「雀 …続きを読む - ■蜜柑色-Mikan-iro(#F08300)
蜜柑色(みかんいろ)とは、蜜柑の果実の表皮のような黄赤色のことです。 …続きを読む - ■橙色-Daidai-iro(#EE7800)
橙色(だいだいいろ)とは、赤と黄色の中間色で鮮やかな黄赤色のことです。熟れた橙の果皮の色に由来しています。色名が生まれた …続きを読む - ■茶色-Cha-iro(#965042)
茶色(ちゃいろ)とは、茶の葉で染めた色という意味ですが、黄と赤と黒の中間色で栗の実のような色のことです。暗い灰黄赤色全般 …続きを読む - ■灰色-Hai-iro(#9F9D9A)
灰色(はいいろ)は、白と黒の中間の色のことです。物を燃やした際に出る灰のような色で薄い鼠色に用いられます。 …続きを読む - ■琥珀色-Kohaku-iro(#EA930A)
琥珀色(こはくいろ)とは、琥珀の石を思わせる透明感のある黄褐色のことです。英名では『アンバー(amber)』。日本古来の …続きを読む