赤系の色一覧
このカテゴリでは「赤系」の日本の伝統色「104色」の一覧をご紹介します。
- ■海棠色-Kaidou-iro(#E86B79)
海棠色(かいどういろ)とは、春に桜に似た美しい花を咲かせる海棠の花のような淡い赤色のことです。文字どおり海棠の花に由来し …続きを読む - ■鮭色-Sake-iro(#F4A583)
鮭色(さけいろ)とは、鮭の身のような色で淡い赤色のことです。英名『サーモンピンク』。色名としては比較的に新しく、明治期以 …続きを読む - ■思色-Omoi-iro(#D82115)
思色(おもいいろ)とは、やや黄色みのある鮮やかな赤色のことです。『思ひの色』『思の色』とも表記し、『おもいのいろ』『おも …続きを読む - ■赤丹-Akani(#D55E25)
赤丹(あかに)とは、赤い土を顔料とした黄みがかった渋い赤色のことです。平安時代にはその名が見られる古い色名で、『赤土』『 …続きを読む - ■深蘇芳-Fukakisuou(#740125)
深蘇芳(ふかきすおう)とは、濃い蘇芳染すおうぞめの色で暗く渋い紅色のことです。古くからの色名で、別に「ふかすおう」「こき …続きを読む - ■浅蘇芳-Asakisuo(#D1878B)
浅蘇芳(あさきすおう)とは、蘇芳染ぞめの薄い色で明るく渋い紅色のことです。古くからの色名で、別に「あさすおう」とも読まれ …続きを読む - ■浪花鼠-naniwanezu(#D8BEBD)
浪花鼠(なにわねず)とは、淡く渋い紅赤色のことです。 色名の「浪花」とは大阪市付近の古称で地名にちなんだ色名。「四十八茶 …続きを読む - ■御所染-Goshozome(#E7B8C2)
御所染(ごしょぞめ)とは、淡く渋い紅色のことです。寛永年間に東福門院 の女院御所に仕える女官から広まったため、この雅な名 …続きを読む - ■槿花色-Mukuge-iro(#D283A7)
槿花色(むくげいろ)とは、木槿 むくげの花のような明るく渋い紅色のことです。古くからの色名で、国史書の「群書類従」の「装 …続きを読む - ■紅葉色-momiji-iro(#E2421F)
紅葉色(もみじいろ)とは、晩秋の赤く色づくカエデのようなあざやかな赤色のことです。古くからの色名で、もとは平安装束の重ね …続きを読む - ■萩色-Hagi-iro(#E24F93)
萩色(はぎいろ)とは、秋の山野に咲く萩の花のような紫みの明るい紅色のことです。 古くからの色名で、もともとは襲の色や織り …続きを読む - ■一重梅-Hitoeume(#F29C9F)
一重梅(ひとえうめ)とは、一重咲きの梅の花のような明るい紅赤色のことです。『紅梅色』と『薄紅梅』の中間色で、平安時代の襲 …続きを読む - ■海老色-Ebi-iro(#932e40)
海老色(えびいろ)とは、伊勢海老の殻ような深く渋い赤色のことです。「えび色」といえば、平安の頃からある色名ですが、それは …続きを読む - ■梅重-Umegasane(#E9546B)
梅重(うめがさね)とは、重なり合った紅い梅の花のような明るい紅赤色のことです。平安時代の襲の装束に由来した色名で、重ねの …続きを読む - ■朱華-Hanezu(#F4A57A)
朱華(はねず)とは、黄色がかった薄い赤色のことです。『万葉集』にもその名が見られる由緒ある伝統色で、他に『波泥孺』『唐棣 …続きを読む - ■唐紅-Karakurenai(#EA0032)
唐紅(からくれない)とは、紅花で染めた濃い紅赤色のことです。『韓紅』の別表記。『深紅』は同色。 詳しい色の説明は、『韓 …続きを読む - ■赭-Soho(#CA4829)
赭(そほ)とは、赤土のような黄みを帯びた少し暗い赤色のことです。赤土を焼いて得られた赤色の顔料で、縄文時代から見られるも …続きを読む - ■乙女色-Otome-iro(#F9D0C5)
乙女色(おとめいろ)とは、乙女椿の花のような黄みをふくんだ淡い赤色のことです。『鴇色』の別名ともいわれますが、江戸時代に …続きを読む - ■薔薇色-Bara-iro(#E73275)
薔薇色(ばらいろ)とは、赤い薔薇の花のような鮮やかな紅色のことです。『そうびいろ』『しょうびしょく』とも読まれます。薔薇 …続きを読む - ■中紅花-Nakakurenai(#EE869A)
中紅花(なかくれない)とは、明るい薄みの紅色のことです。平安時代の式目『延喜式』にもその名が記された由緒ある伝統色。「な …続きを読む - ■薄桜-Usuzakura(#FCF5F7)
薄桜(うすざくら)とは、薄い桜の花の色のようなほんのり紅みを含んだ白のことです。『薄花桜』の別名も。最も薄い紅染めの色と …続きを読む - ■紅の八塩-kurenainoyashio(#AD002D)
紅の八塩(くれないのやしお)とは、紅花の濃染の深みのある真っ赤な紅色のことです。『紅の八塩』は奈良時代の濃い紅花染めの名 …続きを読む - ■乾鮭色-Karasake-iro(#EB9793)
乾鮭色(からさけいろ)とは、乾燥させた鮭の身のような橙色がかった桃色のことです。 英名は『サーモンピンク』。その名のとお …続きを読む - ■鴇色-Tokiiro(#F3A696)
鴇色(ときいろ)とは、鴇の風切羽のような黄みがかった淡く優しい桃色のことです。『朱鷺色』とも記され、あるいは『鴇羽色』と …続きを読む - ■淡紅色-Tankoushoku(#FADCE9)
淡紅色(たんこうしょく)とは、紅色に白を混ぜたような淡い紅色のことです。もともとは紅花による薄い紅染めを指していましたが …続きを読む - ■洋紅色-Youkoushoku(#DA003D)
洋紅色(ようこうしょく)とは、深く鮮やかな紅赤色のことです。別に『ようべに』とも読まれるとおり、江戸後期に西洋から伝わっ …続きを読む - ■紅唐-Benitou(#D45750)
紅唐(べにとう)とは、紅唐桟の織物の色のような黄みがかった渋い赤色のことです。『弁柄色』と同じとする説もありますが弁柄色 …続きを読む - ■銀朱-Ginshu(#E24215)
銀朱(ぎんしゅ)とは、黄みの強い赤色のことです。天然の真朱に比べ、やや黄みがかった鮮やかな赤色をしています。真朱が「朱丹 …続きを読む - ■紅梅色-Kobai-iro(#E86B79)
紅梅色(こうばいいろ)とは、一般に平安貴族たちが愛好した紅梅の花のような色のことです。キク科ベニバナを用いた紅染で、やや …続きを読む - ■紅赤-Beniaka(#E5004F)
紅赤(べにあか)とは、光の三原色のひとつである赤と絵具の三原色の紅の中間の色で、わずかに紫みを含んだ鮮やかな赤色のことで …続きを読む - ■真紅-Shinku(#AD002D)
真紅(しんく)とは、深みのある真っ赤な紅色のことです。『韓紅 からくれない』とは同色で、別に『深紅』とも表記します。現在 …続きを読む - ■臙脂色-Enji-iro(#9B003F)
臙脂色(えんじいろ)とは、黒味をおびた深く艶やかな紅色のことです。臙脂色の色名は古くからありましたが、一般的に使われるよ …続きを読む - ■朱殷-Shuan(#740A00)
朱殷(しゅあん)とは、時間がたった血のような暗い朱色のことです。血の色や血染めの色など、凄惨な様子を表現する色として使わ …続きを読む - ■柘榴色-Zakuro-iro(#C92E36)
柘榴色(ざくろいろ)とは、柘榴の果実ような紅味を帯びた深い赤色のことです。または柘榴の花のような鮮やかな橙色を指すことも …続きを読む - ■赤銅色-Shakudo-iro(#7E0F09)
赤銅色(しゃくどういろ)とは、金属の赤銅のような艶のある暗い赤色のことです。一般的に真っ黒に日焼けした肌の色を表現する際 …続きを読む - ■紅鶸-Benihiwa(#C9396D)
紅鶸色(べにひわいろ)とは、紅鶸の頭頂の羽色に由来する、わずかに紫味をおびた明るい紅色のことです。紅鶸はスズメ目アトリ科 …続きを読む - ■長春色-Chōshun-iro(#D88B83)
長春色(ちょうしゅんいろ)とは、灰色がかった鈍い紅色のことです。長春とは本来は常春の意味ですが、古く中国から渡来した「庚 …続きを読む - ■真朱-Shinshu(#D9341D)
真朱(しんしゅ)とは、少し黒味のある鈍い赤色のことです。『まそほ』とも読まれます。「朱」は硫化水銀鉱物から作られる天然の …続きを読む - ■聴色-Yurushi-iro(#FCD4D5)
聴色(ゆるしいろ)とは、紅花で染められた淡い紅色のことです。紅花大一斤で絹一疋が染められた色合いを指し、一般的には『一斤 …続きを読む - ■桃花色-Momohana-iro(#F9AEA5)
桃花色(ももはないろ)とは、美しく咲く桃の花のような淡い紅色のことです。色調的には鴇色よりもやや淡く、桜色より赤味が強い …続きを読む - ■撫子色-Nadeshiko-iro(#EEBBCB)
撫子色(なでしこいろ)とは、撫子の花のような少し紫味のあるピンク系統の薄い赤色のことです。 撫子はナデシコ科の多年草で …続きを読む - ■珊瑚珠色-Sangoshu-iro(#EF454A)
珊瑚珠色(さんごしゅいろ)は、宝石の珊瑚の珠玉のような明るく華やかな赤橙色のことです。文字通り珊瑚の珠玉にちなんだ色で、 …続きを読む - ■鉛丹色-Entan-iro(#EC6D51)
鉛丹色(えんたんいろ)とは、酸化鉛のやや赤みを強くした鮮やかな橙色のことです。別名で光明丹、赤鉛とも。 #鉛丹色 …続きを読む - ■蘇芳-Suo(#a84562)
蘇芳色(すおういろ)とは黒味を帯びた赤色で、蘇方色、蘇枋色とも書きます。蘇芳とは染料となる植物の名前で、この色はこれをア …続きを読む - ■黒緋-Kuroake(#86473F)
黒緋(くろあけ)とは、茜に紫紺を加えて黒紫味をもたせた濃い緋色のことです。名称にある緋の色感はなく黒味の強い色で、一般的 …続きを読む - ■今様色-Imayou-iro(#D0576B)
今様色(いまよういろ)とは、「今流行 はやりの色」という意味で少し淡い紅色のことです。なお「今」とは平安時代のこと。襲の …続きを読む - ■躑躅色-Tutuji-iro(#E02C87)
躑躅色(つつじいろ)とは、赤い躑躅の花のような、鮮やかな赤紫色のことです。躑躅色は、『万葉集』にもその名前がみられる古く …続きを読む - ■苺色-Ichigo-iro(#bb5561)
苺色(いちごいろ)とは、鮮やかに色づいた苺の実のような、少し紫がかった赤色のことです。 …続きを読む - ■纁-Sohi(#E0815E)
纁(そひ)とは、茜と灰汁媒染によってよって染められた明るい赤橙色のことです。 …続きを読む - ■丹色-Ni-iro(#CD622C)
丹色(にいろ)とは、赤土のような黄みがかった渋い赤色のことです。『丹に』は最古の赤絵の具の顔料の名前であり、丹摺にずりの …続きを読む - ■香色-Kou-iro(#EFCD9A)
香色(こういろ)とは、黄味がかった明るい灰黄赤色のことで、貴族趣味的なよび名です。丁子や香料の煮汁で染めた色で、色相が広 …続きを読む - ■柿色-Kaki-iro(#DE6A1C)
柿色(かきいろ)とは、柿の果実のような鮮やかで濃い橙色のことです。柿色は古くからある色名ですが、一口に「柿色」と呼んでも …続きを読む - ■赤橙-AkaDaidai(#EA5506)
赤橙(あかだいだい)とは、一般にやや赤味の濃い橙色のことです。せきとう色ともいいます。 …続きを読む - ■茶褐色-Chakasshoku(#664032)
茶褐色(ちゃかっしょく)とは、やや黒みを帯びた濃い茶色のことで、茶系を表す一般的な色名です。『褐色』といえば濃い紺色をさ …続きを読む - ■赤褐色-Sekkashoku(#683F36)
赤褐色(せっかっしょく)とは、赤みを帯びた褐色のことです。 茶色とは少し色合いが違います。 …続きを読む - ■深紅-Shinku(#AD002D)
深紅(しんく)とは、深みのある真っ赤な紅色のことです。古くは「ふかきくれない」「こきくれない」「こきべに」とも読まれ、別 …続きを読む - ■栗色-Kuri-iro(#762F07)
栗色(くりいろ)とは、栗の皮のような赤みの焦茶色のことで、落栗色ともいいます。 …続きを読む - ■朱色-Shu-iro(#EF454A)
朱色(しゅいろ)は、黄を帯びた鮮やか赤色のことです。一般に、朱肉のような少し黄色がかった赤のことを指します。 …続きを読む - ■紅鼠-Beninezu(#A06F70)
紅鼠(べにねず)とは、赤みがかった鼠色に用いられます。『四十八茶百鼠』として江戸時代に流行した色のひとつです。 …続きを読む - ■臙脂鼠-Enji-nezu(#85646C)
臙脂鼠(えんじねず)は、重厚かつ華やかな紅みがかった鼠色のことです。臙脂鼠は江戸期に人気があった色で、『四十八茶百鼠』と …続きを読む - ■赤-Aka(#F20000)
赤色(あかいろ)とは、熟したイチゴや血液のような色の総称のことです。JIS規格では基本色名の一つ。語源は「明(アカ)るい …続きを読む - ■小豆鼠-Azukinezu(#715454)
小豆鼠(あずきねずみ)とは、小豆色がかった鼠色のことです。赤みのある鼠色に用いられます。 …続きを読む - ■茜色-Akane-iro(#B7282E)
茜色(あかねいろ)とは、茜草の根で染めた暗い赤色のことです。夕暮れ時の空の形容などに良く用いられることで知られています。 …続きを読む - ■浅緋-Asaake(#DF7163)
浅緋(あさあけ)とは、茜で薄く染めた緋色のこで、わずかに黄味の赤色に用いられます。 …続きを読む - ■朱鷺色-Toki-iro(#F3A696)
朱鷺色(ときいろ)とは、少し黄みがかった淡くやさしい桃色のことです。『鴇色』とも記され、紅花や蘇芳で染められました。色名 …続きを読む - ■紅色-Beni-iro(#E1344C)
紅色(べにいろ)とは、紅花の濃染による鮮やかな赤色のことです。または色料の三原色CMYのM100%『マゼンタ』を指す場合 …続きを読む - ■雀色-Suzumeiro(#864337)
雀色(すずめいろ)とは、雀の頭のような赤黒い茶色のことです。雀頭(じゃくとう)色ともいいます。 …続きを読む - ■宗伝唐茶-Sodenkaracha(#A16D5D)
宗伝唐茶(そうでんからちゃ)とは、唐茶より少し黒みを帯びた赤みの褐色のことです。江戸初期の京の染師、鶴屋宗伝が染め始めた …続きを読む - ■樺茶-Kabacha(#726250)
樺茶(かばちゃ)とは、樺色(かばいろ)を帯びた茶色のことです。 …続きを読む - ■遠州茶-Enshucha(#CA8269)
遠州茶(えんしゅうちゃ)とは、赤みの鈍い橙色のことです。江戸時代前期の茶人で桂離宮などの造園家として知られる小堀遠州が好 …続きを読む - ■ときがら茶-Tokigaracha(#E09E87)
ときがら茶とは、すこしだけ、茶色がかった桃色。つまり鴇色がかった浅い茶色のことです。 …続きを読む - ■赤香-Akakou(#F6B894)
赤香(あかこう)とは、赤みがかった淡い橙色のことです。『丁子色』を薄くしたのが『香色』で、『丁子色』や『香色』の… …続きを読む - ■洗朱-Araishu(#D0826C)
洗朱(あらいしゅ)とは、薄い朱色のことで黄色味を帯びた朱色、くすんだ黄赤に近い色のことです。 …続きを読む - ■弁柄色-Bengara-iro(#8F2E14)
弁柄色(べんがらいろ)とは、暗い赤みを帯びた茶色のことです。 …続きを読む - ■宍色-Shishi-iro(#EFAB93)
宍色(ししいろ)とは、人間の肌色のような浅い黄みがかった赤色のことです。 …続きを読む - ■緋-Ake(#BA2636)
緋(あけ)とは、やや黄色味のある鮮やかな赤色のことで、平安時代から用いられた伝統色名です。 …続きを読む - ■照柿-Terigaki(#F89264)
照柿(てりがき)とは、赤みがかった濃い橙色で、熟した柿の皮の色に似ています。 …続きを読む - ■紅緋-Benihi(#F83929)
紅緋(べにひ)とは、冴えた黄みの赤色のことです。紅花染めと鬱金や支子などの黄みの色を染め重ねられた色。同じような染め色と …続きを読む - ■紅檜皮-Benihihada(#7B4741)
紅檜皮(べにひはだ)とは、樹皮を剥いだ時のような赤褐色のことです。檜皮は檜、杉などの樹皮のことで、檜皮色は赤褐色を指しま …続きを読む - ■紅鳶-Benitobi(#9A493F)
紅鳶(べにとび)とは、紅色がかった濃い赤褐色です。江戸時代中期ごろに流行しましたが、この時期にはこのほか鳶色をはじめ、「 …続きを読む - ■紅樺-Benikaba(#B63D1B)
紅樺(べにかば)とは、紅色がかった樺色のことです。樺色は蒲の穂に似た茶褐色を指します。変相色に紅樺茶があります。 …続きを読む - ■東雲色-Shinonome-iro(#F19072)
東雲色(しののめいろ)とは、夜が明け始めるころ太陽で白み始める東の空のことで、やや黄みのピンク色に近い色です。 …続きを読む - ■猩々緋-Shojohi(#E7001D)
猩猩緋(しょうじょうひ)とは、緋の中でも特に強い黄味がかった朱色のことです。室町時代後期からの南蛮貿易により舶載された毛 …続きを読む - ■珊瑚色-Sango-iro(#EF8468)
珊瑚色(さんごいろ)とは、赤い珊瑚を粉末にした顔料の色で、黄みがかった明るい赤色のことです。英名では『コーラル』『コーラ …続きを読む - ■曙色-Akebono-iro(#F9A383)
曙色(あけぼのいろ)とは、曙の空を思わせる、朝焼けのような淡い黄赤色です。「東雲色」ともいいます。 …続きを読む - ■栗梅-Kiriume(#6C1912)
栗梅(くりうめ)とは、栗色みがかった濃い赤茶色です。色名は「栗色の梅染」が略されたもので、江戸時代前期から使われました。 …続きを読む - ■海老茶-Ebicha(#6c2c2f)
海老茶(えびちゃ)とは、伊勢海老のような色、赤みの茶色もしくは紫みの暗い赤色のことで「蝦茶」とも書きます。山葡萄の葡萄茶 …続きを読む - ■葡萄茶-Ebicha(#640125)
葡萄茶(えびちゃ)とは、やや紫を帯びた暗い赤色のことです。葡萄酒の色をさす英語の色名ワインレッド(wine-red)の色 …続きを読む - ■小豆色-Azuki-iro(#A04940)
小豆色(あずきいろ)とは、赤小豆の実の色のような暗みがかった赤紫のことです。江戸時代になってから色名として用いられていま …続きを読む - ■赤紅-Akabeni(#D81F35)
赤紅(あかべに)とは、鮮やかでさえた紅赤色のことです。江戸初期から愛用された染色で、天保-貞享時代の頃には『赤紅』の鹿の …続きを読む - ■蘇芳香-Suoko(#B23E52)
蘇芳香(すおうこう)とは、蘇芳の赤に黄を加えた紅味のある褐色のことです。 …続きを読む - ■鴇浅葱-tokiasagi(#B88884)
鴇浅葱(ときあさぎ)とは、やや灰色がかった紅色で、長春色より薄い色です。鴇色がかった浅葱色という意味からついた名称と思わ …続きを読む - ■梅鼠-Umenezumi(#AD7984)
梅鼠(うめねずみ)とは、紅梅の花の赤味のある薄い鼠色のことです …続きを読む - ■水柿-Mizugaki(#B56C60)
水柿(みずがき)とは、江戸時代は渋柿と弁柄で染めた柿渋色を「柿」と呼んでいました。江戸時代は渋柿と弁柄で染めた柿渋色を「 …続きを読む - ■甚三紅-Jinzamomi(#D23F40)
甚三紅(じんざもみ)とは、蘇芳による紅染めの代用染で黄みがかった紅色のことです。江戸初期の紅花を使わずに『紅梅色』の絹布 …続きを読む - ■深緋-Kokiake(#C20024)
深緋(こきあけ)とは、紫みの暗い赤色で、茜と紫とで染めたものです。名称にある緋の色感はなく黒みの強い色です。 …続きを読む - ■韓紅-Karakurenai(#EA0032)
韓紅(からくれない)とは、紅花で染めた濃い紅赤色のことです。奈良時代には「紅の八塩」呼ばれていました。 …続きを読む - ■鴇羽色-Tokiha-iro(#F49E95)
鴇羽色(ときはいろ)とは、トキの風切羽の色のことです。やや紫に近い淡いピンクで朱鷺色とも表記します。 …続きを読む - ■薄紅-Usukurenai(#B15C65)
薄紅(うすくれない)とは色名の一つで、淡く、ややくすんだ紅色のことです。「くれない」は古い読み方で、近世以降は「べに」と …続きを読む - ■退紅-Arazome(#FFB3A7)
退紅(あらぞめ)とは、桜色と一斤染の中間の赤みのごく薄い赤紫色で、色名は褪めた紅の意味です。『延喜弾正台式』では、車馬女 …続きを読む - ■桜色-Sakura-iro(#FEEEED)
桜色(さくらいろ)とは、桜の花弁にイメージされる紅味を含んだ淡い紅色のことです。ほんのり酔った女性の顔や皮膚が赤みをおび …続きを読む - ■中紅-Nakabeni(#EB6159)
中紅(なかべに)とは、紅花 べにばなから作られる片紅で染めた、黄みが強い紅色のことです。江戸前期の色名。紅花を揉んで振り …続きを読む - ■一斤染-Ikkonzome(#FCD4D5)
一斤染(いっこんぞめ)は、染料の紅花一斤で絹一疋を染めた淡い紅色のことです。平安時代は紅花が高価であったため、濃い紅染は …続きを読む - ■桃色-Momo-iro(#F58F98)
桃色(ももいろ)とは、桃の花のような、紅花で淡く染めた色のことです。 …続きを読む